寝室の天井裏に何か住み付いてて困っている件を以前、書きましたが。

 

イタチかネズミか、何か知らないけど、ガサゴソ、ガリガリと夜中になると音がして、眠りの妨害になって大迷惑。


一度業者さんに来て天井裏を見てもらったんだけど、動物が住み付いている形跡(フンが落ちてるとか)はない、と言うし、トラップを仕掛けてもらったけど何も引っかからなかった。

 

でも、夜遅くなると、やっぱりガサゴソ。


こないだ、夜に庭でネズミを見かけたから、たぶんネズミなんだろう。そのネズミはプールサイドをウロウロしてたのを息子が発見。駆け寄って、コラーッ!と追いかけ回してやるとw、プールのヘリから飛び降りて一目散に逃げて行った。

 

日本から電池式の超音波装置を取り寄せて、屋根裏に設置したところ、静かになったので、ホッとしていた矢先、一ヶ月半ぐらい経った最近、なんとまた、ガサゴソ!ガーン超音波にも慣れてしまったのか!?しぶとい奴め、、、。

 

怒りもmaxムキー、昨夜、音がし始めてから、自転車用のピカピカ点滅するライトをつけて、屋根裏に投入してみた。

 

ライトがずーっとチカチカしてたら、ビックリもするだろうけど、きっと落ち着かないだろうし、かなり神経にさわるだろう。ニヤリ

 

案の定、ガタン、ドタンとビックリしたような様子の音がして、しばらくするとパッタリ音がやんだ。ライトにビビって出て行ったのか、あるいは天井裏を伝って他の部屋に移動したのかもしれない。

 

まあ、こんな程度の仕掛けで完全に退散するとも思えないんで、今考えているのは、コレを設置すること。

 

 

パーティー用の、ディスコライト!爆  笑

 

色んな色の組み合わせの光線が出て、ぐるぐる回転したり、ストロボ発光もできる。さらに、スピーカーも内臓しているので、Bluetoothで携帯とつなげれば、音楽を鳴らすことも可能。すっごい神経に障るようなヘビメタとか、大音量でかけて脅かしてやる!

 

Lazadaなどで、50RM~100RM程度で安く売ってるので、幾つか買って他の部屋にも設置しようかな。

 

電池でも作動して、充電も可能というタイプのがあるけど、一晩で切れそうなので、うちの施工会社に頼んで天井裏に電源を設置してもらおうと思っている。

 

なんか、ネズミごときにこんな大掛かりな装置を仕掛けるなんて、笑えるんですが、こっちは必死なのだ。

 

屋根裏に住みつかれるのは大迷惑だから、なんとしても追い出したい。でも、トラップは死体処理のことを考えると、どうしても設置する気にならない。だったら、天井裏を不快な環境に変えて出て行ってもらうしかない。

 

近いうち、我が家の屋根裏で、ディスコパーティーが夜な夜な繰り広げられることだろう。(笑)

 

 

 

 

去年、高速道路でタイヤがバーストして焦った事件がありましたが、、、

 

昨日、一人で高速を走っていたら、いきなりまさかのバースト!

 

郵便局まで行って、その後スーパーに行く途中、バスが後ろから近づいてきて、クラクションを鳴らし、運転手のお兄ちゃんがドアを開けて何か言ってたんだけど

 

「なんだ?私が追い抜いたのが気に入らなかったのかな?」

 

と首を傾げつつ、そのまま運転したら、いきなりドスンドスンドスン、ガタンガタン、と車が暴れたので、あーー、タイヤがバーストしたんだ!と悟って、すぐに路肩に車を停めた。

 

そういえば、郵便局に行くときから、なんか車がヨタヨタして走行が不安定だな、と思っていたんだけど。

 

あの運転手のお兄ちゃんはタイヤの空気が抜けてたことを教えてくれようとしていたんだろう。

 

車から降りて確認すると、左の後輪が裂けて大破していた!

 

1年ぐらい前に交換したばかりのタイヤだったのに、、、空気が抜けていたか、パンクしていたのに気づかなかったのかな。

 

さて、どうしよう。夫は留守だから、自分でなんとかするしかない。トヨタのサービスセンターに電話すると、日曜日だからテクニシャンがいない、レッカー移動してサービスセンターに持っていくしかない、その手配に1時間ぐらいかかると言われた。遠くのサービスセンターまで、たかだかタイヤのパンクぐらいで車を持っていかれて、しかも1時間も待ってるなんて嫌だなぁ、、、なんとか自分で交換できないだろうか?

