こんばんは、さこです(*^^*)

実はブログ記事、これ以外にも三つほど書きかけのものが溜まっています。

早く更新したい。

とりあえず今回は、この夏に見てめちゃハマったドラマを紹介させてください!

 

 

「九尾の狐とキケンな同居」

 

いつものことながら数年前に配信された作品レビューです笑

コロナ禍では、時間はたっぷりあったのに視聴意欲がほんとに失せてしまって、今年になってようやくコンスタントに見始めたので、数年のズレは目をつぶってください泣き笑い

これ、めっちゃ面白かったです!!!

マージでオススメです!!!

Netflix、U-NEXT、Amazonプライム等々で見られます!

 

 

あらすじとしては、韓国で時々出てくる九本の尾を持った伝説上の狐と普通の女子大生のロマンスです。

1000歳になるまでに人間にならなければ消滅してしまう運命を背負っている、チャン・ギヨン演じる九尾狐(クミホ)シン・ウヨ999歳。

人間になるため、体内に人間の精気を集めた玉を持っているが、それを思わぬアクシデントでヘリ演じる女子大生イ・ダムが飲み込んでしまったからさあ大変。

その玉を取り出すまで二人は同居することになるところから物語はスタートします。

 

 

 

では、早速この作品の魅力をネタバレありで語らせてもらいます!

 

 

 

 

 

第1話から面白い!!!

これ大事ですよね。

少し前までの韓国ドラマ(いや、今もか?)は、1話から4話くらいまでお話の基盤を作っていくような部分で、面白みに欠けるのが普通だったじゃないですか(下手したら6話7話くらいまで面白くないことも)。

「○話までは我慢して見て!そこから面白くなるから!」みたいなのが常套句笑

 

でもやはり、1話から面白いならそれに越したことはない!

私、韓ドラを見始めて20年(20年?!自分で言いながら引く…不安)にもなると、1話から面白い作品しか見なくなってきました笑

そもそも、20年前は日本で放送される韓ドラがまだまだ少なくて(「冬のソナタ」に始まり、「オールイン 運命の愛」とか「真実」とか「秋の童話」とか。書いてるだけで懐かしい笑)、それゆえに韓国で人気のある作品だけがタイムラグを挟んで輸入されていた印象があるんですが、今はもうリアルタイムで多くの韓国ドラマが見られるようになりましたよね。

この状況、取捨選択が本当に面倒臭い!笑

仕事もあるし、さすがに手当たり次第見ている暇はないので、ブロガーさん方の感想やSNS等で話題に上がる作品に絞って見ています。

 

で、こちらの作品は、ザ・ラブコメって感じかなーと、特に誰かにお勧めされたわけでもなく何気なく1話を見てみたんですよ。

そしたら最初から面白くて感動しました!

このドラマを見ようと決めた自分を褒めたい拍手

 

1話の時点で、二人の出会いから同居に至るまでが描かれていて、主役二人のキャラクターが非常に魅力的なので、楽しくなる予感しかなかったです。

そして予感を裏切らず、ずっと面白い!(これ大事)

最高ですキラキラ

(ヘリちゃんのこの顔、マジで笑った笑)

 

 

 

魅力的なキャラが最後までブレない!!!

続いてこちら!

ドラマによっては、ヒロインがめちゃくちゃ明るい役なのに、後半になってシリアスな展開になると泣いてばっかりいたりするじゃないですか。

私はあれが好きではなくて。

初期設定を貫いてくれよって思うことがあるんです。

(因みにそういうヒロインで今パッと思い浮かぶのは「雲が描いた月明かり」です。勿体なかったなー)

 

それがこのドラマの主人公ダムは違いました!

彼女は明るくサバサバしていて、思ったことはすぐ口に出してしまうような女子大生。

そのキャラクターが最後までしっかり貫かれていました!!

 

そして私が好きじゃない、相手への当たりが強くて破茶滅茶過ぎる女子とも違うんですよ。

ドラマって主人公の女の子のキャラを引き立てるために過剰に演じさせることがあるじゃないですか。

でもダムはちゃんと理性のある、自他共に認めるサバサバ女子です!

