今日はうつは理解されないなぁと思った実体験について書いていきます。
うつの治療には休養と薬物療法とカウンセリングの3本柱のが大切になります。
いずれの柱も時間がかかるものです。
特に急性期を抜けて回復期になると、本人にも焦りが出てきて急いで治そうとしてしまいがちです。
また、周囲から見ると急性期に比べると元気そうなので、もう治ったと勘違いしてしまう人もいるようです。
体調の波や体調の回復具合について、本人と周囲の受け取り方にギャップがあって理解されないですよね。
私の体験としても、出勤したくないと言うほどではないですが、毎日何とか出勤出来ている状態の時に、上司から少し重たい仕事するように言われ、一生懸命取り組んでいた時に、上司から「例の件はどうなった?直前になって出来ませんというのはやめてくれ。」と言われたので、今、取り組んでいますが正直体調に波もあって出来るかどうかはやってみないと分かりませんと回答しました。
すると、上司から「最近の様子から調子が悪そうには見えないし、大した仕事ではないので、よろしく。」と言われ、全然会話が噛み合いませんでした。
この上司はうつは甘えで嫌なことから逃げているだけというマインドの方なので、いつも話が本当に噛み合わず、うつのことについて話すだけでもかなりのエネルギーを使います。
続いて治療に時間がかかることを理解されないというのも良くある話ではないでしょうか?
私の体験としても、上司から例えば「もう4ヶ月も病院に通っているが、うつはいつ治るのか。いつまでに治すことを目標にしているのか。」などの焦らされる言葉を浴びせられたことが多々あります。
本人の体感としてはまだ4ヶ月なのに、周囲からはもう4ヶ月と言われ、このような問いかけは全くくもって逆効果だと思います。
また、目標は全くないわけではないが、焦ってはいけないと思っているので、周囲に意思表明をするものでもないとも思います。
しかし、うつはなかなか理解されない病気なので、当事者の方はこのような体験を結構な確率でしたことがあるのではないでしょうか?
周囲の声に惑わされずに、治療を優先してうつと向き合って行くことが早期寛解の近道になると私は信じています。
急がば回れの精神ですね。
うつは理解されない病気なので、理解を諦めるのが一番かもしれませんね。
最後までお読み戴き、ありがとうございます。
ではではー☆