六本木一丁目駅そばのホテルに宿泊。
最近の記憶にないくらい、とてもよく寝られたので、個人的に相性の良いホテルなのだと思います。
なぜ、このホテルにしたのかと問われると・・
今日の予定はアーク森ビルのジェトロでの商談会にあるから、ということなのです。
Facebookでどなたかが、このホテル「ヴィラフォンテーヌ六本木」を「元プリンスですね」とおっしゃってたのですが、たぶんこの隙間から見えるホテルがそうなんじゃないかな、と思います。

六本木は昔から、歩いたら迷うし、店入ったら高いし、用心することしか記憶がなかったのですが、まさか泊まることになり困惑しておりました。
朝ごはん。

外国の方のお客さんが多いのですが、そんなに丁寧な説明がきなどはなく(例えばノンハラルとかハラルとか、ハムにしても何のハムか、など)、アテンドする人もいない。
「おもてなし」国家とかいいながら、日本より外国慣れしているよその国の方が余程「受け入れ慣れ」している気がします。
オリンピックまであと間もなく、大丈夫なのか?東京及び日本。
と偉そうなことを心で言いつつ、ジェトロさんの建物へ向かいます。
ほとんどが地下道なりで結ばれていて、全く雨に濡れずに移動できました。

辛うじて知っている方では、先日、業界紙の繊維ニュースに掲載されていた浜松の古橋織布さんが来られていました。
綿工連の池田専務もこられ、励ましていただくのは良いのですが・・
嫌な予感は的中、ハンガーラックの下の目立つところに鞄をおいて、去っていかれました。
ジェトロの方とはお知り合いとはいえ、綿工連の所属としては何とも言えない部分ですが、自分の主催でもないので、こういう時は行儀よくしてほしいなあと思います。
その後、同行された綿工連の永井さんにフォローしていただき、専務の鞄は無事にオブザーバー席の方に移動できました。
ジェトロの方には、綿工連傘下の効果か、大変よくしていただいてホッチキスを貸していただいて、有り難うございました。また、「滋賀事務所開設 」「地域商標補助」の話などをさせていただき、そちらでもお話ができたことは、とても有り難かったです。
来られたブランドの方は以下の通り。
- Lanvin Homme(フランス)
- Victoria Beckham(英国)
- HELMT LANG(米国)
- Supreme(米国)
- Dusan(イタリア)
いずれの方にも、思っていたより、とても熱心に見ていただきました。

明らかに興味がなさそうなところ、というのは皆無でした。
「今は選んでも商談につながらないけど、いずれのためにサンプルをほしい」
という感じのところが二社~三社。
「気に入った、是非送ってほしい。」
が一社。
「素晴らしい、持って帰るのでカットしてください」
が一社。

合計で30点あまりが引き合いに上りました。
秋冬物の商談会としては、上々だと思います。

反省点、というか常に言われる
「シワがないものがほしい(きれいな光沢など)」
「色目が残念(鮮やかな発色がほしい)」
などという意見も聞かれましたが、それはそれ。
産地の特徴なので、申し訳ないですが、というお伝えをしたところ、皆さんご理解いただいたようです。
考えたら、富士吉田産地で数社みられ、昨日と今日で67社のサンプルをみなくてはいけないバイヤーの皆さんはタフな日々だったと思います。
そんな中でも、弊社のブースに立ち寄って頂いたことだけでも感謝しなくては、と思いました。
あとは、ジェトロの方がおっしゃった「後のフォロー」「他社との差別化」に注意して、誠意を持って応対して、やっていかないといけません。
あと、出展者の方ですが、さすがによその方は全て商談慣れされていたので、機屋さんというよりは、商社さんか生地商さんが多かったのかな?という印象です。
片付け、そしてアンケートなどに答えて会場をあとにしました。
お疲れさまでした。
12時過ぎの新幹線に振り替えさせてもらい、滋賀に戻ります。

蒸し暑いので、ここまででも大汗。
意図せず博多行きを選んだせいか、比較的この時間帯にしては混んでいる気がした車内では、それも関係あるのか、乗り継ぎなどのことも含めてわたしの周りにだけトラブルが多発していており・・。
車掌さんは静岡辺りまで席のかぶりか何かの対処をされており、そのあと京都までも延々とどなたかに呼び止められ、という繰り返しでした。
居眠りしたい人にはなかなか厳しかったでしょう。
ぼーっとしたかったわたしはそんな様子を何となく眺めて、合間に仕事できて良かったです。
京都駅で立ち食いうどん。
明日は土曜日仕事。
ぼちぼち、頑張っていきます。