思えば・・・
令和4年4月 相棒からの影響で、「菌ちゃん元気っ子」の吉田俊道先生を知り、また、真菰の魅力を知ってしまったわしは相棒の伝手を頼り、自宅から車で1時間程度の農村に畑を、さらに20分要する所に田圃を借り、古民家まで借りたのでした。 それが苦難の幕開けでした...畑の苦難・・・900㎡程度の畑を借りましたが、耕運機もない状況下では広すぎ て持て余し、結果草刈りに手が回らず隣の農家の方から苦情が来て何も植えることなく手放すことになりました。田圃の苦難・・・真菰栽培は、 同じイネ科ということもあり殆ど 行程はお米の栽培と一緒です。 しかし、わしは全くの無知。水さえ引き入れれば田圃に水が溜まるものと思っておりました。結果、水溜まりが点在しているだけの状態に。代掻きと畦塗りの重要さを身をもって知りました。水が溜まらないので、雑草天国状態になり、草刈りに明け暮れる日々が続いたのでした。古民家の苦難・・・当初、水道不調、畳ボロボロダニうようよ、床の根太グズグズ状態の古民家を25,000円/月での話しだったのですが、流石に条件が悪すぎると、相棒が家主に交渉してくれ、水道修理、 根太改修、畳表張り替えまでは家主持ちとなりました。しかし、実際利用してみると、車は横付け出来ず、また、畑メインで考えていたため、畑からは近いが、田圃からは距離があり、畑を断念後は拠点 として機能的ではない成り行きとなりました。そのうえ、尋常ではないほど発生するカビの掃除、ネズミの糞だらけの小屋(ネズミー ランドと呼んでました)の掃除、また、広い敷地の草刈りに追われて農作業出来ない日が幾日もあり、何のために借りたかサッパリ分からなくなってしまいました。で、8ヶ月で退去。教訓身の丈に合わないことをすると失敗する身から出たサビとはいえ、疲れがドーンと溜まった春~夏なのでした。