例のYanis Marshall のオネエダンス触発され、急に踊りたくなった私。

昨日、いきなり何を血迷ったか、仕事帰り、ポールダンスの体験レッスンに行ってしまった。滝汗 今まで、ヨガとかワークアウトのクラスは取ったことあるけど、ダンスは初めてだ。しかもなぜポールダンス?なんとなく、ハイヒールで踊るっていうとポールダンスかな~、と思って。

 

シンガポールでは流行っているのか、ポールダンススタジオ、探すとけっこうたくさんあります。で、体験レッスンにサインアップして、清水の舞台から飛び降りる如く、行ってしまった。

スタジオに入ると、セクシービキニに15cmぐらいのピンヒールという姿で、180度開脚のストレッチしてる若い女子ばかり。40代のオバチャンの私は完全に場違いでお呼びじゃない(笑)。こんな物好きは私だけだろう、、、と思いきや、過去には70代女性もレッスンに来ていたらしいし、ママさんで来てる人もちらほらいるらしい。​​​​でも、誰にも話しかけられないように、スタジオの隅っこで、隠れるようにストレッチをして準備運動をしていた。


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体験クラスなので、もう一人の若い子と二人だけでレッスン受けました。(恥を忍んで。笑。)


ビキニ姿の若いセクシーな先生に続いて、初心者スピンを習う。ファイヤーマンという、消防士がポールを降りるような格好で、両膝でポールをはさんでくるくる回る。先生はすごい軽々と華麗にやるので簡単に見えるんだけど、実際やってると、重力との戦いでめっちゃ過酷、、、。もうここ何年も、たまにヨガやるぐらいでまったく運動らしい運動なんかしてないので、筋力が完全に衰えている私には、拷問だ!死ぬ!でもって、ポールにあたる部分の皮膚が痛い!手の皮も豆ができそうだ。

七転八倒しながらも、レッスンが終わる頃にはなんとなく回るコツを掴んで、ダンスの振り付けも混ぜて、DNCEの"Cake by the ocean"を バックにくるくる回った!踊った!カナヘイピスケ

しかし、気がつくと膝の内側に紫のアザがくっきり、、、あんぐりうさぎ 手の皮むけそう、、、。鉄棒で逆上がりやった子供時代を思い出す。

いや、すごいよ、ポールダンス、、、めちゃくちゃ痛いよ、辛いよ!

一夜あけた今日は、アザは痛いし、身体中の筋肉がバキバキと悲鳴をあげている。

こんな状態だけど、先生が履いてるようなあの女王様みたいなヒールを履いてまた回ってみたい、、、という危険でマゾヒスティックな誘惑と戦ってます。爆笑 

 

それにしても、面倒くさい、時間がない、疲れる、などといつも言い訳をして運動から逃げていたようなオバサンを、ポールダンスのスタジオまで行かせた、Yanis のダンスの魔力ってすごい。

 

 

ダンスの動画を見るのが好きで、ときどきyou tubeサーフィンをしてコリオグラフィーのビデオを見ている。
 
そんなある日、ふと目にとまったダンスがこれ。
 

 
ブリちゃんの、Slumber Partyを踊るこの2人の男子。
 
なんか、男子なのにすごいセクシーダンスを展開しているんですが。
 
目に留まったのが、右にいるダンサー。
 
ん?あれ?もしかしてピンヒールのブーツ履いて踊ってる、このお兄さん?!
 
しかも、ちょっと、踊りがハンパなく上手いんですけど、、、一体この人は何者?誰?
 
ピンヒールで踊るこの方は、Yanis Marshallというダンサー。
 
よく見ると、主宰しているビデオチャンネルをの登録サブスクライバーが100万人を越えている。
 
フランス出身で、ヒールを履いて踊る男ダンサー&コリオグラファーとして今や一世を風靡しているらしい。シルク・ド・ソレイユの18禁のショー、ズーマニティーの振付を担当。ヒールダンスを教えるため、世界中を飛び回っている。もちろんオネエ。笑。
 
なんと説明したらいいのか、、、男の力強さと、女の柔らかさが絶妙にミックスされていて、男とも女ともどちらにもカテゴライズできないダンス。そして、たぶんクラシックバレエで鍛え上げたんだろう、一つ一つの動きがイチイチ完璧。首の角度とか、手の指の動きとか、身体の曲げ方、ちょっとしたアクセントのつけ方がすごくしなやかでエレガントでセクシーでオシャレで、ちょっと、今までこんなのは見たことない、すごい才能に触れて、新鮮な感動をおぼえた。
 