 

もちろん、スペアタイヤの交換など、やったことがない。でも、前に家で夫がタイヤ交換するのを横で手伝ったから、なんとなくやり方は覚えている。

 

それで、車に積んであるタイヤ交換用の道具一式を取り出して、マニュアル片手に、まずはスペアタイヤを車両下部から取り出して、ジャッキを組み立て、ぐるぐる回して、なんとか車体を持ち上げるところまでは一人でできた!滝汗

 

でも、ホイールを留めているボルトがものすごく固くって、レンチで動かしても全然ビクともしない。四苦八苦していると、近くでバスを待っていたおじさんが来て、マレー語で、たぶん「タイヤパンクしたの?大丈夫?」らしきことを言って、レンチを回すのを手伝ってくれたんだけど、それでもビクとも動かない。

 

あー、どうしようかな、、、、やっぱりレッカー移動かな、、、と諦めかけた頃、インド人のおじさんがどこからともなく現れた。

 

「あんた、タイヤパンクしたのかい?私はタクシーの運転手だけど、さっきからあんたが立ってるのを反対側から見てたんだ。」

 

「はい、なんとかここまで自分で出来たんですけど、ボルトがめちゃくちゃ固くて、外せないんです、、、えーん

 

と泣きつくと、

 

「手で回してもダメなら、乗っかればいいんだよ。」

 

と、おじさん、レンチの上に両足で乗っかって、全体重をかけてピョンと跳ぶと、ついに動いた!

 

それで、あとは余裕で残りのボルトを外して、素早くスペアタイヤに交換してくれた。さすが、タクシーの運ちゃんだから慣れてるんだろう。

 

危機一髪、本当に助かった。

 

「ありがとうございます!本当に助かりました!」

 

「どういたしまして、お役に立てて嬉しいよ。」

 

お礼に少しだけチップを渡すと、いらないよ、と断ったのだけど、気持ちなので受け取ってください、と強引に受け取ってもらった。

 

よくマレーシアでは、車が故障とかパンクして、路肩に停めてると危ない、と言われる。善人を装って、助けてあげる、と近づいてきた通りがかりの人が実は悪人で、お金を盗られたりするケースが多いというのが理由。だから、無闇に道端で車を停めて降りてはいけないというのが通説だ。

 

そんなわけで、正直、マニュアル片手に必死でタイヤ交換に挑みながら、悪い人に騙されたらどうしよう、などとビクビクしていたのだけど笑い泣き、幸い親切な人に助けてもらって、そんな心配は無用に終わった。

 

それにしても、マレーシアは暑くて道路のコンディションが悪いから、タイヤのトラブルにはよく見舞われる。今回の経験で、今後はきっと一人でタイヤ交換ができると思うけど、日ごろから訓練まではしなくとも、マニュアルを読んでどういう手順で交換するのかシミュレーションぐらいはしておくと、いざというとき慌てなくていい。

 

 

以前、シンガポール・マレーシアで(というか東南アジア全域でそうだと思う)いかに子どものスクール革靴を探すのが大変か、そしてやっとの思いでシンガポールのスクールシューズ専門のショップを見つけて革靴を息子に買ったという記事を書きましたが。

 

母が必死で探まくって買ったこの靴を、親不孝者の大ボケ息子は、先日なくしました、、、、ガーン

 

一体、どうやったら靴をなくすのか、さっぱり理解に苦しむのだが、放課後サッカーの練習に行って、そのままサッカーシューズで帰ってきて、靴を持って帰るのを忘れたらしい。

 

それで、ロッカーやサッカーフィールド、落し物センターなど学校中を探させて、先生にも協力を頼んでかなり大騒ぎしたんだけど、結局見つからず。

 

もう、このときの私の怒りといったら、、、。

 

人の苦労も知らず、なんでそんな意図も簡単に靴なんて大事なものをなくすんだ、このボンクラ!

 

と、烈火のごとく怒鳴りまくって大爆発。爆弾ムキー

 

きっとメドゥーサのように、頭からヘビ、目から火、指先から電撃が出ていたと思うよ(笑)。

 

だって、週末返上して、ジョホール、シンガポールで6,7店ぐらいの靴屋に行って、あちこちに電話して在庫の有無を問い合わせてもどこにもなくって、それでやっと見つけたショップで135ドルもする靴を買ったのだ。安物の合成皮革の靴ではすぐダメになるから、できるだけいい本皮のものを買ってやりたい、と必死で探したあの苦労を思い出したら、ほんとに涙が出るほど悔しかったのだ。

 

自分の靴だって、そんな高いの滅多に買わないのに!!

