




昨夜、家族で外食に出かけようとドライブ中。
夫が、なんかヨソ見してたのか、ハイウェイの分離帯めがけてすごいスピードで走って行き、
「ちょちょちょちょっと!どこ行っちゃうのよーーー!」
と注意したのも間に合わず、ドすーーーーーンと分離帯の縁石に思い切り突っ込んでしまい、、、。
即効タイヤがバーストして、車は傾くしガタガタすごい音がするしで、かなり動揺しつつも、なんとか近くのスーパーの駐車場にたどり着いて車を停めた。
縁石に突っ込んだ右の前輪だけかと思ったら、
後輪も思い切りバーストしてまして、、、。
この状態でスーパーまで走ってこれたのが奇跡って感じですが、、、。
でも意外と冷静に対処できて、まずはいつもお世話になってる修理屋さんに電話したら、30分ぐらいで駆けつけてくれた。
とりあえず今は直しようがない、明日の朝出直します、ということで、彼に車の鍵を預けて、その後はウーバーでプテリハーバーにカレー食べに行って、またウーバーで家まで帰った。
今日は、修理屋さんが車を引き取って、すぐにタイヤ交換してくれました。
車引き取って工場まで持ってってくれて、タイヤ2本交換+アライメントで460リンギ。約1万2000円。
もうウチのオンボロ車も乗って4年ぐらい経つから、あっちこち傷や凹みだらけなので、ついでに思い切ってフェイスリフトしてもらうことにした。
全面塗装+へこみの修復で、1750リンギ。約4万4千円。
全部で5万6千円弱。
やっぱりマレーシアの安さって異常!(笑)シンガポールとか、日本だったら、これだけやったら20万ぐらいは軽くかかると思うな、、、、。
しかし、日頃から、車の修理屋さんの電話番号は持っておくべき。車社会のマレーシアだから、どんなハプニングがあるかわからないし、こういう時に慌てなくていい。
トヨタの24時間サービスにも来てもらえたけど、出張料金含めて倍ぐらい修理代がかかったと思う。
ま、そんなこんなで、ドタバタしながらもプテリハーバーでおいしいカレーをたらふく頂いて、家に帰るともう9:30。子供達もげっそり疲れて、あっという間に寝ました。
いつも私の運転が下手だの無茶だのとけなす夫も、今度はかなりバツが悪かったみたいで、シュンとしおらしく大反省。
ハプニングな一夜だったけど、車が転倒したり、大事に至らなくてよかった。
ラスベガスで、また銃乱射!
アメリカ史上最悪の乱射事件だという。
突然プッツンしたオッサンが、ホテルの部屋から野外コンサート会場目掛けてマシンガン乱射、ってもう完全に狂ってる。どうしてこんな惨劇が起きるのだろう?!
末期症状、世紀末、北斗の拳の世界という感じがする、、、。
白人至上主義の連中がデモ行進したり、こんな恐ろしい事件が起きたり、トランプが大統領になってからというもの、アメリカはますます下降線を辿る一方な気がする。
医療保険制度もない、教育費は高い、職場でも生産的でないと見なされたらすぐ解雇、貧富の差はどんどん広まる一方、クスリが蔓延して精神崩壊している人が続出、銃を常備しないと安心できない、何でもかんでもすぐ弁護士が出てくる訴訟社会、追い詰められてプッツンすると銃乱射、突然同時多発テロが起きたり、と、
もう、恐ろしいことがテンコ盛り!とても人間がまともな精神で安心して暮らせる環境ではない。
親戚も友達もたくさんアメリカにいるけど、みんなふつうの精神で、安定して暮らせているのだろうか?
やっぱりみんな、銃を常備していたりするんだろうか?
ふつうに生活できているのだろうか?ふつうに仕事をして、穏やかな気持ちで暮らし、外出したり、病気になったら通院して治療を受けたり、そういう当たり前の生活ができてるのかな?
