アドリブアプローチ | Sala de Sada ~Nueva~

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フラメンコギタリスト 伊集院サダトシのブログ
フラメンコギターのソロ演奏にストンプパーカッション(足踏みパーカッション)を組み合わせた演奏スタイル ”一人行脚”で全国で活動。オリジナルのCD制作に加え、各種舞台での音楽制作もやっています。

ロックをやっていた頃から

アドリブ

は何となくやっていました。

但し、

それは、知ってるスケールノートを外れないように

それっぽく繋げたり、リックの狙い撃ちのような

初歩の初歩なものでした。

(今もあまり変わりませんが、、、)


フラメンコギターを始めて、更に他ジャンルのミュージシャンの方とセッションするようになって、改めてアドリブに対する渇望が強くなりました。


アドリブといえば、ジャズ😊

様々な理論や方法論があり、

プレイスタイルも様々で、

なおかつ、

フラメンコギターのテイストとは随分違います。

なので、

そのまま使うという感じてはなく、

理解した上でフラメンコギターに(自分の好みに)

合うように再構築しなければなりません。

最初はやっていましたがやめました。


あるものから拾い上げるのではなく、

自分で組み立てる。

もし、そこに必要となれば

理論や方法論を探す


ことにしました。

そこで

自分がアドリブでやりたいことを

考えてみました。

4つありました。

1.コード感がある。

2.つい頭で終わりがち。なのでなるべく頭で終わらない。

3.短い長さで終わらない。いつまでも弾き続けるようにしておいて好きなところで終わらせる感じ

4.シーケンスフレーズを変化させる。


自分にとってアドリブは

音の流れ以上に

リズムの狙いがしっかりしていること、

そして変化に富んで楽しいこと

がポイントになりました。


1.はなかなか簡単にはいかないですが、2.〜4.はまず取り組めるものだと思うので、基本練習に取り入れています。


ヴィジョンが決まったので、あとはやるのみ。


また、少し霧が晴れました。