以来、彼のダンスビデオにくぎ付けな私。
 
これなんか、ホントにかっこいい&セクシー!振付、素敵すぎる。ついでに脚も美しすぎる。女以上に女らしく、色気ムンムンで、女子力、全然かなわない。
 

 

 

もっともリスペクトする憧れのアーティストはビヨンセとのこと。この曲の踊りはかなり力強く男っぽいんだけど、でもやっぱりオンナなんだよな、、、。これだけ激しい動きをピンヒールでこなしてるところがまた驚き。




この人のダンス見てると、私もヒール履いて踊りたくなる!ハイヒール
 

シンガポールには一度レッスンに来星しているらしい彼。日本はまだらしいけど、日本に行ったら間違いなく、ものすごい人気が出そう。もしマレーシアに来たら、どんな反応するだろうか。あまりにセクシーで悩殺ダイナマイトすぎて、レッスン禁止かな、やっぱり。爆笑

チャンスがあれば、ぜひレッスン受けてみたい!でも、、、まずはピンヒールで歩く修行から始めなくちゃ、、南国来てからペタンコ靴かサンダルばっかりだからね、、。

 
 
 
 

週末、久々にKLに小旅行。

ホテルに着いた日の夜、家のホームセキュリティのアラームが鳴ったらしく、警備会社から電話が。

ランドリールーム近辺のセンサーに反応して鳴ったようで、アラームはしばらくしたら切れるけど、どうしますか?と。

 

対応しようもないので、またアラームが鳴ったら警備員を送ってもらうようお願いした。

 

一応、コンパウンドのセキュリティーガードにも電話して、家の近辺を調べてもらったけど、特に異常なしということで、とりあえずその夜はそれ以上アラームも鳴らず、まあ、風か何かにアラームが反応したんだろう、という結論にして寝た。

 

メイドちゃんにも連絡して、朝、セキュリティーガードと一緒に家に行ってもらったけど、特に泥棒が入った形跡も異常もなし、と。

 

ところが、しばらくしてKL観光中に、メイドちゃんからWhatsappが、、

 

「マーム、今2階に行こうと階段上ってたら、ヘビがソファーの下から頭を出してるのが見えました!!!どうしたらいいですか!?」

 

とかなりあわてている様子。滝汗

 

「えっ!セキュリティーガードに来てもらって、とりあえず捕まえてもらったら?あせる

 

「あっ!マーム、ヘビじゃないです!こんなのです!すごい早足で逃げちゃったんで写真が撮れないんですけど、、、、」

 

と、グーグルで検索して見つけたらしい画像をを慌てて送ってきた。

 

 

 

 

ぎゃーー!ガーンガーンガーン

 

なんじゃこれ、コモドドラゴンか何か!?こんなものがどうやって家に入ってきたんじゃ!

 

その後、ソファーを移動してなんとか必死に捕まえようとしたらしいんだけど、クッションとの隙間に逃げ込んで、捕まえられないという。

 


 

うん、確かに、なんかシマシマの尻尾の、トカゲみたいなのがいる!ゲッソリ

 

コモドドラゴンではなさそうだけどね、、、あせる

 

 

しばらくして、駆けつけたセキュリティーガードのお兄ちゃんが、無事に捕まえてくれたんだけど、正体はコイツだったらしい。


 

ソファーの下から、TVボードの中に逃げ込んだところを捕獲。

 

モニターリザード(オオトカゲ)の赤ちゃんだろうか。お兄さんにムギュっと掴まれて、ギャ!という感じで口を開けてるのが笑える。にひひ

 

前日の夜、アラームが鳴ったのも、この子が庭に迷い込んでセンサーの前を通ったからに違いない、、、。そして、朝メイドちゃんが来て、キッチンバルコニーのドアを開けたとき、そーっと入ってきたのだろう。

 

しっかし、メイドちゃんが気づいて捕まえてくれてホントによかった、、、。テレビ見ながらソファーでゴロゴロしてる最中にこんなのが下から出てきたら、大絶叫ですよ!ガーン

 

いろんな生き物が出る、南国暮らしである、、、。

 

この前、何気にPPAPのビデオをYou Tubeで見ていると、すかさず息子が

 

「あ!それ知ってる!学校ですごい流行ってる!みんな歌ってるよ!」

 

と。

 

マレーシアのブリティッシュスクールにまで広がっているとは、PPAPの世界的ブレイクって本当だったんだ!と、妙に感動。

 

 

週末、家にご近所さん夫婦が遊びに来たんだけど、マレーシアの果物の話をしていてパイナップルの話になったら、すかさず

 

「Uhh! Pinapple Pen!」

 

とジェスチャー付きでやっていた。子どもたちはもちろん、両親も中毒!(笑)

 

昨日はシンガポールにも来たしね、ピコ太郎!

