2018年4月6日、帰国日。 | 滋賀・高島の機屋・サダ杉岡のブログ

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滋賀の高島という地域で機屋をしている今年53歳の男のブログです。
仕事のこと・家族のこと・日々の日常で感じたことなどを綴っております。
大したことは書いておりませんが、それでもよろしければご覧ください。

釜山の朝。


朝ごはんに、デジクッパを食べに行きました。


雨ですが、食欲は天気には負けません。


デジクッパとは


豚の骨から出たスープです。


まずスープを飲んで、具の豚肉をタレにつけて食べる、という、韓国ならではのスープ料理です。


これまた「バクテー(肉骨茶)」に少しにている食感の、しかしながらまた非なる食べ物です。


見た目よりはあっさりしていて。




朝の胃袋には最適なのかもしれません。


小さいエビや、キムチなどを放り込んで食べます。


玉ねぎやプッコチは味噌ダレにつけて食べて、とお店のオモニに言われましたが、とりあえず適当に食べます。


このお店のものは、最初からご飯が沈んでいて。


おじや、おかゆのような優しい食感です。


お店の名前は「三代目」さん。美味しかったです。






スープがなくなりそうになったら足してくれたり、サービスがすごい!でもこれでは減らない、永遠に食べ続けられるシステム?


減らないので、結果的に少し残すことになりましたが、すみません。



ごちそうさまでした。


帰り道、スターバックスでコーヒーをいただきます。


韓国には、ずいぶんコーヒー屋さんがおおいな、という印象です。



しかしながら、スタバにはそんなにお客さんがおられず、やはり少し濃すぎるのか、価格帯が高いのか?時間帯がたまたまそうなのか?


他の国や地域では多くのお客さんがおられますが、空いていてちょうど良かったですが、気になるところではありました。


冷たい雨のなか、あたたかい店で飲むホットコーヒーは美味しかったです。


ごちそうさまでした。


8時前にホテルに帰り、荷造りをして、お世話になったロッテホテルをチェックアウトするため、階下に降りて、こちらのクラブの会長にいただいた、絵画を梱包しました。


森田さんに袋をもらったり。


中田幹事にプチプチをとってきてもらったり。


色んなことをして、またしていただいて、なんとか包めて良かったです。


あとは、運び込むだけです。



9時20分に、こちらのクラブの方々に連れていってもらう観光ツアーの集合時間となり、しばらくバスの発着場所で待ちました。


銀色光る、こちらの消防ならではの?消火器。


なぜこちらでは銀なのか、また日本では赤なのか?