すごく愛嬌があって、自分の非はすぐ認めるし嘘や隠し事がない。

何より優しくて明るい、向日葵のような存在なんですよ。

変に作ってないし強がりもしないし、ほんと普通の女子大生って感じが好感持てました。

こんなに応援したくなる、大好きになったヒロインは中々いないです。

 

ウヨのことを「오르신(オルシン、長老の意)」って呼ぶのがまた可愛い。

最初は渋々同居を始めたものの、オルシンに何度も助けられ、オルシンに心を開いてからはほんとに素直で明るい良い子!!

 

 

対するオルシン

999歳なだけあって余裕があって、ちょっとのことでは動じず冷静沈着でかっこいい。

なのに、ダムと過ごすうちに良い意味でそのキャラクターが壊れてきて、テンパったりお茶目だったり子どもっぽくなったり、、次第に人間らしく色々な表情を見せてくれるようになって、ほんとに見ていて飽きなかったです。

 

 

因みにこのドラマ、主役二人の脇を固める登場人物もみんなキャラが立っていて最高でした!!

無駄なシーンがない!

オルシンと同じ元クミホの人間になった女の子も、ダムの友人たちも、ダムに好意を寄せる二番手も、ダムの弟も、二番手の妹も、みんな良い味出してました!!!

(ダムのお母さんだけは私が今まで見てきた韓国ドラマのどの母親タイプとも違くてびっくり笑)

 

 

 

テンポの良いストーリー

このドラマは全16話なんですが、前半は二人が同居しながら信頼関係を築いていく過程が描かれています。

無駄に反発し合うこともないので、見ていて心地良く、自然に関係が築かれていくのが良い

 

そしてダムは、次第にオルシンに恋心を抱くようになります。

一方のオルシンは、999年も生きてきたので、当然のことながら女子大生のダム(簡単に言ってしまえば年端もいっていない小娘)を恋愛対象として見ていませんでした。

だからいつも大人で、冷静で、ダムを颯爽と助けている感じ。

最初は興味本位で一時的に一緒に過ごすだけの存在でしかなかったんです。

上矢印初期の、まだ余裕たっぷりだった頃のオルシン

 

 

でもオルシンの方も次第に、ダムがあまりにも真っ直ぐでいい子なので、彼女のことを特別に思うようになります。

変に計算しない、裏表のない、いつも思ったことはすぐ口にするダムが、ほんとに魅力的で可愛いから好きになるのも頷けます!!

 

そして特別に思う内に、自分と関わらない方がダムのためだと思うようになるんです。

なぜかと言うと、あまりに長く一緒にいると、ダムは九尾狐に精気を奪われて弱っていくんです。

だからウヨはいつも親密になった女性が弱る前に手放し、相手から自分の記憶を消していました。

 

今回オルシンは、ダムのことを大切に思うからこそ早い段階で離れようとダムの記憶を消すんですが、いつもと違うことが起こります。

まずダムの記憶が消えていなかったんです(オルシンは消せたと思ってました)。

そしてオルシンは、ダムのことが恋しくて、自分を忘れてしまったとしてもそばで見守っていたくて、なんとダムの通う大学の教授になるんです!

ダムのことめっちゃ好きじゃん!!!笑

そこまで執着しといて本人に自覚ないのがまた良い笑

 

自分のことを忘れたと分かっているのに、むしろ忘れさせたのは自分なのに、ダムと関わろうとするオルシンがなんとも不器用でキュンとします不安ラブラブ

そしてあることがきっかけで、ダムの記憶が消えていないと気づき、二人はまた共に生きていくことになるのです…キラキラ

 

二人がくっついたのが9話?

こんなに早くくっついたのに、中弛みすることなく話が進んでいきます!

なぜならオルシンが人間になるというミッションが残っているから!

 

あとはオルシンの、ダムへの驚くほどの溺愛ぶり

これがマジで最高です。

恥ずかしげもなく愛の言葉を囁くし、行動も恋する男子そのもの。

999歳のオルシンだからこそ、紳士だった頃とのギャップにやられます。

ほんと可愛い。

 

 

私がきゃーーーラブラブラブってなったシーン、言っていいですか?

既にドラマを見た方なら同じところでときめいたはず!