 

 

2016年は、ポケモンGOにPPAPと、日本のサブカルチャーが世界的に大流行した1年で、なんか嬉しいよね、日本人としては。

 

 

 

トランプがついに大統領に当選してしまった!!ガーンガーンガーン

 

ウソみたいなホントの話。

 

私は一応アメリカ市民なので、他人事ではない。

 

あんなのを大統領に選んでしまうなんて、アメリカ人はよっぽど追い詰められた、切羽詰まった、ストレスだらけの生活を強いられているんだろうな、、、というのが感想だ。

 

今回トランプが圧勝した中部の田舎の州などは、農業、製造業が主産業だから、その生活の逼迫ぶりは想像できる。

 

いつでも超大国で、豊かなアメリカ。でも、その栄光の影で、格差は広がりすぎて止まらないのだ。

 

ここ5年ぐらいで、アメリカではヘロイン中毒者が続出していて、オーバードースで命を落とす人が過去最大になっている。昔は、ヘロインといったら、ギャングかドラッグディーラーがやるもので、一般人はそう簡単に手を出すものではなかった。でも、最近手を出している中毒に陥っているのは、白人の下流から中流層で、小さい子供もいる両親であったりする。

 

赤ちゃんが後部座席に乗っているのに、両親揃ってODして運転席で気絶したり、小さな子を連れた母親がショッピングセンターで白昼堂々ぶっ倒れたりしている新聞記事を見るたびに、なんとも絶望的な救われない気持ちになった。

 

ヘロイン中毒者が多いのは、オハイオや、ニューハンプシャー、ケンタッキー、オクラホマなど、沿岸部ではなく、まさにトランプ支持者の多い中部の田舎が圧倒的だ。そして、そういう地域のリハビリセンターはどこも超満員で、希望しても入れる見通しがない。そんな現状だ。

 

つい先日も、知り合いのアメリカ人の女性がfacebookに悲しいニュースを投稿した。21歳の息子さんが、ヘロイン中毒死したというのだ。9ヶ月、リハビリを続けて順調に立ち直っていたのに、たった一つの致命的なミスで命を落としてしまいました、と。

 

21歳なんて、若くて希望でいっぱいの年齢なのに、あまりにも悲しすぎる。そしてそんな若者が選ぶ薬がヘロインだなんて、私がアメリカで学生だった時代では考えられなかった。

 

インターネットの台頭で、今はドラッグが簡単に手に入るようになったというのも一因だろうけど、いずれにしても、溺れる人々の生活は相当すさんでいるのだろうと想像できる。

 

 

製造業の生産拠点は皆賃金の安い中国などに流れ、グーグル、アップルなどの企業も外国に本社登録をして税金を逃れている。

 

教育費は年々上がり、大学の学費はもう一般人には到底払えない額になり、学校を卒業して仕事を始めた途端、学生ローンの返済に明け暮れる生活。

 

鳴り物入りで始まったオバマケアは蓋を開けてみれば全く機能せず、医療費は相変わらず高いまま。

 

あちこちで銃乱射の無差別殺人が起き、ISISによってテロの危機に常にさらされている。

 

富裕層以外は、必死に働いても、ちっとも豊かにならないし、未来の希望もあんまりない。

 

そしてヘロインに溺れる。

 

 

国がこんな状況に陥っていたら、国民はまともな神経で生活を送れるはずがない。

 

アメリカは、どうしてしまったのか。オバマは8年間、いったい自分たちに何をしてくれたっていうのだろう。生活は、8年前よりずっとひどいじゃないか。

 

トランプを支持する層は、そうに思っているに違いない。

 

「偉大なるアメリカをもう一度!Make America Great Again!」

 

トランプのメッセージは、そういう人々の心に強く響いたのだろう。

 

共和党は常々税金を低くするポリシーで、トランプももちろん、全ての層の所得税をカットすることを表明しているけど、こんなに生活が逼迫している人たちにとって、それはすごく有難いことだろう。

 

で、そのカットした税金を埋める収入はどこから得るかというと、当然、外国からだろう。

 

中国には45%の関税をかけるって言ってるし、日本や韓国にも、このまま基地を置いて守ってほしければ、金を払え、じゃなきゃ自分で核防衛しろ、と脅してくるだろう。

 

アメリカが寛容だからって、それを利用してヌクヌクしているお前らから、金を取り返してやる!

 

もう建前ばかり言ってられないぞ!

 

そういうことだろう。

 

かなり滅茶苦茶な危険な考え方だと思うけれど、それが今のアメリカの現状なんだろう。

 

これもアメリカのデモクラシー、ダイバーシティーなのだ。

 

 

受け入れて、トランプの健闘を期待するしかない。