例えば、左の肩がコッているとします。
その筋肉(僧帽筋など)を伸ばして、
コリを解消すべく頭を右に倒したとします。
これは間違いではありません。
では、頭を左に倒したら・・・。
逆効果になるかといえば、そうではなく、
これもコリの解消につながります。
筋肉は収縮した後(力を入れた後)に弛緩する
という特性を持っているからです。
弛緩した際に副交感神経は優位となり、
末梢血管は血流を取り戻し、コリの解消へと向かいます。
この理論を応用したのが操体法やPNFのホールドリラックスですね。
肩がコッてしまうのは、簡単に言えば、筋肉を動かさなかったから。
つまり、それを解消するには、
動かしさえすればどちらの方向であっていいということ。
もちろん、「力の加減」というものをお忘れなく。