


もうかれこれ5年前ぐらい、私もランニングにハマったことがあって、マラソン大会の10kmレースにも出た。


久しぶりに運動して思うのは、イライラ、クヨクヨすることがあったり、ネガティブ思考に陥ることがあっても、体を動かすと一気に気持ちが晴れるということ。


もうかれこれ5年前ぐらい、私もランニングにハマったことがあって、マラソン大会の10kmレースにも出た。
スクール革靴入手に四苦八苦して、途方に暮れていたところ、読者の方にシンガポールのスクール靴専門のショップを教えて頂いた。
シンガポール在住のイギリス人ママ2人が立ち上げたショップで、彼女たちもまた、私と同じく、子どもたちの学校で必要なスクール革靴の入手に想像を絶する苦労していた(笑)。
「じゃあ、自分たちでショップ作っちゃいましょう!」と思い立って、起業したというから面白い。Ten Feet Tallというネーミングもうまい!Ohhh, Ten Feet Tall♪と思わずAfrojackの歌を口ずさんでしまう。
そういえば、うちの学校にも以前来て、試着イベントをやっていたな、と思い出した。
サイトを見てみると、イギリスから輸入した、いい革靴がたくさんある。サイズも、足幅のバリエも、たっぷり揃っていて、大感激!
シンガポール島内なら無料、アジア各国には20ドルで配送してくれるというから、マレーシアの自宅にも配送可能。そうだよね、きっとシンガポール、マレーシアですらこんなに革靴がないなら、インドネシアやベトナム、タイなど、近隣諸国ではもっと事態は深刻で、きっと私のように子どもの皮靴の入手に苦労しているママは東南アジアにたくさんいるだろう。だから、アジア全域一括20ドル配送っていうのは、実に良い試みだと思う。まったく、ネーミングといい、ビジネスの才能があるMompreneurs たちだな〜。
とりあえず急いでいたので、オフィスに届けてもらうようオーダーしたら、なんと翌日のランチタイムに、デリバリーのスタッフが届けてくれた。アマゾンプライムも顔負けのサービスにも感激♪
こちらがその靴。
ゆったりしていて、足をしっかり守ってくれそうなデザイン。頑丈な作りで、皮も上等。値段は135ドルとちょっと高かったけど、これなら学年末までしっかり持ちそうだ。
息子も大喜びで、履き心地もすこぶる良いようだ。
大事に学年末まで使ってほしいな!
今後は、子どもたちの靴はここで買うことにしよう。あぁぁぁ、これで、靴探しの苦悩から永遠に解放される!
Singaさん、ご紹介頂きありがとうございました!
子どもたちの学校では、通学靴は黒の革靴、と決められている。
毎年この黒の革靴の入手に、ものすごく苦労している。
シンガポールでもマレーシアでも、黒の革靴が義務付けられているのって、ほんの一部の学校で、私の知ってる限りシンガポールのタングリントラストスクールぐらいかと思う。大抵、インターでも靴は自由か、色は黒と決められていても、運動靴でOK。ローカルの私立校で制服のあるところでも、通学は黒か白の運動靴だろう。
そのため、潜在的に子ども用の黒い革靴の需要が少なく、学期が始まる前などは、扱っているわずかなお店に皆が押し寄せるため、あっという間に売り切れてしまう。
だいたい、高温多湿で雨の多いこの地域で、遊び盛りの子どもに革靴を強いるって、全く合理的でないと思う。休み時間など外で走り回って遊ぶから、あっという間に、ヨレヨレになる。本皮のいい靴でないと、すぐにダメになる。これまでの経験から、安物の合成皮革の靴は、だいたい2ヶ月しか持たない。
それで、いつもイギリスのClarksのスクール靴を買う。定価は100ドル以上はする。それでも、きちんとメンテナンスをすると長持ちするから、少し大きめのサイズを買って、1年履き倒す。運動靴なら気兼ねなく買い換えられるけど、100ドル以上する高級革靴を、毎学期買い換えるわけにもいかないから、、、。