 

担任の先生には

 

「あと1週間探して見つからなかったら、申し訳ありませんが新しい靴を用意していただけますか?学校の決まりなので、、、」

 

と言われ、思わず

 

「子どもの革靴をここで捜すのどれだけ大変だか知ってます!?また週末に何店舗も探しまわらないといけないんですよ!申し訳ないけど、7年生になるまでスニーカーで通学させますから!息子に反省させるためにも靴は1年に1足しか買いません!」と、感極まって毒親丸出しで愚痴ってしまった。

 

それで、1週間ぐらいかなり機嫌が悪かったんだけど、過ぎてしまったことは仕方ない。新しい靴をまた買うしかない。

 

でも、もう絶対に100ドル以上も払いたくないし、靴屋めぐりもしたくない。Amazonで買って高い配送料を払うのも嫌だ。

 

さあどうしよう。

 

そんなとき、ふと見つけたのが、イギリスのNEXTのオンラインショップ。

 

なんと、こんなにたくさんスクールシューズがあるではないの!

 

 

これだけスクールシューズを扱っているとうことは、やはり、イギリスの学校では、黒い革靴がスタンダードなんだろうな~。

 

嬉しいことに、どれも価格が50ドル代で、サイズも豊富。しかも、足の小さい子はナロー、だんびろ甲高の子にはワイドというバリエも揃っている。

 

さらに、50ドル以上の買い物なら配送料無料。1週間以内のお届け。しかも、世界中ほとんどの国に一定額以上のお買い上げなら無料配送していて、もちろんマレーシアからも注文できる。

 

NEXTすごい!太っ腹!

 

 

それで、ちょっとやそっとではヘタれなさそうな、スニーカーに近いデザインのこの靴を早速オーダー。

すると、 本当に1週間ぐらいで届いた! すごく頑丈で、縫製もしっかりした良質のスクール革靴だ。ちょっとやそっとではズタボロにならないように見える。

 

それに、50ドル代の靴なら、もし仮にズタボロにしたり、なくすという大失態を起こしたとしても、なんとか諦めがつく。(それでも決してあってはならないことだけど、、、)

 

これでスクール革靴を買うストレスとは未来永劫おさらばだ!クラッカー

 

東南アジアで、いいスクール革靴が見つからない!と悩んでいるお母様方は、ぜひNEXTをご利用頂きたい。

 

 

 

それにしても、こんな苦労を親にさせるうちの学校って、、、。

 

小学生なんて、スニーカーで充分だし、この高温多湿で雨の多いマレーシアで、なんで革靴!?そんなに革靴って言い張るなら、ユニフォームショップで在庫して、学校で安く買えるようにしてほしいよ、まったく!プンプン

 

それ以外にも、体育の授業用、競技スポーツ用、など、いちいちユニフォームや靴下まで違うものを揃えなければならないし、帽子、スポーツバッグ、水泳用バッグなど値段も決して安くない。すぐ大きくなるから、しょっちゅう買い換えないといけないし!

 

で、たとえば競技スポーツのときに体育のユニフォームを着ていったり、指定の靴下を履いてなかったりすると、いちいち先生に注意されて、Demeritをもらう破目に陥る。

 

このDemeritとは、いわゆる交通違反の点数みたいなもので、忘れ物をしたり、授業中におしゃべりしたり、素行不良があるとくらう罰点なのだ。それが3点たまると校長先生の部屋で反省文を書いておとなしく座る"Detention"に行かなければならない。

 

良い行いをしたときは、Meritというポイントももらえるんだけど、体育のユニフォームのズボンや靴下を間違えたとかそんなことでいちいち減点するなんて、ちょっと馬鹿げてないか、、、?

 

いちいちこれらのユニフォームを買い揃える親も大変だけど、毎回あれだけ色んな持ち物を間違わないように用意する子どもたちもかなりストレスだと思う。苦情が多数あったのか、近々スポーツのユニフォームは全て一つのデザインに統一するらしい。当たり前!最初からそうしてほしかったわ!

 

長々愚痴ってしまいましたが、、、。ときどき、ブリティッシュスクールのお堅い校風にはついていけない!と辟易としてしまう私なのであった。

 

しばらくブログご無沙汰していましたが、その間にずいぶん様子が変わってきましたよ、ジョホール!

