思考のクセづけ 考え方を変えれば人生も変わる(ジェームズ・ボルグ 著)-その2- | うつ克ーうつを克服する生活ー

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どうも、うつ田 克美です。

今日は「思考のクセづけ 考えかたを変えれば人生も変わる」第2章『人生を蝕む「歪んだ思考」』の感想です。
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第2章では、『歪んだ思考を手放すための三つのヒント』、『「感情=事実」という思考パターンの罠』などが書かれていました。

『歪んだ思考を手放すための三つのヒント』では、次の3点が書かれていました。
『① 自分や世界に対する考えを、なぜ私は真実だと思い込むのだろう。』
『② 思考がつねに現実を反映しているとは限らない。』
『③ 歪んだ鏡は私のほんとうの姿を映してはくれない。』
この3点を噛み締めながら自分自身の思考にじっくりと向き合えば自分の思考が歪んでいることに気付くのではないでしょうか?
また、『過去の失敗について自分を責める。自分の能力を疑う。未来の出来事を恐れる。自分を卑下する。失敗を予期する。』このような場合には歪んだ思考にとらわれている可能性があるとも書かれていました。
これらはうつあるあるではないでしょうか?
うつの状態では歪んだ思考にとらわれているということをまず、理解することがうつの回復の第一歩のような気がしますね。

『「感情=事実」という思考パターンの罠』によると、「感情=事実」という歪んだ思考が習慣になっていると、感情が現実を決定づけるということが起こるそうです。
でも、悲しいことを考えずに悲しい気持ちになれないように、思考が感情を決めているので、感情を事実として捉えることは正しくなく歪んだ思考であると言えますね。
でも、うつのときには不安などのネガティブな感情に支配されてネガティブなことこそが事実と思ってしまうのも分かります。
そんなときにはこの歪んだ思考パターンにとらわれていないか我が身を振り返る必要がありますね。

他にも第2章では、「~すべきだ」、「いつもそうなる」、「完璧でなければダメなんだ」、「きっとこうなるはず」などなど、認知行動療法で言われている「認知の歪み」に関することが書かれてあり、うつあるあるだなぁと感じました。
回復期までうつの改善が進んだら、自分自身の認知の歪みについて客観的に把握することは非常に価値のあることであると第2章を読んで改めて気付かされました。

最後までお読み戴き、ありがとうございました。


ではではー。