2019年4月23日、ご来客・取材。 | 滋賀・高島の機屋・サダ杉岡のブログ

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滋賀の高島という地域で機屋をしている今年53歳の男のブログです。
仕事のこと・家族のこと・日々の日常で感じたことなどを綴っております。
大したことは書いておりませんが、それでもよろしければご覧ください。

本日は(久しぶりに)、高島織物産地へ・・


「ビワコットン」
(先だってよりの「ほぼ日」さんの「生活のたのしみ展」での販売を無事遂行されたようです!お疲れさまでした)


に関してのご見学のお客様をお迎えしました。


しかも


お得意先さまが、雑誌社の取材の方もお連れいただくという。


有り難いことです。


身体と心の双方が引き締まる中。


朝9時過ぎの最寄り駅へのご到着から、17時過ぎの最寄り駅へのお送りまで、きっちりとさせていただきました。


わが社の


機織り現場にもお出でいただき。


再三ですが、有り難いことです。


折しも


ちょうど子どもたちの「家庭訪問」が始まる中でもありまして・・。


お得意先さまの訪問は、さながら企業でいえば「家庭訪問」だなぁ、などと考えてみた次第です。


そんな火曜日。


緊張感からか?


四時半ごろに目覚めます。


朝食は、納豆ご飯。


「粘り強くいきなさい」


というヨメからの指示だと受け取った次第です。


ごちそうさまでした。


火曜日なので、簡単なゴミだしをして、事務所を片付け、会社、工場などの社屋前の営業車を整理。


以前からお伝えしておりますが。


ここのところ母屋の焼き板の張り替え工事に来られているので、その母屋の工事に邪魔になる車両を工場敷地内に置いています。


そのため、その車両を整えないと、写真を撮っていただくこともままなりません。


その作業をしている最中、お得意先さまから電話。


「京都駅ですが、湖西線が来ません。」


なるほど、すみません。


自社を片付けた後。


高島晒にて、電車を待ちつつ、用事をしつつ、待機。


結局


15分ほど遅れて、ご到着されました。


よかった。大幅な遅れではない。


まずは市内マキノの撚糸屋さんへ。


こちらは、市況も鑑みて、今のところあまり撚糸機を動かしてもらっていないので、機械だけを撮影していただきます。


それでも、とても熱心に撮影、取材をしていただきます。


続いて、高島織物組合へ。


空ビーム・巻きビーム置き場。


荒巻工程を見ていただき、サイジング工程を見ていただき。


「若い人が多いですね」


「皆さん、動かれていますね」


というお声に、組合員としては思わず嬉しくなります。


そうです。


今、高島織物組合は、とてもフレッシュです。


(気になる方はご見学を・・)


サイジングの引っ越し作業で出た糊でパリパリの畦分け出来ていない、乾いた湯葉のようなものに食いつくわたし、そして同行の皆さん。


これは面白い。




本題からそれがちですが。


引率者のわたしはともかく、しっかり取材はしていただき、織物組合さんを後にしまして。


続いて、わが社へ。


機織り、その前の繋ぐ行程、そしてワインダーの工程(機械を入れ替えたばかり・・さりげないアピール)、検反の工程を熱心にご覧いただきます。


ビワコットンの生地のアップも撮っておられます。


やはり


プロはすごいな、と感心しきり。


お昼は、かばた館さんで昼食を。


皆さんはとんちゃん定食や姫御膳などを選ばれ。


わたしは・・。


昨日と同じく、きつねうどん+しょいめし。



やっぱりきつねうどんが好き。


ごちそうさまでした。



食後、高島晒さんへ向かうにしても時間が空いて。


ここはやはり


「COFFE WORKS PLUS」さんへ。


こちらのお店が近くにあるなんて、幸せすぎる。


今回は、取材される方々のご希望ということもあったのですが、コーヒーが届いてもガチの撮影を始められ。


「あれ?」


と思っていたところ、お聞きしたら紙面の中にも「COFFE WORKS PLUS」さんのことを織り込まれるということで。


(「ビワコットン」の育まれた高島全体の紙面にしたい?ということかと。素晴らしい)