 

去年の11月には、IKEAがオープン。床面積は東南アジア最大だそうな。

 

 

同じく11月に、スクダイに巨大モールParadigmが登場。

 

 

H&M、ユニクロなど一通り入ってる。Village Grocerという高級スーパーもあって、とってもキレイ&オサレで、ジョホールじゃないみたい。品揃えも豊富だし、生鮮も新鮮だった!

 

 

チーズ、乳製品類もこんなに!!!ペラペラのスライスチーズとかじゃなくて、ワインパーティーに使える、ちゃんとしたオシャレなチーズがいっぱい!

 

 

ディップ類も充実!

 

 

かなり嬉しくって、興奮して「わーすごい!きれー!信じられない!」等連呼して、鼻息が荒くなってしまった。

 

 

スケートリンクもあって、ステラモールの小さくてしょぼいリンクとは違って、大きくて本格的。子どもたちを連れていったら、大喜び。2時間ぐらい汗だくになって滑ってた。料金は、シューズのレンタル込で1人20リンギぐらいだったと思う。それで滑り放題。

 


 

人工じゃなくて、ちゃんとした氷のリンク。

真ん中で派手に転んでるのは、娘です (笑)

 

 

私の住むイスカンダルプテリ(旧ヌサジャヤ)地区も、最近じわじわとお店が増えてきて、住宅街のEco BotanicのショップロットEco Boulevardには、Harvest Frozen Food 2 号店が開店。HarvestはJBにあるお肉屋さんで、ステーキ、ロースト用のお肉といえばおなじみ。来客時や、パーティー、クリスマスなどのイベント時には、いつもここでお肉を調達するけど、今まではJBまではるばる30分かけて運転していた。それが、家から5分の距離にできて、大感激!クリスマスは、早速こちらでラムレッグの大きな塊を買って、ローストしました。🍖

 

Eco Boulevardには、スタバ始めオシャレなカフェやレストラン、ショップがちらほら開店してるけど、これからも続々オープン予定。

 

また、メディニにある、小さいけどグルメな食材やおいしいワインを置いているGourmet Trailsも、最近店舗面積が倍になってリニューアル。ブキインダのジャスコやテスコにはない、ディジョンマスタードとか、赤ワインビネガー、バルサミコなど気の利いた食材、チーズ、ソーセージやベーコン、ハムも揃ってるし、ワインはもちろん日本酒も置いてる。毎月一回、ワインテイスティングイベントを開催していて、前回はスペインワインの会に参加。5種類のワインティスティング+チーズの盛り合わせ+赤ワイン一本付きで100リンギという、お得で素敵なイベントだった。調子に乗って3本お持ち帰り。赤ワイン

 

今まで、パーティー食材など買うときや、イケアでちょっと何かほしいときなどは、シンガポールにわざわざ行ってたけど、もうその必要がなくなって、ジョホールで全て必要なものは調達できるようになったのです!

 

そして、、、、1月19日、Sunwayに、ついにヌサジャヤ住民が待ちに待っていたスーパー、Jaya Grocerが開店!!ラブラブクラッカー あああ、どんなにこの日を待っていたか、、、、笑い泣き  

 

思えば4年前引っ越してきたときは、何もなかったイスカンダルプテリ。それが、あれよあれよと言う間に街が出来ていって、住民がどんどん増え、やっと必要なものが揃うようになったわけだ。

 

これから、ますますこのウェーブは加速して、街がどんどん便利になってくると思う。

 

 

そんな中注目してるのが、フォレストシティ―。中国のデベロッパー、カントリーガーデンが、街をまるごと作っちゃえと、埋立地に次々とレジセンスやホテルを建てている、話題の一大プロジェクト。

 

完成イメージはこんな感じで、シンガポールの対岸にわずか2年ぐらいの猛スピードで埋立地を造成し、既に何棟かコンドミニアムも完成していて、ホテルまで出来ている。中国のやることって凄い、、、、。

 

 

フォレストシティ―内は無税地区なので、免税店があって、お酒類がかなりお安く買えると聞いて、年末のお酒の調達に行ってきた。確かに、どこよりも安かった上に、ワインもビールもなかなかいいものが置いてあった。

 

このフォレストシティ―、巷では当初「どうせゴーストタウンになるだけ」と笑われていたけど、久々に行ってみて、これはあと5年ぐらいしたら、すごいことになるな、、、という予感がした。

 

