卒業 | sachiのブログ

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「一人ひとりがそれぞれに自分らしくいられる場」をつくる人
でありたいなあと思いながら働く日々を綴ります。



3月18日、晴れ。
明日は大学の卒業式。

私は正直、ほんとのほんとのところを言うと、
合ってない学校だったなあと思う。

ここに来なければ会えなかった大事な一生の友人も沢山いる。
その友人たちとの出会いは大きく私を成長させてくれた。
この大学での刺激のない生活に飽きたから、
アイセック入って海外いってフローレンスで仕事しまくったんだろうし、
フローレンスに行ってなかったら旦那にも会えなかった。
仕事の学校にも出会えなかったし、今の仕事にも出会えなかった。

でもやっぱり、そういう大事な出会いを抜きにすると
本当に自分に合っていない、所属しているのがしんどい大学だった。


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3月19日、晴れ。
奇しくも誕生日と卒業式が重なった。

卒業式というより同窓会のような気分で参加した。
居場所はここじゃない!と大学を飛び出して3年。本格的に来なくなって2年。
大学生のつもりで仕事したら言い訳が先立って成果が出ないと思ったから
いち社会人として責任を持って仕事していた。
その時、既に「大学生」を卒業していたのかもしれない。
「心理的にはもう卒業していた」から卒業式に違和感だった と
ある人が言っていたけど、私もそんなかんじだった。

卒業証書を受け取って、かつて憧れた白いシンメトリーの校舎を仰ぎ見る。
今はもうその校舎に魅力を感じなくなっていた。
でもきっと大学に魅力満載だったら、所属しているだけで満足だったかもしれない。
大学の中だけにいたら、会えなかった人がたくさんいる。
やっぱり、この大学に入ってよかったんだと思い直した。
色々な人の顔が巡っては消える。
自分の周りを取り囲むたくさんの人が、
自分勝手に「ここじゃない!」と言ってアホみたいに大学を飛び出した私を
暖かく見守ってくれたから、今ここに立てている。
「大事な出会いを抜きにして」大学生活を語ることなんてできないんだ。

自分勝手な私を、優しく見守ってくれた皆様へ。
大学時代に私と出会ってくださった皆様へ。
大学時代に出会った人一人でも欠けたら今の私はいなかったと思います。
本当にありがとう。
これからも、どうぞ宜しくお願いします。