そんなことを思いつつ。


・・しかしながら、バスは来ることがなく。


そのまま、10時過ぎまでメンバーはフロントで待つことに。


わたし、海外へ出向いた(拙いながらもここ数年の)経験で、早めに「これはなんかあったな」と感じていました。


・こんなに、どこをとっても段取りが完璧なこちらのクラブメンバーさんに、バスの予約をしていなかった、というような落ち度があるとは思えない。


・時間が遅れているだけにしては、こちらのクラブの皆さんが慌てている。


・で、急にわたしたち高島のメンバーから離れていき、自分達だけで話し始め、寒い外で集まっている・・。


もうそんなことを見ているだけで逆に申し訳ない気持ちになりました。


わたしはそんな様子をみつつ、「待ち合い室から離れて良い時間」を少しもらうことにして、10時半まで皆さんに休憩をとってもらいました。


わたしが旅の雑用係りでも何でもないのですが、旅ももう三日目。皆さんも疲れておられるし、こういうときは誰がやっても同じだろう、と判断して動いてみました。




通訳のイナさん、ジニさん、そんな時間を埋めていただいてありがとうございました。
 

その後。


バスが壊れて、たどり着かない。ということが明確になり、今回のバスツアーは中止となりました。


食事にはつれて行っていただけることになり、その集合時間までは、休憩時間となりました。



ロッテホテル向かいの、ビジネスホテルという名の二階にて、お茶をいただくことになりまして。


そんな時間にも、釜山光復のクラブの方々はとても気を遣っていただいて。



お茶をご馳走になってしまいました。


本当に、申し訳ないことに。




そういうお心遣いが有り難く、また申し訳なく。


ビールを甘えてしまいました。


生ビール「MAX」美味しかったです。泡がちゃんとあるビールでした。



わたしは今回の旅を通して、ビールをたくさんいただくことが出来ました。


インドネシアなどなかなかビールが売っていない国や、マレーシアなどビールの価格が高い国に行ったときのことを考えると、本当に幸せです。


ビールについてそんなことを思っていると、こちらのクラブの会長からの頂き物が配られました。


会長にもらったのは、「二日前に予約しないと手に入らない」ケーキでした。


有り難く、頂戴いたします。


食事の時間になり、バスにのってレストランへ移動しました。


穴子を焼いて食べるという、お店でした。


生姜などをたれを入れて、焼いた穴子を食べる、というワイルドなお店でした。


生の穴子が焼かれて丸まっていきます。



貝のスープは、四人でひとつ。スプーンで皿を共用する習慣がない日本人のわたしたちにはなんとも、飲むのが難しい代物でしたが、美味しくいただきました。


工夫して食べてみましたが、生姜をのせて食べるのが一番臭みも消え、ガツンと来た感じでした。


各テーブル、和やかに食事をされています。


わたしの席の付近。



とてもよく働く穴子屋さんの女の人と、わたしの隣の席。




こちら、わたしの右隣の席。少し離れ小島。




今回ご尽力いただいているクラブのメンバーさんの席。お疲れの感じが滲んでいます。申し訳ない気持ちになります。


焼いた穴子は、とてもあっさりしています。


塩や わさび醤油で食べたいのですが、なかなかできないのがもどかしい。


ですが、とても美味しくいただきました。




たぶん、付近に塩を探せなかったのはわたしの失敗だな。


ごちそうさまでした。
 

こちらのクラブの会長さんから、ウイスキーが振る舞われ。


楽しく、そしてなかなか厳しい、飲み会となりました。


先輩メンバーからのかわいがりを受ける才川くん。





まあ、楽しそうに。

  
・・合法だな。


お店の外へ。


皆さんの心遣いが有り難い、そんな食事でした。



改めて、ごちそうさまでした。


次来るときは、ハングルが少し読めるくらいにはなっておきたいなと思います。多分、加速度的に便利になるはずなので。


ここから、空港へ向かいます。


会長は、別便で送迎されます。


本隊はバスで。

 
楽しかった釜山の町にも、そろそろお別れ。



ありがとうございました。
 

バス車中。



バス車中。





外には、桜が見えます。


こちらのクラブのメンバーさんいわく、釜山の法律なのか、韓国の法律なのか、桜の下でバーベキュー等をしながら、花見をするのは禁止だそうです。


ごみの問題なのか、風土的なものなのか。


勉強になります。


今回の旅でお世話になった、清水忠昭さんと撮影。


忠昭さんは久しぶりの海外だったそうですが、わたしはうまくアテンドできたのか、いささか不安ですが。


チェックインして、保安検査と出国審査を受けます。


街の規模に比べたら、釜山の空港は少しだけ小さいように思えます。


こちらのクラブのメンバーさんに、見送ってもらいます。


みなさん、ありがとうございました。



最後まで、なんだか申し訳ない気持ちでいっぱいです。


空港に入り、阪田くんと渡部くんと清水さんとわたしとで、ラウンジにてすこし休憩。


パク・クネ前大統領の判決の話題しかなかったです。


会話が少しだけ弾み、こちらの方に注意されてしまったのは大変申し訳ございませんでした。


ごちそうさまでした。


16時15分ほどに飛行機に乗り込み、ほぼ定時に帰れそうで、少し安堵。


旅の最後で、こちらは晴れてきました。


まあ、そんなもんですよね。


席は真ん中あたりの、中央席。


帰りの餃子ドッグは、中身がハムチーズで、こちらの方が食べやすくて好き。


ごちそうさまでした。


ほぼ定時に空港に着きましたが、大雨。


そして、なんだか暑い。汗が出ました。


今回も、審査などを何とか越えることができて、帰ってこられました。 


会長からいただいた絵も、無事に日本に持ち帰ることが出来ました。



一様に安堵されるメンバーさんがた。




みなさん、おかえりなさい。



ここから、バスに乗り換え。


帰りも、中田観光さんのバスに乗せていただきました。


空港から、こんな方法で帰れるなんて、本当に幸せ。


荷物も相当増えていて、積み込むのも大変なのですが、それも旅の楽しさ。


みんなで手伝って積み込むのも、ロータリークラブのよさ。



18時45分頃、出発。


雨景色の中のバス車中。


みなさん、お疲れ様。


ご馳走は水。


汗をかいたので、美味しかった。


岸和田サービスエリアで、梅うどん。


フードコートと違って出てくるのは遅かったですが、何とか20分で食べられました。



あっさりしていて美味しかった。


ごちそうさまでした。


その後、阪和道~近畿道~名神~161号線を経由して帰ってきます。


馬場委員長からのご挨拶。




そして桑原会長からのご挨拶。


会長のお言葉の中の


「向こうの方の心遣いを感じた機会だった」


ということを、まさにわたしも強く感じ入りました。


馬場委員長のお言葉も、充足感が見えるとても心のこもったものでした。


それにしても、皆さんお疲れ様でした。


少しずつ皆さん降りられ、帰られていきます。


わたしも無事に、帰宅できました。


帰ってかっぱえびせん「梅」を食べました。


知らない間に日本の桜も散り始めだけど、梅の味はまだまだ、春の味。



発泡酒をのみ、一息つきました。


よくよくテレビなどを見て日本の様子を振り返ってみたら、こちらでも天気がすごく悪く、飛行機に関しては、地域により離発着がしにくかったらしくて。




プサンから無事に空路で帰れて、ラッキーだったのだと感じました。


あと三時間ほど早い飛行機なら、危なかったのかも。


色んなことを感じましたが、良い旅でした。


気づいたら、4月。


仕事頑張ります。