何しろ、開発総額が、度胆抜く、$100 billion、、、つまり、1000億ドル、、、10兆円規模!本当にものすごいスケールの開発で、チャイナパワーの凄さにただただ圧倒されました。もう21世紀は完全に中国の時代だと納得せざるを得ない光景。

 

フォレストシティ―については、また別途ブログ書きますが、、、、今年はデサルビーチにウォーターパーク、ハードロックホテル等がオープンするし、イスカンダル地区にも新しいスタジアムSultan Ibrahim Larkin Stadiumが完成予定など、これからが本当に楽しみになってきたジョホール生活です。

 

 

インドネシア人の友達から、世にも恐ろしい話を聞いた。あせる

 

彼女はシンガポールで働いているけど、ジャカルタに住むお母さんが先日、急遽心臓の手術を受けることになった。

 

なぜ急遽かというと、もともと手術を予定していた人がキャンセルすることになったので、何か月も待たなくてよくなったから。通常だと、3~6か月待ちは当たり前なので、その話を聞いてすぐ、翌日に手術となったのだそうだ!

 

慌ただしく開胸手術が始まって、4,5時間経ってから、なんと病院側は”適切な処置をするための機器”がないことに気が付いて、手術がいきなり中止!

 

それだけでも、もうビックリ仰天してひっくり返りそうだけど、さっさと縫合して、翌日に退院しろと言われたそうな!滝汗

 

さらに、病院の説明がまた呆れる。

 

「大丈夫ですよ、3~6か月後ぐらいに、また来てください。申し訳ないんですが、今はお母さんの症状を治療するのに必要な機器がないんです。これから調達しますけど、なにしろ高い機器なんで、いつ入手できるかはわかりません。海外の機関に申し込んで、使い方の講習を受ければ借りることができます。そうなったら、またお電話しますから。」

 

心臓の開胸手術だというのに、切って、縫って、翌日退院、6か月後にもし機械があったらまた来てね、って、、、、何が大丈夫なんだか?もう絶句。チーンチーンチーン

 

彼女のお母様が本当に気の毒だし、翌日退院なんかして大丈夫なんだろうか!?どんなに小さい範囲でも、切る手術というのは、ものすごく体力を消耗する。私も以前盲腸で入院したときは、しばらくは体に力が入らない感じで、完全に回復するのに一か月ぐらいかかった。たかが盲腸でも、あんなに体調が乱れたのだから、心臓の開胸手術、それも、高齢の方の体にとっては、生死に関わる問題だ。

 

切ってみて、アッ、間違えちゃった、やり直し!って気軽に言えるものじゃないでしょ!!!パンチ!パンチ!パンチ!

 

ジャカルタでも有名な大きい病院でこんな対応だという。先進国でこんなことが起こったら、その病院は営業停止でしょう、間違いなく。

 

電話口でこの病院の説明を聞いた友達、怒り心頭で、「電話ボックスで、顔をぶん殴ってやりたい」ぐらい頭にきたと憤慨していた。

 

大きな病気をしたら、絶対先進国で治療を受けないとダメだ、と痛感した。マレーシアは医療費が安いから、医療ツーリズムが盛んだというけど、手術や大がかりな病気の治療はケチらずに絶対に日本とかシンガポールで受けようと思った。

 

しかし、どんな国なんだ、インドネシア!?

 

以前、仕事で通関詐欺にあって、「捜査するのにも、金がない。金を払ったら捜査してやる。」と警察に言われた件について書いたけど、あれはまさしくインドネシア。役人などは皆腐っているから、賄賂がないと仕事をしないのだ。

 

このような汚職まみれの国では、お医者さんでもなんでも、エライ立場の人に対しては、こっそり”別料金”を払うのが当たり前。そうしないと、満足に病気も直してもらえないという。要するに、安い給料で真面目に汗水流して働くのはバカバカしい、お金をもらえるならやってやってもいい、という発想になってしまうんだろう。

 

シンガポールがめまぐるしい発展、急成長を遂げられたことの要因の一つに、汚職を徹底的に撲滅させたことがある。汚職対応の国家機関を作り、官僚や政治家には億単位の高い報酬を払い、真面目に仕事をさせる仕組みを作り上げた。リークアンユーのこの功績は、文句なしに賞賛に値する。

 

先述の恐ろしい病院でも、先生にこっそり裏金を積めば、「急に機器が届いたんで、手術できます。早速、明日もう一回切りましょう。」ってな展開になるんだろうか、、、ありえそうだな、充分、、、。

 

でも、タダでオペをさせてほしい、って頼まれてもお断りだけどね、こんな病院!ドクロ