こんばんは、さこです(*^^*)

早速ですが、前回の続き(前回記事はこちら)です!

自分の大好きなBLだったウォンソクとホドルのストーリーを整理しておきたい、本当に自己満の記事ですが、楽しんでいただけたら幸いです。

 

 

***

 

 

イケメン君による動画騒動が一段落して。

ホドルがゲイバーに嬉しそうな顔で飛び込んできます。

 

「動画の件で直接謝ってくれたんです」

「直接?会ったのか?また?」

 

ウォンソク、一度騙されたのに安易に会い、絆されているホドルにちょっと呆れ顔。

いや、ホドルはイケメン君のウソ告白を一度受け入れているので、軽く嫉妬しているのではないかと私は期待していますキメてるキラキラ

 

「なんで来た?自慢しに?」

「先輩も喜んでくれるかと……」

「ごゆっくり」

 

ウォンソクは相変わらずの塩対応で、お店に入ってきたときのホドルの勢いは完全に削がれます。

しかしウォンソク、「帰れ」とは言ってないんですよね。

これが気持ちの変化の現れかなと思っています。

そして、ウォンソクの塩対応に肩を落とすホドルに声を掛けたのは、ゲイバー常連の芸能人ソンミン(動画のことをウォンソクに教えた人)でした。

 

しばらくして、店にホドルがいないことを気にするウォンソク。

やっぱり「ごゆっくり」と言ったのは本心だったんですね目がハート愛

店員にホドルがソンミンと店を出たと聞き、血相を変えてソンミン宅に押しかけます。

出てきたソンミンがバスローブ姿だったので、ウォンソクはさらに慌ててホドルを探します。(もちろん最初にチェックしたのは寝室笑)

すると、荷物をいっぱいに持ったホドルが現れました。

ウォンソク、「なんでここにいるんだ!」と怒り心頭。

取り乱すウォンソクの姿に、ソンミンの方はびっくりしながらも合点がいきます。

「そういうこと(二人は良い仲)だったのか。ウォンソクも人間だったんだな」と興味深そうに言うのでした。

 

今までのウォンソクは、自身の美貌を生かし男を取っ替え引っ替え。

それは本気の恋をしたことがないということでもあるので、いつもクールで塩対応のウォンソクがこんな風に感情をむき出しにしている姿は、中々たまらないものがありますニコニコキューン

 

ウォンソクの車に乗り、なんで知らない人の家にまで行ったのかとホドルを責めるウォンソクですが、当の本人はあまり危機感がありません笑

ウォンソクがなんでこんなに怒ってるのかも、鈍感なホドルには到底分からないでしょう。

それがまた良い爆  笑

 

 

いよいよホドルを可愛がり始めたウォンソク。

家庭教師が終わる頃合いに、家の前で待っています。

そして家まで送ると車に乗せるのです。

今までの塩対応が嘘だったかのような、めっちゃ分かりやすいアピール!!笑

もちろんホドルは、普通に優しい先輩ぐらいにしか思ってません。

うん、それが良い。

イケメンで優しい先輩が自分に好意を抱いてくれているなんて露ほども思っていない感じが良い!!

 

ホドルの家まで送ると、ウォンソクは「遊ばないで課題やれよ」と言ってホドルの頭を撫でます。

ホドルのこと、可愛くて仕方ないんだなニコニコ

 

二人は笑顔で別れますが、家の前にはホドルのお父さんが息子の帰りを待っていました。

お父さんは、「お前を信じてる。お前は親孝行な息子だからな」という言葉を伝え、その場を立ち去ります。

ふと見ると、お父さんのいた場所には大量の煙草の吸い殻。

その瞬間ホドルは、お父さんがあの動画を見て、心配になって自分の顔を見に来たのだと察するのです。

 

悩み抜いた末に、次の日の夜でしょうか。

ホドルはウォンソクの家の前でウォンソクを待っていました。

「先輩しかいなくて……」と涙目のホドルに、ウォンソクは駆け寄ります。

ホドルは、あの動画を父が見たかもしれないと伝え、「まだ話す自信がない」と言って泣き出します。

 

ホドルをカフェに連れて行き、「もう泣くな」と言うウォンソク。

そして、自分が家族にどうやってカミングアウトしたのかを語るのでした。

ウォンソクは、自分が同性愛者だということに苦しんで、一度自殺を図っていました。

「俺のように父親に最悪の姿を見せるよりはマシだ。だから頑張ろう」と言って、ホドルの頭をポンポンします。(優しい)

 

 

後日。

ウォンソクはまた家庭教師を休んだホドルを心配して、ホドルの家まで様子を見に行きます。

家から出てきたホドルはマスクをしており、わざとらしい咳をしながら「風邪気味で」と言います。

訝しんだウォンソクがマスクを取ると、ホドルの口元には殴られた痕がありました。

どうやらカミングアウトした際、父親に殴られたようです。

目を見開くウォンソクにホドルは、「(動画の内容、つまり自分がゲイだというのは)事実だと言ったら拳が飛んできました。父はまだまだ元気です。いつか許してくれます」と、心配をかけないように明るく振る舞います。(健気でいい子悲しい

