以前、シンガポール・マレーシアで(というか東南アジア全域でそうだと思う)いかに子どものスクール革靴を探すのが大変か、そしてやっとの思いでシンガポールのスクールシューズ専門のショップを見つけて革靴を息子に買ったという記事を書きましたが。

 

母が必死で探まくって買ったこの靴を、親不孝者の大ボケ息子は、先日なくしました、、、、ガーン

 

一体、どうやったら靴をなくすのか、さっぱり理解に苦しむのだが、放課後サッカーの練習に行って、そのままサッカーシューズで帰ってきて、靴を持って帰るのを忘れたらしい。

 

それで、ロッカーやサッカーフィールド、落し物センターなど学校中を探させて、先生にも協力を頼んでかなり大騒ぎしたんだけど、結局見つからず。

 

もう、このときの私の怒りといったら、、、。

 

人の苦労も知らず、なんでそんな意図も簡単に靴なんて大事なものをなくすんだ、このボンクラ!

 

と、烈火のごとく怒鳴りまくって大爆発。爆弾ムキー

 

きっとメドゥーサのように、頭からヘビ、目から火、指先から電撃が出ていたと思うよ(笑)。

 

だって、週末返上して、ジョホール、シンガポールで6,7店ぐらいの靴屋に行って、あちこちに電話して在庫の有無を問い合わせてもどこにもなくって、それでやっと見つけたショップで135ドルもする靴を買ったのだ。安物の合成皮革の靴ではすぐダメになるから、できるだけいい本皮のものを買ってやりたい、と必死で探したあの苦労を思い出したら、ほんとに涙が出るほど悔しかったのだ。

 

自分の靴だって、そんな高いの滅多に買わないのに!!

 

担任の先生には

 

「あと1週間探して見つからなかったら、申し訳ありませんが新しい靴を用意していただけますか?学校の決まりなので、、、」

 

と言われ、思わず

 

「子どもの革靴をここで捜すのどれだけ大変だか知ってます!?また週末に何店舗も探しまわらないといけないんですよ!申し訳ないけど、7年生になるまでスニーカーで通学させますから!息子に反省させるためにも靴は1年に1足しか買いません!」と、感極まって毒親丸出しで愚痴ってしまった。

 

それで、1週間ぐらいかなり機嫌が悪かったんだけど、過ぎてしまったことは仕方ない。新しい靴をまた買うしかない。

 

でも、もう絶対に100ドル以上も払いたくないし、靴屋めぐりもしたくない。Amazonで買って高い配送料を払うのも嫌だ。

 

さあどうしよう。

 

そんなとき、ふと見つけたのが、イギリスのNEXTのオンラインショップ。

 

なんと、こんなにたくさんスクールシューズがあるではないの!

 

 

これだけスクールシューズを扱っているとうことは、やはり、イギリスの学校では、黒い革靴がスタンダードなんだろうな~。

 

嬉しいことに、どれも価格が50ドル代で、サイズも豊富。しかも、足の小さい子はナロー、だんびろ甲高の子にはワイドというバリエも揃っている。

 

さらに、50ドル以上の買い物なら配送料無料。1週間以内のお届け。しかも、世界中ほとんどの国に一定額以上のお買い上げなら無料配送していて、もちろんマレーシアからも注文できる。

 

NEXTすごい!太っ腹!

 

 

それで、ちょっとやそっとではヘタれなさそうな、スニーカーに近いデザインのこの靴を早速オーダー。

すると、 本当に1週間ぐらいで届いた! すごく頑丈で、縫製もしっかりした良質のスクール革靴だ。ちょっとやそっとではズタボロにならないように見える。

 

それに、50ドル代の靴なら、もし仮にズタボロにしたり、なくすという大失態を起こしたとしても、なんとか諦めがつく。(それでも決してあってはならないことだけど、、、)

 

これでスクール革靴を買うストレスとは未来永劫おさらばだ!クラッカー

 

東南アジアで、いいスクール革靴が見つからない!と悩んでいるお母様方は、ぜひNEXTをご利用頂きたい。

 

 

 

それにしても、こんな苦労を親にさせるうちの学校って、、、。

 

小学生なんて、スニーカーで充分だし、この高温多湿で雨の多いマレーシアで、なんで革靴!?そんなに革靴って言い張るなら、ユニフォームショップで在庫して、学校で安く買えるようにしてほしいよ、まったく!プンプン

 

それ以外にも、体育の授業用、競技スポーツ用、など、いちいちユニフォームや靴下まで違うものを揃えなければならないし、帽子、スポーツバッグ、水泳用バッグなど値段も決して安くない。すぐ大きくなるから、しょっちゅう買い換えないといけないし!

 

で、たとえば競技スポーツのときに体育のユニフォームを着ていったり、指定の靴下を履いてなかったりすると、いちいち先生に注意されて、Demeritをもらう破目に陥る。

 

このDemeritとは、いわゆる交通違反の点数みたいなもので、忘れ物をしたり、授業中におしゃべりしたり、素行不良があるとくらう罰点なのだ。それが3点たまると校長先生の部屋で反省文を書いておとなしく座る"Detention"に行かなければならない。

 

良い行いをしたときは、Meritというポイントももらえるんだけど、体育のユニフォームのズボンや靴下を間違えたとかそんなことでいちいち減点するなんて、ちょっと馬鹿げてないか、、、?

 

いちいちこれらのユニフォームを買い揃える親も大変だけど、毎回あれだけ色んな持ち物を間違わないように用意する子どもたちもかなりストレスだと思う。苦情が多数あったのか、近々スポーツのユニフォームは全て一つのデザインに統一するらしい。当たり前!最初からそうしてほしかったわ!

 

長々愚痴ってしまいましたが、、、。ときどき、ブリティッシュスクールのお堅い校風にはついていけない!と辟易としてしまう私なのであった。