メディアで見るアメリカは、悪いところばかり強調されているのだろうけど、蚊帳の外から見ていると、最近のアメリカは、恐ろしい国、というイメージしかない、、、。ブラピの出てた映画、World War Zみたいな。
子どもたちも、アメリカの大学とか、行かせられないな、、、。どんな恐ろしいものに付きまとわれ巻き込まれるか、わかったものではない。英語圏なら、イギリスの大学のほうが、ずっと安心して行かせられそうだ。いっそ日本の大学でもいいかもしれない。理系を極めるなら、インドの大学なんかいいかもしれない。インド工科大学などは、卒業すれば世界中の優良企業からオファーが来るという、倍率60倍とかの超エリート大学で、アメリカのMITなんか滑り止めで受ける、みたいな感覚だという。
百歩譲って、アメリカで大学だけは行ったとしても、生活するなら、これからはやっぱりアジアじゃないかな、、、。
ヨーロッパも、ISIS問題とEU崩壊で混沌とする一方だし、だいたい仕事がない。
基本的にアジアは平和で、人種間で憎み合ったり蹴落としたり殺しあったりすることも少ないし、こんな恐ろしい銃乱射もない。
これからは中国が間違いなく新しいスーパーパワーとして台頭して、世界経済を牛耳って行くだろう。今や、ベンチャー、スタートアップの台風の目は、アメリカから中国にシフトしてきている。少なくとも、アジアにいれば、ビジネスチャンスや仕事はたくさんありそうだ。
私の世代は、欧米を見て、欧米に習ってきたわけだけど、子どもたちの世代はもう違うのかもしれない。もちろん、アメリカは強い国として君臨し続けるのだろうけど、これから舞台はアジアに移って行くのだという予感がする。
今日は娘の担任の先生に呼ばれて、朝一番で学校に。
何かトラブルでも?悪さでもしたのかしら?
とドキドキしながら行くと、もう一人、娘の学年統括の先生も出てきた。
なんかよっぽどひどいことをしたんだろうか、、、と構えてしまったが、話を聞くと、どうも娘が色々な面で自信がなく、自尊心がとても低いように感じたので心配になってお呼びした、と。
彼女が不必要にプレッシャーを感じていたり、どうせ私なんか、、、と思っているのが伝わってくる場面がちらほらあったので、早めに手を打たなければ、と思ったのだそうだ。
娘は、元来気性が激しく、なかなか気難しい子で、気分のムラも激しい。今はもう落ち着いたけれど、1,2年生の頃はお友達ともトラブルが多かった。それもあって、いい子でいなくては、というプレッシャーを常に感じているのは知っている。
実はとってもデリケートで臆病なのを、明るく振舞って隠しているのも知っている。
色んなことに不器用で、とっても勉強が出来るお兄ちゃんに引け目を感じていて、自信が持てないことも。
とにかく、先生方は娘のことが心配で、
「こんなに小さいうちから、自分にプレッシャーをかけることはいけないし、とにかく彼女が幸せで自信をたっぷり持てるように、教師陣全力でサポートしたいと思っています。とってもいい子だし、勉強だって全然心配ないし、もっともっと自信を持っていいと思うんです、、、!」
と、本当に心から、娘がハッピーになれるように、と考えてくださっていることがひしひしと伝わってきた。
あぁ、この学校に子どもたちを託してよかったな~、と思った。
色々と、賞があったり、ポイントがあったりして、競争も激しく、ちょっと面倒臭い、と先日書いたけれど、それはそうなんだけど、良いところを挙げるとすれば、とにかく、とってもケアがきめ細かい学校だということ。
あらゆる場面で生徒が可能性を伸ばせるように、自信を持てるように、と、先生方は毎日必死に考えて、ベストを尽くしていると思う。
内にこもらないように、健全な心身を育てられるように、と、とにかく体を動かしてスポーツをすることを奨励して、どんなことも興味があることはどんどん出来るように、とクラブ活動の選択肢も実に豊富だ。
クラスをレベル別に分けているのだって、それで優劣をつけるためではなく、あくまでもその生徒の能力に合った課題を与え、マイペースで自信を持って勉強に臨めるようにという配慮からだろう。
一番下のレベルのクラスからどうしても上がれないから、と親がすごく屈辱を感じて転校していった子がいたんだけど、まだ小学生で、これから伸びしろがたくさんあるのに、そんなことで一喜一憂するのは、ちょっと違うと思う。
シンガポールなどは、小さい頃からもっと過酷な競争にさらされる教育環境なわけだけど、教育熱心になるあまり、一番上のクラスに行くこと=学校に行く目的になってはいけないと思う。その子のペースで、しっかり勉強して、着実に前進できればいいと思うのだ。
とにかく、今日、先生方と話して、この学校は、生徒の自己実現を第一に考えている学校なんだ、ということがわかった。良い学校とは、そういう場であるべきだ。豪華な設備とか、テストの平均点が何点とか、大学の進学実績とか、評判とか、そういうことよりも何よりも大事なことだと思う。
こんなマレーシアのド田舎に、はるばる英国から進出してきて、このような良い学校を建ててくださって、、、有り難いことです。
学費は高くってホントに大変だけど、、、 お財布が許す限りは、頑張ることにしよう。
そして、娘ともっと向き合って、ハッピーになれるよう精一杯サポートしてあげなくては。