今日はうつと天気について書いていきます。
うつの方やうつの勉強をされた方は、ご存知かもしれませんが、天気が悪い日はうつの症状が重くなることがよくあります。
私の実体験としても、雨の日は調子が悪く何となく胸が苦しくなったり、やる気がでなかったりします。
健康な人でも、雨の日は憂鬱になる方も多いので当たり前といえば、当たり前のことなのかもしれませんね。
でも、うつの場合はその憂鬱加減が大きいのだと思います。
特に台風など、天気が大荒れする時は本当に症状が重くつらいですよね。
天気が悪い日にうつの症状が重くなる理由を理解するのに、下園先生の「元自衛隊メンタル教官が教える 感情コントロールに有効な「○○人」視点」が非常に参考になりました。
この中で、下園先生は、「現代人はスーツを着た原始人」と表現されています。
「○○人」とは、「原始人」のことです。
以下は、私の考えですが、現代人がスーツを着た原始人だと考えると、台風など、天気が大荒れする時は危険に充ち溢れています。
そこで、気圧の変化などを本能的に感じとり、危険を察知し危険な場所へ近づかないように不安な感情を増幅させているのではないでしょうか?
だから、天気が悪い日は、うつの症状が重くなると考えると府に落ちますね。
私事ですが、最近は、うつの状態も回復傾向にあり、雨の日などでも胸が苦しくなることは少なくなったように思います。
こういった体調の変化や身体の声に耳を傾けることによって、自分のうつの状況を把握することに繋がるように思います。
うつの治療には時間がかかるので、当事者の感覚としては、気がつけば良くなっているという感じです。
自分の小さな変化に気付けるようになると回復に向けて前に進んでいる実感を持つことができると、このブログを書きながら、改めて気付きました。
ではではー。