清里フィールドバレエ「白鳥の湖」 | バレエ・コンサート三昧

バレエ・コンサート三昧

サラリーマンのバレエ・コンサート日記、その他、日々思うこと

清里フィールドバレエ「白鳥の湖」

(7/26/2024  清里・萌木の村 特設野外ステージ)

オデット/オディール 小野絢子

王子 福岡雄大

バレエシャンブルウエスト


真夏の野外バレエ。

本物の森をバックにした幻想的な舞台を観に、今年も東京の猛暑を逃れて涼しい清里へ。

7/26初日の舞台。

毎年お天気が心配だけれど、今年も夕方から雨が降ったり止んだり。

無事に開演して、2幕、オデット/王子の2回目のPDDで雨が降り出して、PDDが終わったところで中断。

(小野絢子さんは雨の中でも完璧だった・・・)

そのまま休憩へ。

その後も降ったり止んだりで、3幕は雨が多少降っていても、舞台が多少濡れていてもOKの演出で、とのアナウンスがあり再開。華やかな花火が打ち上げられたと思ったら、あとは監督の説明とダンサー達の演技とレベランスだけで、踊りは全カット。絢子さんのオディールの踊りが観られず残念・・・

その後、幸運にも雨が止んで、4幕はノーカットでカーテンコールまで。

何とか最後まで観られて良かった〜♪!


小野絢子さんのオデットはさすがの素晴らしさ。

何と清らかで凛とした美しい踊りだろう。

うっとりするような極上のオデットに感動の連続。

次元の違う美しさ。

王子の福岡雄大さんは3幕のGPDDがカットされてしまい、王子のヴァリエーションが無かったので、少し存在感が薄くなってしまったけれど、それでも安定感のある抜群に素晴らしい王子。

シャンブルウエストのダンサーの方々も実に素晴らしい踊り。

レベルがものすごく上がってる。

24人の白鳥たちの群舞の美しさは息を呑むよう。

感動的な舞台だった。

3幕各国の踊りも観たかったなぁ〜


清里フィールドバレエは、本物の森をバックにした大自然の中の本格的な野外バレエ。

幻想的で美しい舞台。

花火が打ち上がる舞台。

ダンサーの方々はお天気との闘い、虫さん達との闘い、暑さや寒さとの闘い、・・・

大変だろうけれど、楽しみにしているファンが年々増えているようで、とても嬉しいこと。

これからも長く続いて欲しい舞台。

SS席、S席が随分増えた。


新国バレエの米沢唯さんや木村優里さん、東京バレエ団の秋山瑛さんや足立真里亜さんもいつかゲスト出演して欲しいなぁ〜