こちら、去年1年間、最後まで履き倒した靴たち。
あっちこち擦り切れて、ズタボロなんだけど、クリームで潤いを与え、靴墨で磨くと、きれいに甦る。娘の靴などは、途中からソールがつま先から剥がれてきて、パックリあいてしまって、接着剤で何度もくっつけて何とか最後まで持った。
Clarksはジョホールには、JPO、アンサナ、Komtarrにあるけど、大抵品薄で在庫がない。シンガポールにはもっとあるけど、それでもスクール革靴の在庫はすごく少ない。
夏の間、9月からの新学期に備えて、娘の靴はなんとか見つけたけど、息子のはなかった。シンガポール中のClarksに電話して、高島屋にも問い合わせたのに、在庫がない。
途方に暮れて、仕方なしに30ドルの安物の合成皮革の靴を調達したけど、案の定、2ヶ月過ぎた先週、ソールが完全崩壊。見るも無残な姿に、、、、。これではさすがに修復不可能。Clarksの靴は、1年履いてもソールは剥がれなかったから、本当に頑丈でいい靴なんだな、と実感。
それで、また1から悪夢の靴探しが始まり、週末には伊勢丹、高島屋、JBのKomtarのClarks旗艦店にも行ったけど、どこにも在庫無し。取り寄せもできないと言う。
Clarksがダメなら、イタリアのGeoxにもスクール靴があるから、とシンガポールのGeoxに問い合わせたけど、全店舗息子のサイズだけが在庫無し。(余談ですが、Geoxの靴って素晴らしくて、私は大ファンで、Geox以外の靴は履けない、、、というぐらい惚れ込んでます)
あるのは、ぶっ壊れた先述の安物の靴、Bubblegumナントカというブランドの靴だけ!
アマゾンや、アメリカ、イギリスのオンラインショップで調達という選択肢もあるけど、足に合わなかったら返品・交換も大変だ。やはり靴は本人が試着して買わないと。
とりあえず今週は黒いスニーカーで通学させているけど、今のところ、アメリカかイギリスにでも行かない限り、息子の通学靴は入手できない、、、ということになる。
学校も、こんなに苦労してるんだから、運動靴でもOKにするとか、学校を通して革靴を買えるように手配してくれればいいのに!
そういうわけで、ただでさえ忙しいワーキングマザーなのに、子どもの靴ごときに週末を返上し、発狂しそうなくらい、ストレスを抱えているのだ。とほほ、、、、。
しかし、このまま見つからなかったらどうしよう、、、。
数年前、あるアメフト選手の死を題材にした、ウィル・スミス主演の映画「コンカッション」が上映された。選手の脳を解剖したベネット・オマル医師は、いかにアメフトが脳に与えるダメージ、特に脳震盪の影響が深刻で、それによって何人もの選手がうつ病、記憶障害や認知症に似た症状に苦しんできたのかを、世に知らしめようとした。でも、アメフトは国技と言われるほどの大人気のアメリカ。長年、NFLはこの事実を隠ぺいしてきた。そして、オマル医師は「お前、余計なこと言うんじゃねえ!」とNFLなどから脅しや嫌がらせ受けていた。
オマル医師がNFLの圧力に立ち向かい真実を暴いて以来、コンタクトスポーツ、いわゆるアメフトやラグビーのような、体当たりするスポーツの脳への危険性がますます注目されるようになった。
最近もNYTで「コンタクトスポーツによって頭部にダメージを受ければ、10歳から12歳の子供の脳には大変危険」という内容の記事を見た。
Playing Tackl Football Before 12 is Tied to Brain Problems Later
人間の脳は12歳で発達のピークに達する。特に10歳から12歳、ゴールデンエイジと言われる期間は、脳のすざましい成長期であり、この時期頭部へ繰り返し強い衝撃や脳震盪などを受ければ、その後成人してから、様々な後遺症、影響がある、というのだ。
