寝過ごしたつもりは全くないのですが、八時間半のアテンドの疲れからか、普段より早めに寝て、ゆっくり目に起きました。
荷作りをして、チェックアウトをして、手荷物品を減らしたくて宅配便にてスーツケースを送ります。
曇り、やや晴れ間の見える東京有楽町付近。

大学のときは神奈川と東京とに住んでいたころもありますが、そんなわたしでも東京は別世界に思えます。
しかしながら
昨年に出向いたインドネシアやマレーシアでの出張時の暮らしに比べると、東京に出向くことそのものが、かなり気楽です。
治安はいいし、通貨の両替も要りませんし、食事はどれも美味しいし、もちろんパスポートもいらないし、日本語が通じますし、何か不足があれば、買いに行けば済みます。
インドネシアや、マレーシアも良い国だと思いますが、大きな意味で、やはり日本という国そのものが、わたしにとってはホームなんでしょう。
帰りの切符を買い、朝ご飯を食べに吉野家さんに寄り、牛丼特盛を頂きました。

ごちそうさまでした。
10時ジャストに到着し、ブースの準備をして、ご来客をお待ちします。

今回は眼鏡姿でのお出迎えです。
普段コンタクトをしているわたしが、眼鏡姿を選んだのは、いくつか理由があります。
少しだけ真面目に見えるのと、だだっ広い会場で目が乾かないのと、そして土曜日の空調掃除で目のなかに無数の泥が入って、おそらく目が傷付いているだろうことへの防御です。
多くのお客様をお迎えできて、良かったです。
今進めている商談の途中の方々の応対はもちろん、中には久しぶりにお会いする方もおられ、非常に有意義な展示会二日目となりました。

ただし、何か筋違いのクレームを頂いたことも多いなあ、と思った機会でもありました。
たとえば
他の機屋さんで普段生地を買われている方で、普段サンプル請求しかされないのに、普段そちらでされている生地が売れない、シワの付け方などを変えなくてはいけないんだろうか?などとおっしゃってきたり。
あるいは
合同展示会などのことかなにかで、他の機屋さんで応対されたのか、サンプルがまだとどいていない、というクレームをいただいたり。

申し訳ないですが
「知らないです」
とちょっとだけ、ほんの少しだけ冷たく対応させていただきました。
ウチの会社にしてみれば、高額の自費を払い、時間をやりくりして出展参加した展示会で、よその会社のされたことなどを言われて時間を使われる筋合いは、ないわけです。
本当に、そんなこと知らないし、対応してるのがもったいない。
ですが
百歩譲って産地そのものへのご意見だと受け止め、なおかつ高島産地からの出展者が少ない(というか他にない)ことは大いに関係あることなので、少しでも多くの出展者が増えることを祈ります。
こういうことが増えてくると、わたしひとりでは、うち一社では受け止めきれないと思いますので。
多くの方がこられたなか、滋賀県出身の中小企業診断士、今宿博史先生がお元気にブースまでお越しいただき、有り難かったです。

今宿先生、いつまでもお元気でいらしてください。
18時過ぎ、ブースの片付けを始める前までご来客が引かず、何とか片付けかけたのが18時10分過ぎ、終わったのが18時40分。
かなりいい加減な荷作りでしたが、手伝っていただいた隣のブースの滋賀麻さんの山田社長、誠に有り難う御座いました。

何とか滋賀に戻れそうです。

有楽町から、歩いて東京駅まで向かいます。
夕暮れ、夜になりかけている東京を見ていると、少しだけ寂しくなりました。

もう少し
ゆっくりして、帰りたかったのですが。
二日間のアテンドで、急いで片付けをしたこともあり、疲れがとれないまま駅へ向かうことを、非常に恨めしく思いました。
東京駅で、子どもへのお土産を買い、立ち食い寿司を食べて、ようやく一息つきました。

マグロの漬けとはまち。

イサキなどの四点盛り。

美味しく頂きました。
ごちそうさまでした。
新幹線で席がとれたことが有り難かったです。

色々と課題も見つかった展示会ではありましたが、やって来た方針を大事にしつつ、これから頑張っていこうと思える機会となりました。

お世話になった皆様、誠に有り難う御座いました。
これからも頑張らせていただきます。
明日は組合の総会に参加する予定です。