先日の、隣家のポルシェ破壊事件。

もし侵入者の仕業だったら物騒だし、かと言って本人に直接聞くのも気が引けるし、

もしかしたら隣人が何か知ってるかも、、、と思って、近隣の住民のチャットグループに聞いてみた。

「こないだ深夜にすごい物音がして、翌日、隣家のポルシェのフロントガラスが破壊されてたんだけど、何か通報があったとか、泥棒が出たとか、知ってますか?」

とたずねると、住民団体のリーダーの人がすかさず

「あっ、あの家でしょう、知ってる。僕もあのフロントガラスは見たよ。」

他の住民たちも、

「泥棒だったなら物騒だし、何があったのか聞いてみようか?」

「警察をちゃんと呼んだほうがいいんじゃないか?」

と心配気味。

しばらくすると、知り合いがこんなメッセージを。

「金属音がしたって言ってたでしょう。もしかしたらゴルフクラブかもよ。あの日の朝、あの家のある通りを朝の5時半ごろ通りかかったけど、アイアンのクラブが何本か、通りに散らばってたのよ。」

「タイガーウッズ事件と同じじゃん!」

「、、、家庭内暴力?」

と他の住民も面白半分で投稿していたが、もしかしたら本当に、夫婦喧嘩か何かで逆上した奥さんがゴルフクラブでフロントガラスをメッタ割りにしたのかも?

だんなさんの両親も一緒に同居しているみたいだから、嫁姑戦争だったり、親子喧嘩ということもあり得る。

いずれにしても、通報しなかったこと、ゴルフクラブが散乱していたことを考えると、泥棒の仕業ではなく、やっぱり家庭内問題だったのだろう。

それにしても、ピカピカのポルシェ2台をメッタメタにするとは、よっぽどのことだったのでしょうね、、、。高級車を5台ぐらい持ってる家だから、2台修理するぐらいどうってことないんでしょうが。

いやはや、血なまぐさい事件に発展しませんように、、、!



数日前の深夜、ドスン、ドスンという音で目が覚めた。

息子がいつも家の前でサッカーをしていて、サッカーボールを家の壁に向かってキックしてぶつかるときのような鈍い音だ。

半分目覚め、半分眠っている状態で、ベッドの中で考えた。

誰かがサッカーボールを蹴ってるんだろうか、こんな時間に、、、でも、こんな深夜に子どもがサッカーなんかしてるわけないし、、、おかしいなぁ、、、

ドスンはしばらく続くと、鉄の棒が地面に転がる音がした。

んんん!?これは何やら尋常ではないことが外で起こっているんだわ!

もしかして誰かが家に侵入しようとしてるのか!?

と飛び起きて外を見た頃には、もう音は止んでいた。夫も起きてきてしばらく様子を見ていたが、外には人気も無いし、何も起こらなかったので、またベッドに戻って寝た。


翌日。スクールバスを降りて帰宅した息子が

「ママ、あのポルシェ見た?ガラスが粉々に割れてるよ!」

そう、以前書いた赤いポルシェカレラと白のポルシェカイエンを所有する、あのシンガポール人のご近所さん。見ると確かに、カイエンのフロントガラスには大きなタオルが被せられていて、赤いポルシェのフロントガラスは粉々。見るも無残な姿になってご臨終だ。

そうか、、、あのドスンドスンという音、金属棒の音。あれは、ポルシェ破壊音だったのだ!

でもここで疑問が。もし何者かが侵入して、あれだけ派手にぶっ壊したなら、まず警察を呼ぶんじゃない?でも、セキュリティーガードも警察もまったく来ていなかった。

そして、いくら深夜で周囲は寝静まっているとはいえ、あんなにドスンドスンしたら、その家の住民はもちろん、周りの住民も起きるだろうし(実際、向かいのお家のママさんも同じ音を聞いて飛び起きたと言うし)高級車ならアラームが鳴るはず。よっぽど間抜けでない限り、そこまで大胆に犯罪を犯す侵入者がいるとは思えない。

車を盗もうとしていたというよりは、何かの恨みと怒りで、腹いせにガラスを粉々にしたというように見える。

通報していないところを見ると、被害にあった当事者も納得しているのだろうか。

な、なんだろう、、、なんか隣人から恨みでも買ったのか?

そういえば、昔、タイガーウッズの浮気にぶち切れた奥さんが、彼の車のフロントガラスをゴルフクラブで叩き割って、大ゲンカ、、、という事件があったけど、もしかしてそんな類の痴話喧嘩なのか?

何にせよ、何かとんでもないことが起きたのに違いはない。

まあ、泥棒ではなかったようなのでよかったけど、もし外部の侵入者がやったとしたら物騒だし、いくらゲートコミュニティーだからって安穏としていてはいけないな、と思った。



しばらく家のことを書いてなかったけれど、このところ結構忙しかった。

4月からGSTが導入されたマレーシア。その前に出来るだけ資材やアプライアンスを買っておこうと、タイル、トイレ、バスタブ、水栓、そしてオーブンや食洗機やガスレンジなどのキッチン用品、洗濯機、乾燥機など、一通り購入。まさに駆け込み需要。ショップに足を運んで、一気に選んで吟味して決めなくてはならなかったからホントに大変だった!ドアのノブやら鍵やら、もーう細かいところまで全て選んだ。

家の工事のほうはついにここまで来た。

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一階はレンガで壁を作り始め、2階の柱と梁が完成。

すごいなー、煉瓦で家建てるって、3匹のこぶたちゃんみたいで新鮮!にひひ

一階をチェックしてみると、、、

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こちら、ランドリールームなんですが、窓があるはずの壁がレンガでギッシリになってる!叫び