それで、最近はアメリカでも、12歳以下の子供にはアメフトをさせない、という動きが起きて、アメフト部のジュニアチームが閉鎖になる学校も増えている。アイビーリーグの大学でも、タックルなどコンタクトの激しいアメフトの練習が全面的に禁止になった。
うちの子らはブリティッシュスクールに通っているので、アメフトはやらないけど、ラグビーはやる。まさに、アメリカのアメフトに匹敵する超花形スポーツで、「英国男児たるもの、ラグビーやらなくてどうすんの!?」みたいな雰囲気がある。
そんなわけで、希望者だけがラグビー部に入ってやるのではなく、全員が体育の授業で、7歳ぐらいから必ず1シーズンはラグビーをやることになっている。あとはサッカーとクリケット。
しかし、上記の論文や記事を読んで、ちょうど10歳でゴールデンエイジに突入した息子にラグビーをやらせるのはどうなんだろう、と夫が心配し始めた。
息子の話によると、遠征試合に選ばれ放課後の課外トレーニングにも積極的に出ているラグビー好きな男の子たちは、まだ年齢こそ10歳から11歳と小さいけど、けっこう激しくぶつかり合うので、よくケガをするという。しょっちゅう足を捻挫、骨折したり、顔にケガしたり、中には手を思い切り踏んづけられて複雑骨折しちゃった、という子もいたそうな。
日本でも、ラガーマンっていうと、耳たぶが潰れてたり、膝の靭帯切った、とか骨折だの脱臼だの、大けがしてる人が多いイメージ。ケガがつきもので、あばら骨折るぐらいは怪我のうちに入らないとか。まさに走る格闘技。
うちの子は花形選手でもないし、対抗試合メンバーにも選ばれてないので、そんな大したケガはしないだろうけど、シーズン中は週2回は必ずやらないといけない。
ま、でも、男の子なんだし、多少ケガをしようが、多いに走り回って体当たりして、スポーツマンシップを鍛えればいいんじゃないの?とは思う。
でも夫は「たった一回のタックル、転倒で、脳震盪まではいかなくとも、頭にダメージを受けることもあるかもしれない。年齢が年齢だし、やっぱりちょっと心配だ。この記事にあるように根拠がちゃんとあると実証されてるのに、無視できない」と言って聞かない、、、
それで相談した結果、タックルはせず、相手を触った時点でストップ、という類のタッチラグビーのトレーニングは参加してもいいけど、タックルしまくるコンタクトラグビーの練習からは外してもらうよう、学校にお願いすることにした。他にも、親の配慮でそういうお願いをしている子はいるようだ。それに、学年が上がると、タックルも激しくなるから、少なくとも体育の授業ではコンタクトラグビーの練習はなくなり、タッチのみになるそうだ。
ラグビーが大好きで、才能があって、ラグビー以外のスポーツは考えられない!怪我も勲章のうち!というぐらいの意気込みがあるならまだしも、息子はラグビーよりサッカーやクリケットが断然好き。もしラグビーやるなら高校生になって、身体も大きくなって、脳の発達が緩やかになってからでも全然遅くないし、小さいうちから、どうしてもやらなきゃいけないスポーツではないんじゃないかな、と思う。
ベネット医師に言わせると「12歳の子どもに酒やタバコはやらせないですよね?でも、なぜ酒やタバコ以上に脳に深刻な影響を与えうるコンタクトスポーツはやらせてもいいと思うのか?到底信じられない。私にすれば、それは児童虐待と同じことです。」と。
まあ、虐待とかちょっと極端だけど、説得力がある。
えーーっ、いくらなんでも考えすぎ、過保護すぎじゃない?!
と言われちゃうかもしれないけど、やっぱり、、、大切な時期の大切な脳だから。いらぬリスクはできるだけ減らしてやりたいと思うのである。