特別医療講演会、備忘録 | 卵巣がんを乗り越える!

卵巣がんを乗り越える!

2014年3月、35歳で突然の卵巣がんⅢcの診断。
前向きに戦っている先輩方のブログに助けられ、今の私があります‼
術前TC、免疫療法、術後TC、+アバスチン、陽子線治療、ドキシルを経て、現在はジェムザール+アバスチンで再再再発治療中。
もうすぐ5年目突入♪

前記事に共感してくださった方、ありがとうございました。
一日で2つも書くのははじめてじゃないかと思いますが、私なりに、ご講演の内容を備忘録として残しておこうと思いますかお


ニャンコ先生の特別医療講演
がんとの上手な付き合い方

2016年1月30日 14:00 ~16:00

前半は『抗がん剤の進歩、進行がんとの付き合い方、段階別の治療選択』
後半は『正しい医療情報、最新の免疫・放射線治療、がんカテーテル治療』
最後に『フリーディスカッション』
の三部構成で行われました。
以下、お話をうかがいながら大急ぎでメモした内容です。
正確でない可能性もありますので、ご了承くださいね汗

前半では、
マーカーに一喜一憂せず、体の状態を見ること、『完治しない』に『あわてず、あきらめず』、段階に応じた適切な治療を選ぶことで、がん、がん治療に負けない共存を目指す、というお話が印象に残りました。
特に『最善を期待し、最悪に備える』という姿勢は、大事だと思いました。

後半は、最新の治療について。
がんカテーテル治療については、特に丁寧にお話がありました。←当たり前か苦笑
・標準治療を数種類したが効かなくなった
・強い副作用で治療が継続できない
・マーカーは下がったが一部だけ腫瘍が残っている
・がんに伴う疼痛の緩和
などの治療を目的に、初診のあと、治療可能となれば月1回、3泊4日で3コース反応を見るのだそうです。

がんカテーテル治療は保険診療で、体の負担が少なく、卵巣がんでは耐性のできた薬も効いたというエビデンスがあることは魅力的だと思いました。

ただ、腫瘍が1、2箇所に限局している場合が主として対象で、複数ある場合は全身治療の抗がん剤が優先される場合があり、また、緩和ケアを目的として、困っているところを叩く、という治療になるようです。
治療の適応になるかどうかは再発、転移のしかたと、タイミングによるのかな、と思いました。
ちなみに、胸水や腹水はお水を抜くことや胸膜癒着をする従来の治療法になり、病変がモヤモヤしているがん性リンパ管症については、治療例はあるが難しいとのことで、お一人お一人の画像を診て、ということになるそうです。
「『がん難民を作らない』がポリシーです」とおっしゃるニャンコ先生のお姿が印象的でした。


以上、一部ですがご講演の内容を私なりに整理してみました。
繰り返しになりますが、私が普段使わない頭をフル回転させて大急ぎでメモしてきた内容なので、ご関心を持たれた方は、直接ニャンコ先生にお問い合わせいただきたいと思います。




感謝です!講演会翌日 |がんとの共存を目指して ~ニャンコ先生の がんカテーテル治療センター
http://s.ameblo.jp/cancercatheter/entry-12123454187.html