マスターに許可をお願いすると、快く。


よかったです。


わたし、暑くなってきた今日は「コーヒー&トニック」で、目を覚まさせて頂きました。


ごちそうさまでした。


そして


取材許可いただき、ありがとうございました。


それから


高島晒さんへ。


生地加工の現場を、見ていただきました。



型押しの工程。


生機の状態から、型押しをして、シワをつけます。




奮闘する職人、内藤さん。


ありがとうございます。


その後、豊富な水を使った「洗い」の工程を見ていただきます。


やはり


高島晒の花形ですね。


水をたっぷり使い、きちんと白度を出す。












迫力のある工程が、動いていてよかったです。


有り難いことです。


ちょうど


ビワコットンの生地上がり前を見ていただくことができまして。

 
喜んでいただけてよかったです。



他の会社様の分ですが、こちらも早めに上がってよかった。


安堵。


最後に、仕上げを見ていただきました。


ありがとうございます。


事務所に戻り、平山部長と並んでインタビューを受けます。


やはり・・。


何度受けても、インタビューは慣れない。


慣れるわけがない。


でも受けるしかない。


わたくし杉岡、もうすぐ48才。


まだまだ、修行中。


高島晒さんを後にして。


上原酒造さんへ。


こちらも、先方のご希望もありますが、わたしのおすすめのコースです。


自分の地域の酒屋さんにご興味を持っていただくことは、本当に誇らしいことです。


コーヒーにせよ、お酒にせよ、本当に水ありき。


織物を作る工程でも、本当に水ありき。


その部分を強く感じていただける紙面になると良いなあとおもいます。


上原社長にも許可を頂くことができまして。


感謝でございます。


いろんなお話を聞きながら、見学スタートです。


不老泉 赤ラベル。


やはり


不老泉は「赤」がステキ。


お客様は試飲も楽しまれ。


飲めないわたしは、傍らの甕を凝視。



これは面白い。


湧き水エリアを見つつ。


やはり素晴らしい。




最後に、酒蔵の写真も撮られます。


見学いただいてありがとうございました。


無事終了しまして、駅までお送りしまして。


終い際の高島晒さんへ、用事もありつつ、取材のお礼を兼ねてあいさつをして。



その帰り、「COFFE WORKS PLUS」さんにもご挨拶。



夕方は、カフェラテを頂きました。


幸せだ。


掲載予定の雑誌をお渡しして。


マスターありがとうございます。


帰り道、電話が鳴り、サンプルを送るご依頼をいただきます。



アルファードは、4444kmを突破しまして。


お客様にとって良い車でもありますが、もう少し乗ってどこかにいきたいな、などと思ったり。


もうすぐゴールデンウィーク。


帰社、事務所にて、メール返信や、書類整理など。


19時過ぎまで用事をしつつ。


帰宅。


夕食。


なんと。


自宅でも「しょいめし」が。


美味しくいただきます。


おかずの豚肉も、疲労回復によさげ。


ごちそうさまでした。


食後はお風呂に入り。


家族が寝てから、一年間使えずに置いておいた「surface」の新しいハードを立ち上げることにしました。


ずっと頭の片隅にあったことを、この前に思い出しました。


買おう。と思って購入したときに何を考えていたのかも覚えていません。


裏面にもプロテクトフィルムを貼ります。




それから、液晶にも貼ります。


多分、これが面倒くさくなって、立ち上げを渋っていたのだな。


もっと早めに使い始めていたら、プレゼンとかに良かったかもしれないな。


でも


時間もなかった。


よしとしよう。


立ち上げ後、バッテリー充電の時間。


わたしはしばらく、千葉ロッテ 対 埼玉西武を見て。


すごい戦い。




結局、引き分け。


見てしまった自分を恨めしく思いましたが、今日は良い日だったので、良しです。


一日、堪能しました。


いろんな方々に


ありがとうございました。