朝のお婆ちゃん | さだじぃ。のヒーリング日記

さだじぃ。のヒーリング日記

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いつものように レタス巻きの配達を終わらせ

いつものように、港の駅のベンチで缶コーヒーを飲む。

いつものように、ちりめん屋の浜ちゃんを茶化すと


いつもと違う感覚が降りて来た‥?


浜ちゃんのちりめん売り場の横を左手を抱え 左足を引きずりながら歩いて来るお婆ちゃんが 私の方に来る

私の右側のスペースに「どっこいしょ」と座った


「お婆ちゃん、麻痺は長いの?」
「15年になる」
「動かないの?」
「なかなかね‥」
「動いたら嬉しい?」

「そりゃあ嬉しいけど、アナタは動かせるの?」
「少しは動くかもよ。触らしてね」


ヒーリング開始##EM.d.140##

軽く氣を充てただけで、どんどん暖かくなるのがわかる お婆ちゃんも何コレ?っていうのよね


お連れさんが 食事の予約を入れていて呼びに来ても お婆ちゃんは 「私はこの人に治してもらうから食べない」って


支配人が笑っていたけど営業妨害だな…


しばらくすると 手のひらが柔らかくなり始めた

人差し指と中指が自力で少し動き始めたのでお婆ちゃんに「お婆ちゃん、諦めずに毎日ニンギマンマしてね」と伝えたら


「私少し動き始めたら泊まりがけで来るからね」
「だってさ!動くようになってから死にたいもん…」 って言われた


神戸から来た お婆ちゃんは 何度もお辞儀をして 私の軽トラックを見送ってくれました。


自分で命を絶つ人に聞かせてやりたい言葉でした

お婆ちゃんは 動くようになって死にたい

あの世では 自由に動かしたいと思われていて


あぁ…人間って生かされてる事に気付けば このような 言葉が自然に出るんだって思います。

ありがとうお婆ちゃん。



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