 

 

付き合い始めた頃、ダムがオルシンの教授室に突撃訪問しました。

そのときのオルシン、ダムへの愛しさが爆発したんでしょうね。

ダムのところに駆け寄ってキスをするんです。

これだけで十分きゃーってなるんですが、途中オルシンの理性が吹っ飛ぶんですよね。

完全に獣化して、貪るようにダムにキスをしてしまいます。

恋愛初心者のダムはびっくりしてしまい体を引くのですが、オルシンもまた自分のしてしまったことに愕然とします。

 

大好きなダムといると、九尾狐の本能が制御できなくなって、ダムを傷つけてしまうかもしれない。

その恐怖から、ダムに必要以上に触れないようになるのです。

両思いなのに触れられない歯痒さが堪らん!!!

 

 

その後も面白い展開が!

なんとオルシンは、ダムに触れられないからと、他の女性から精気をもらってたんですよ!(手に触れる程度だけどね!)

何それー!!!

他の人が見たら浮気になるんですが、ダムにしてみたら自分といるために他の人間を傷つけていることが分かっています。

 

しかもウヨ、999年も生きてきたのに脇が甘くて、精気をもらっていた相手はなんと同じ大学の教授!笑

当然ダムにバレます。

バレたときのオルシンのこの世の終わりみたいなビクビクした顔が、シリアスなシーンなんだろうけどきゅんとしてしまいました泣き笑いラブラブ

ウヨはダムと一緒にいるための苦肉の策だったし、ダムとしては他の人を巻き込むくらいなら自分が相手になりたかった。

ここのすれ違いはたまんなかったなー。

でもこのカップル、すれ違っても結構すぐ元通りになるから良いんですよ!!

(すれ違ってうじうじしてる期間の長いドラマは嫌ですよね)

 

 

そして一番の激やばきゅんシーン目白押しは14話から15話!

14話に入って、ダムはオルシンを人間にするためにまた同居を始めます。

実はダム、山神(산신・サンシン。名の通り山の神様)と取引してて、オルシンを人間にするためにダムの体を守ってもらっていました。

だから今までみたいに臆することなくオルシンに近づくんです。

でも何も知らないオルシンはドキドキヒヤヒヤ。

 

隣で寝ることになったときは全然寝付けないし、ダムが後ろから抱きついてきたときにはダムの胸元が気になって道術(魔法のようなもの)を使って厚着させる始末泣き笑い

 

そしてついに。

山神と取り引きしたことを伝え、ダムは「もう危険じゃない」と言ってオルシンにキスをします。

はい、我慢に我慢を重ねていたオルシンは当然スイッチ入ります。

上矢印こちら、スイッチ入った瞬間です笑

 

色気たっぷりに「今からほんとに危ないことになると思うけど」とダムに囁きキスするのです!

そのままベッドへ。。

きゃーーーラブラブラブラブラブ

翌朝のシーンも最高でした。。

 

 

 

二人のケミ最高!!

このドラマですごいと思うのは、最初オルシンとダムが全然お似合いじゃないところ!

一緒に歩いてる二人を見ても、なんか違和感があるんですよ。

ちゃんと999歳のクミホと21歳の女子大生になってて、一線が引かれてるんですよね。

それが二人の心の距離が縮まってくると、すごくお似合いに見えてくるんだから不思議!

二人のシーンは、私の中では第1話から全部がラブシーンに見えるほど目が離せなくて、胸がときめいてばかりだったように思います。

 

二人がくっつく前も、オルシンが記憶を消してからも、二人がくっついてからも、二人の他愛のないやり取りまで含めて温かい気持ちで見ることができました。

付き合う前から二人がお互いを尊重していて、こっちが辛くなるような言い合いや大きな誤解、隠し事など、胸に突っかかる展開が少なかったからだと思います。

それはきっとダムが隠し事のできない真っ直ぐな女の子だったから。

そんなダムのもとで、次第に人間らしくなっていくオルシン。

ほんともう、、このドラマ丸ごと大好きです!!!

 

もしまだ視聴されていない方がいたらぜひ!

胸糞展開もないので、精神衛生的にもオススメです!!

 

 

 

***

 

 

このドラマが面白すぎて余韻がすごくて、もう一ヶ月以上新しい韓国ドラマを見れていません笑

ではでは。