当然取り壊してもらうけど、事前に建築家にも何度も言ったんだけどなぁ、、

工事は急ピッチで進んでいて一週間もすると全く現場が様変わりしてるので、もっと頻繁に訪ねて、設計図通りになってるかくまなくチェックしないと。任せてたらダメだ、、、既に擁壁プールでもミスしてるし。

まあ、でもここまで無事に順調に進んでるだけでもマレーシアでは奇跡だし、有難や有難やです。








毎日車で通勤していると、渋滞などいろいろなストレスがあるけど、何が一番ストレスって、後ろから急接近して煽る車だ。

車の少ないマレーシアで運転していると、気がつくと120キロぐらい出てしまったりするんだけど、それだけ飛ばしてても後ろから140キロぐらいのものすごいスピードで来て、車間距離3メートルぐらいまで追い詰めて、それでもどかないとライトをチカチカとフラッシュして

「どかんかい!」という意思表示をしてくる。

でも、隣の車線にバイクや車が多いと、そんな簡単にどけないんだって!

挙句の果てにはクラクションを鳴らして抗議して、さらに追い越し際にガンや野次を飛ばしてきたりするんだから、もう信じられない。

マレーシアでもシンガポールでもこれは同じ。みんな、ほんとに呆れるほどせっかちで意地悪だ。

単に意地悪とかそういう問題じゃなく、危険極まりない。そうやって煽られて、焦って車線変更して、後ろから来たバイクと接触事故を起こしたり、玉突き事故になったりするんだから。

実際、シンガポールでは頻繁に、ハイウェイで玉突き事故を目撃する。みんな車間距離3メートルぐらいで修羅場みたいに走ってるから(笑)、当然でしょう。

マレーシアでは皆ものすごいスピードを出すからもっと怖い。ある雨の朝、前を走っていた車が後ろの車に煽られたせいでスピンしてガードレールにクラッシュ、さらに8台ぐらいがあちこちで同時多発玉突きになって、バイクも車の下敷きになるという、おっそろしい事故を目の前で目撃した。巻き込まれなくて本当に幸運だった。

なんであんな煽るんだろう!?命にかかわることなんだから、ちょっとは「安全」ということを考えてほしいものだが、まったく自分のことしか考えない、マナーと常識の無いドライバーが多すぎる。

あんたら、シンガポールやマレーシアだからこんな蛮行をしても呑気にのうのう走ってられるけど、これがアメリカだったりしたら、まあミドルフィンガー攻撃は当たり前だろうけど、運が悪ければ怒り狂ったドライバーに銃でスドンとやられたりするんじゃないの?と思いますよ、ホントに。

アレかな、いっそのことギャングスタが乗ってるような、シャシーも窓も真っ黒なワゴン車でも乗って、紫の蛍光ライトとかを車体の下で照らしてラップを大音量で走ったら、少しは煽られない?にひひ

毎日煽られるたびに、身の縮む思いだ。そして、ミドルフィンガー攻撃したい思いを必死でおさえ、深呼吸するのである。


チャイニーズニューイヤー中、友人宅のBBQパーティーにで起きた事件。

そこのお家の末っ子の男の子が、おもちゃの剣を振り回して走り回って遊んでいた。

剣の持ち手は筒状で、下に穴が空いていたのだけど、その子、穴に人差し指を突っ込んだら、なんと抜けなくなってしまった。

皆入れ替わり立ち代り、洗剤や油を持ってきて指を抜こうとするが、いっこうに抜けない。

入れどころが悪かったというか、入れたときの勢いで中の空気が抜けて圧力がかかってしまったのだろう。

とりあえず、パパさんがノコギリを持ってきて、柄を短く切断した。プラスチックとはいえどかなり硬くて、押しても全然変形しない。もう一度洗剤を入れたり、氷で冷やしたり、いろいろ試行錯誤。

誰かがホースを持ってきて、柄の反対側から水を噴射という荒技に出た。え、水圧で抜けるとでも?意味ないなー、、、と見ていたが、案の定、水はバシャーーッと跳ねて、男の子の顔や周りにいた人々を思い切り直撃、、、。

それまで泣かなかった男の子も、水が顔にかかったせいで大泣き。

最初は、そのうち取れるよ!と楽観していた皆も、だんだん焦って顔が凍ってくる。

結局、私がお邪魔するころになっても取れず、ママさんも

「しょうがないわよね~、しばらくこのままで遊ばせておくわ~」

なんて苦笑していたものの、内心かなり心配だったと思う。

その夜、パーティーが終わってから、ヌサジャヤでは一番大きいコロンビアアジア病院の救急へ連れて行ったそうだが、そこで医師が下した診断が凄い。

「これは、全身麻酔で眠らせてから処置しないといけませんね!」

と言われたそうな!

ぜ、全身麻酔って、なんですか、まさか指を切断するつもりっすか!?

何をするつもりなのか知らないけど、5歳の子どもを全身麻酔で眠らせるなんて冗談じゃないです、さいなら!と逃げ出して、シンガポールのマウントエリザベス病院へ駆けつけたそうな。

麻酔なんてするわけもなく、なにやら鋏かペンチのような器具を持ってきて、柄の先端をパチンと切って割り、無事に壊し、指も呆気なく抜けたとのこと。

よかったね、僕ちゃん!パパさん、ママさん、お疲れ様でした!


そ、それにしても、、、おそろしや、マレーシアの病院、、、。

全身麻酔なんかして、一体何をするつもりだったのか、、、?子どもだから泣きわめくだろうし、麻酔でもして眠らせとけばいい、と思ったのだろうか?

救急の際は、やっぱりシンガポールの病院に駆けつけるのがよさそうだ。