コラム・脳を休める | 治る力

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鍼灸・マッサージを生業にしている者が思うことを
綴ります。ときに前向きに、ときに後ろ向きに

 

肩こりの解消には脳を休めることが大事

(肩こり2‐肩こりの治療、で述べました)。

 
体を休めるためには脳を休め、脳が休まれば体も休まる。
これは肩こりに限ったことではなく、
慢性疾患の多く、消化器の疾患にはとくに当てはまります。
 
脳を休める具体的な方法としては、
暗くする、横になる、目を閉じる、です。

つまりこれは瞑想や気功や座禅ですね。

 

瞑想、気功、座禅を行う際の注意点は、

細かいことをいえば、いろいろあるようですが、

「只管打座」でいいと思っています。只管打座とは、

ただひたすらに座るだけ。座っても、横になっても、どちらでもいい。

ただ、完全に寝入ってしまうと、それによる不都合が生じてしまうことも

あるので、臥禅ではなく、座禅ということのようです。しかし

気功の場合、一般的に立位、座位、臥位のどれであっても構わない

となっているし、寝たきりの人だっています。

なんにせよ、脳を休めましょう。
 
脳を休める。