2016年3月29日、火曜日。 | 滋賀・高島の機屋・サダ杉岡のブログ

滋賀・高島の機屋・サダ杉岡のブログ

滋賀の高島という地域で機屋をしている今年53歳の男のブログです。
仕事のこと・家族のこと・日々の日常で感じたことなどを綴っております。
大したことは書いておりませんが、それでもよろしければご覧ください。

3月最後の火曜日の朝は、少しだけ温度が高く感じましたが、天気としては曇り空の中で始まりました。


わたしは、昨日入社された方のフォローをしつつ現場で主に仕事をしようと思っていたものの・・


会長=親父さんは出ていくわ、電話を掛けたりメールをしたりする用事は発生するわ、書類を作成する必要が出てくるわ、ということでてんやわんやの午前中となり、あまり新入社員さんをフォローすることが出来ませんでした。


時間の使い方は、本当に難しいです。


他の社員さんにもお任せしているのですが、その人たちにも本来の仕事があるので、やはりわたしか会長が現場で一人多い目の動きをしないといけません。


そしてまた


今現在、現場ではややこしい織物規格がスタートしており、それがまた、打ち込みは多いわ、なかなか降りにくい規格だわ、そこそこ大変なのです。


この織物にも、人が要ります。


というわけで


今、わが社は大変なのです。





極力、今は外出を控え、来客をお断りし、この仕事に懸けてみても、やっぱり用事は発生するもので、専念するまではいきません。


うまくいかないものです。


結局、午後からは


少し加工場へ出掛けた以外は、会長と代わりつつ、工場にべったりと張り付くことになりました。


そのまま19時前まで働き、それから駅までエヴェリーンを迎えに行きました。


エヴェリーンが我が家にいるのは明日までなのですが、今日はコンサートに行くと言って出掛けていたのです。


エヴェリーンが来たことで、わたしたち家族は多くのことを学んだ気がします。


わたしは、エヴェリーンを最後までホストファミリーとして制御することはできませんでした。


というか


最初から、する気もなかったのですが。


わたしもヨメも、彼女がしたいことを出来るよう、夢があるならそれを叶えられるよう、お手伝いが出来れば良いとだけ考えながら過ごしていたからです。


ですので


エヴェリーンが我が家をどう思ってるのかは実は、あまり気にしていなくて、我が家を通して、日本や滋賀や高島やロータリーに関心を持って貰えればそれでよかったのです。


そんなややこしい、わたしの思惑は


最後の夜、にこにこして過ごしているエヴェリーンを見ると、どうでもよくなるわけです。






次のご家族の中でも、きちんと仲良く、スマホばっかりさわらず話すんだよ、ときつめに、笑いながら言ったら


「ハイ」


と言っているエヴェリーン。


果たして言うことを聞くかは全くわかりませんが、その返事に、わたしは期待するしかありません。


最後の夜の食事は、わたしとエヴェリーンの二人で食べました。





ごちそうさまでした。


食後、母屋の両親のもとへ、エヴェリーンはお別れの挨拶をしに向かい、22時までヨメとわたしとで過ごし、それからバックパッキングに向かいました。


明日、昼前から市役所での住民票異動、バス会社でのバス定期の購入を経て、家族最後のご飯を食べに行きます。


それから、次の家庭にお預けしに伺います。


寂しくなります。





一期一会が人の世の習わしなので、そのことを身を以て感じることができる、我が家の子達には大きな経験だったと思います。


明日、無事に終わりますように頑張りたいと思います。