それが分かっているウォンソクは、「何かしてやりたいけど、何をすればいいか分からないから、言えよ」と伝えます。

対するホドルは、「今までこんなに世話になってるのに、そんなこと言わないでください」と遠慮します。

そのときついに、ウォンソクはそっと、ホドルの頬に触れます。

「何かしてやりたいんだ。俺が、お前のために」

 

これは愛の告白です。

ホドルに何かしたいのは、かわいそうだから世話してあげようとかそういうことではなく、ホドルがほっとけない、ホドルの助けになりたいという気持ちからなんですよね。

 

この二人、多分この日を境に関係性が変わったと勝手に思ってます笑

抱き合うシーンとか皆無なんですけど、そんな分かりやすいシーンがなくても想いが通じ合ったんだなというのがひしひし伝わってきます。

 

 

そしてある日。

明るい時間から待ち合わせする二人。(デートだよね?)

ホドルは、露店の人がトイレに行っている間店番をしていました。

人を疑うことなく、誰にでも優しいホドルにすっかり絆されている様子のウォンソク。

お店のものが全然売れないと聞き、ウォンソクが買おうとします。(イケメン!!)

やっぱり遠慮するホドルにより、誤ってウォンソクの財布がバケツの水に落ちてしまいます。

相変わらずドジなホドル笑

「迷惑をかけてばかりだ」と言いながら、財布の中身を一つずつ出して乾かします。

ウォンソクは嫌な顔一つせずその様子を見つめています。

財布には、若かりし頃のウォンソクの父親の写真が入っていました。(因みに父親は既に事故で亡くなっています)

いつも持ち歩いていることを知り、ホドルは写真の父親に向かって、「ありがとうございます。先輩を生かしてくださって」とお礼を伝えるのです。

 

ウォンソクと別れたホドルは、ウォンソクに頼まれてウォンソクの部屋にある雪山の写真を、ウォンソクの兄に渡しに行きます。

しかも丁寧に写真を破って。

その雪山の写真は、ウォンソクが死に場所に考えていたところでした。

その写真をホドルを使って破らせて兄に渡すということは、「もう大丈夫」というメッセージなのでした。

ホドルと出会い、生きる意味を見つけたウォンソク。

 

これが、二人のストーリーの結末です。

本当に素敵なハッピーエンド。

この後のシーンは、いわゆるエピローグという感じ。

 

 

ある日、ウォンソクが開店前のバーからホドルに電話を掛けると、なんとホドルは父親と一緒でした。

ホドルのスマホを奪い、父親は「栗イモかかぼちゃイモ、どっちが好きだ?」と質問します。

ウォンソクは瞬時に考えて「栗」と答えると、「頭の固い奴だな」と一蹴されます。

このシーン、恋人の父親の急な登場に慌てるウォンソクが面白い笑

親公認の仲になった瞬間です。

 

 

それから月日が流れて、ウォンソクの家には毎月サツマイモの入った段ボールが大量に届くようになっていました。

もちろんホドルのお父さんからです。

それを感謝して食べるウォンソクの兄弟たち。

当の本人は朝からデートでいません。

「遅れてきた春は、人を変えるんだな」という兄の言葉が、何とも微笑ましかったです。

 

二人の最後のシーンは、広場のベンチに座り、仲睦まじく話しているところでした。

ウォンソクもホドルも幸せそうに笑っていて、この先の二人もこんな風に生きていくんだろうなと予感させてくれました。

 

ここからは私の妄想です。

ウォンソクはホドルを溺愛してるから、大学まで送り迎えとかしてそう。

最初は遠慮していたホドルも、「俺がしたいんだ」とか言われて押し切られそう。

あとはー、地方から出てきて生活費とか学費代を稼ぐためにバイトを頑張ってるホドルだから、ちゃんとご飯食べてるか心配しておいしいご飯をいっぱい食べさせてそう。

何ならホドルに頼まれてもないのに色々買ってあげてそう。

ホドルの服装って少し芋臭くてダサいけど、そこがまた可愛いとか思ってそう。

でも最後のシーンのホドルの服装、ちょっとだけおしゃれになってたから、やっぱり服も買ってあげたのかな。

 

ウォンソクのお父さんが生前言っていた、「お前よりはしゃべる奴が良いな。いつかお前が紹介してくれる奴」という言葉通り、ホドルがにこにこウォンソクに話して、それをウォンソクが笑顔で聞いているという関係性が、とても微笑ましいです。

お父さんのお墓に、ホドルを連れて挨拶に行く日はそう遠くないのでしょう。

 

 

 

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というわけで、二回に分けてウォンソクとホドルのお話をまとめさせてもらいました。

二人は主人公ではないので、尺は決して長くはないのですが、毎回とても印象的なシーンで、短い中でも二人の関係性の変化が丁寧に描かれていて、本当に素敵なお話でした。

ウォンソク役のチャ・インハさんは亡くなられてしまいましたが、私の中ではある意味BLをメインにしたドラマよりも記憶に残る、ずっと大切に覚えておきたいドラマになりました。

では。