庭代台の絵の先生、合田豊さんが「青木さん、僕の絵、観に来てくれるか?」とおっしゃって、大阪市立美術館で開催している「新世紀展」の入場券をくださったので、楽しみに伺いました。
「新世紀美術協会」というのは、昭和30年に発足、公募展としては昭和31年から開催し始め、全国巡回展を続けておられるようです。
今回が第61回となっています[E:eye]
初めて観に行かせていただきましたが、目に飛び込んできた作品群の自由な感覚に感動しました[E:confident]
その理念を、HPで見せていただくと、以下のように掲げられていました[E:confident]
団体の結成は 単なる離合集散の結果ではなく、新世紀美術協会に関する限り、真に堅い決意と良識による個と個の結合である。
流派・画風・何の制約もない新しい自由の結束は「新世紀美術」のひとつの途であると確信する。
我々は単なる回顧的な技術に囚われるのではなく、歴史と現実が結び合った一点を見つめて、 更に あしたの絵画「造形的」創造を志向し、清新にして意欲的な絵画空間の樹立を期したい。
発足の日に決意した この高き理想を持続、結実して歴史の流れの中に新世紀を位置づけたい と願う ものである。
正に芸術の正しいあり方ですね[E:shine]
これが私の生まれるより以前から続けられていることが素敵です[E:shine]
100号の2枚の連作にスゴイ作品が並びます。
合田豊さんの絵は、最初の方に、すぐに見つかりました。
2枚の連作「洞窟住居 16-A」、「洞窟住居 16-C」は、合田さんの長年のテーマであるイタリアのマテーラの洞窟住居の印象画です。
見たままのモチーフを写し取るような描き方しかできない私ですが、
合田さんの印象画を見せていただくと、
そうか、イメージというのはこういう風に作っていけばいいのだと教えられるような気がしてきます。
クリアな色彩、きっちりとした構図。
シャレていて本当に素敵な作品です。
絵の好き好きにも、きっと相性というものがあるのでしょうけど、そういう意味でも、私は合田さんの作品が大好きです[E:shine]
風景画、静物画、人物画、何をどう描いてもきちんと正しいデッサンで描かれる合田さんですが、そのアイディアの新しさにも、いつも感心させられてしまいます[E:confident]
マテーラの街の絵も、少し前までは風景画として描かれていたように記憶していますが、段々とこうしてイメージを広げて描かれるようになってきました。
素敵なデザイン[E:confident]
この数字は何を意味するのでしょうか?
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創造的で、斬新なアイディアに溢れていて、面白い展覧会でした。
私のベスト10をセレクトしてみました[E:confident]
壁谷久子さんの「邂逅 Ⅰ」、「邂逅 Ⅱ」。
人物の描き方がユニークでなんとも魅力的でした。
気持ちがなんとなくざわつく様な感覚が面白い[E:confident]
「東洋クロス賞」を獲られていました[E:confident]
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時岡千鶴子さんの「Windows-Cats-4」、「Windows-Cats-7」。
猫ちゃん好きにはたまらない愛らしさ[E:confident]
この構図の面白さは、どうでしょう[E:confident]
シャレていて本当に素敵です[E:confident]
こちらも「新世紀美術協会奨励賞」を獲得[E:confident]
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石橋武志さんの「工場・2016-4」、「工場・2016-6」。
色遣いのクリアなこと[E:sign01]
隅々まできちんと描かれています[E:sign01]
面白い~[E:shine]
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おとぎ話の世界のよう[E:confident]
デザインがなんともオシャレです[E:shine]
榎原保さんの「忘れてきた学舎 1」、「忘れてきた学舎 2」。
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関西水彩画展で初入賞されていた、和太鼓サークル「拓」の森正人さんが、
ここでも一般で入選されていました[E:confident]
パチパチパチ~[E:shine]
関西水彩画展のに出展された時の作品の連作のような「大地の詩 Ⅱ」。
絵本のような愉しい世界観[E:confident]
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見上げた大木の精密さ、梟の本物らしさ。
他の作品とは違ったリアリズミが目を惹きました[E:confident]
光と風が感じられます[E:art]
吉田正勝さんの「聖」。
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可愛くて可愛くて大好きな絵。
根石和子さんの「あそぼの記憶」。
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スケッチデッサンのような作品[E:confident]
100号でこういう描き方ができるってスゴイ[E:sign01]
ザッザッザッと、こんな風に描いてみたい[E:confident]
荒木田和美さんの「JR神戸駅前」。
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このセンス[E:sign01]
なんともシャレてますねえ[E:shine]
部屋に飾りたいなあ[E:confident]
色彩も好き[E:shine]
長谷川孝子さんの「アスナロ達のカウンター」。
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選抜展というのが、どういうものか分かりませんでしたが、お二人の方が14枚の作品をシリーズで展示されていました。
2枚の連作で出品されている方の中から更に選ばれた方が、こんな風に展示させてもらえるのかもしれません。
井上久希子さんの「僕らは宇宙に住んでいる」シリーズは、圧巻でした[E:eye]
こんな細かい仕事ができるものでしょうか[E:confident]
素晴らしい~[E:confident]
添えられていた文章も素敵でした[E:shine]
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最終日の朝に駆け込みで観に行きましたが、有意義で愉しいひとときでした[E:confident]
実際は紹介させていただいたものの3倍ほどの作品の写真を撮りました[E:confident]
こんな絵を描ける人は、もっともっと真剣にぐ~っと深く自分にも絵にも向き合っているのでしょうね[E:confident]
私ももっとちゃんと取り組んでみたいと感じました[E:confident]
合田さん、ありがとうございました[E:confident]