2021年1月6日、リアル仕事始めは荷造り・出荷・残業など。 | 滋賀・高島の機屋・サダ杉岡のブログ

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滋賀の高島という地域で機屋をしている今年53歳の男のブログです。
仕事のこと・家族のこと・日々の日常で感じたことなどを綴っております。
大したことは書いておりませんが、それでもよろしければご覧ください。

本日水曜日から、世間様から数日遅れて、我が社も仕事始めをさせていただきました。
 

おかげさまで


社員さんたちも皆さん出社いただき、安堵。


年始の挨拶などを相互に交わしつつ、また安堵。


(昨日動かさなかった)織機の一部は寒さのせいで稼働できない?こともありましたが、概ねそのあたりはクリア。


現場に入りながら、頭の中のの傍らでは、今日明日にしないといけない出荷の段取りに追われ始めます。


ストックの関係で


高島晒さんに預けている反物の中から、他の加工所に転送してもらわないといけないものが出てきまして。(あまり推奨されることではないので、すみません)


昨日から予定していたものが中田運送さんに出荷されると聞き、中田運送さんの会社敷地の一部を借りて荷造りをさせていただくことになりました。


中田運送さんの倉庫には、わたしたちの業界の繊維で言えば、製品よりである「布」よりも、原料である「糸」が、めっちゃある状態です。


これが


コロナ禍による商社さんの調整によるものなのか?撚糸屋さんや原糸屋さんのただのストックなのか?それともコロナなんて関係ない諸事情のせいなのか?


まあ


わたしたち織布業者の仕事の具合を鑑みると、たくさん仕事があるわけではないので、やっぱりそういうことなのかな、とは思いますが。


最初、中田運送さんの事務所でお茶などいただき、待たせていただいたのですが、あまりに日当たりが良く、居心地が良すぎるので、このままでは寝てしまうと判断して。


外で入荷を待つわたし。


入荷完了。


荷造り開始します。


荷造りには2種類あり、紙包みと、紐で括るだけ のふたタイプありますが


今回は紐くくり。


これがそこそこ時間もかかる作業なのですが、身体も動かすので楽しく、冬なのでええ感じに温まります。


お邪魔しました。


帰社して、メールへの応対をしてから


お昼は機織りをしつつ、会社から出荷する反物の確認作業を併行させます。


織りつつ、たたみつつ、なんだか大変。


13時過ぎ、お昼ごはん。


ヨメ様の質問


「今日はどっち?」


どん兵衛のきつねそば!



なかなかレアな!


今日はそれをいただきます。


うどんは5分ですが、そばは3分なのも有り難いですね。





ある面では、どん兵衛のきつねそばが、最強の即席麺なのかもしれない、とわたしはいつも思っています。


一番、立ち食いそばうどんレベルに近い気がしますので。


美味しくいただきました。


ごちそうさまでした。


コーヒーも頂いて。


こちらもごちそうさまでした。


食後、すぐに工場に戻るも


電話が度々鳴ったり、またこちらから掛ける必要があったり


出荷のことで度々、事務作業の必要があったり


行ったり来たり


もう、バタバタでした。


出荷できたことで、ようやく安堵しました。


今日は、どこかしこの場面で全て、バタバタする中ではありましたが、その分、落ち着いたときには「安堵」を得られた気がした一日となりました。


そんな仕事始めの一日となりましたが、「生きている」実感も感じられたし、そのことはなんとなく良かったな、と思う次第です。


さて


また違う規格の反物の出荷を目指して織っていきたいと思いますし、力強く2021年の商談も進めていきたいと思います。


夕方まで電話がそこそこ鳴りましたが、夕食のため、一旦帰宅。


いただきます。




鶏と大根の炊いたもの。




秋田のきゃらぶき。


味の濃いものが好きです。




ごちそうさまでした。


食後、子どもたちの明日の予定などを聞いてから、職場に戻りました。


昨日織った反物の多さのため、なかなか検反とたたみ作業までが完了出来なかった本日の現場。


急ぎ以外の織機を一旦止めて、検反しました。


傍らで事務所にも入っていたので、何かとややこしかった。




ある程度できてよかったです。





今年はどんな年になるだろうか、考えてはみるものの、あまり想像もつかないし、やれることをやって、備えるしかないのかなと思っています。





やることをやったら、それに報いてもらえるような社会ではない、とはわかっているものの、やっぱり頑張るしかないのですよね。




今日は早めに残業を終え、帰宅したら上の子がまだ勉強をしていました。


まあ、受験生なので当たり前なんでしょうが、ウチではそういうのは珍しく、そのことにちょっと感動しました。


子どもの頑張りに負けず、親も頑張ってみる一年にしようと思いました。


改めて


今年もよろしくお願いします。