※本日のメルマガと同じ内容です。
ゴールデンウイークもあと一日、良い時間を過ごされていますでしょうか？
年号も変わり、心機一転、気持ちを切り替えたり、
連休中に大掃除をした方もいらっしゃるかもしれません。
掃除をするのはとても良いことですし、物を捨てると運が良くなる、
などともいわれています。
今日は、「物を捨てても良い時と、物を捨ててはいけない時」
について考えてみたいと思います。
物を捨てると運が良くなる、捨てることで新しい流れが入ってくる、
などとよく言われています。
実際に物を捨てると、気分がスッキリしますし、空いたスペースをみると、
心にもゆとりが持てるようになります。
では何故、物を捨てると運が良くなるのでしょうか？
少し掘り下げて考えてみたいと思います。
まず、「物を所有して使う」ということは、
その物に支払った対価（恩恵）を受けるということです。
逆に「物を捨てる」「何かを手放す」ということは、
その対価（恩恵）を手放すことになります。
対価を手放すということは、恩恵を受けない。ということです。
つまり、言い換えると、「徳を積む」ということになります。
また、物を捨てると、新しいものを購入したくなります。
つまり、お金を使います。
お金を使うということは、誰かに恩恵を与えるということです。
誰かに恩恵を与えるとは、徳を積む行為なので、
徳を積めば、恩恵を受けやすくなります。
つまり、物を捨てるということは、物からの恩恵を手放すこと。
その後、物を購入すると、他者に恩恵を与えることになります。
双方の影響により「運が良くなる」と考えることができます。
さらに別の視点で考えてみましょう。
物を捨てる時には、捨てるべきか、
捨てないべきかという「葛藤」が生じます。
「カルマの法則」では、「葛藤こそがカルマである」と考えています。
（※「カルマ」とは、不理解感情（ふりかいかんじょう）…理解されていない誰かの気持ち、を言います）
捨てるか捨てないか？について、悩んだり考えたり葛藤を体験することで、
カルマの一部が解けて、良い状態に向かいやすくなると考えることもできます。
このように、「物を捨てると運が良くなる」と言われていますが、
注意すべき点があります。
「カルマの法則」から考えると、「自分が何かを手放す」ということは、
「誰かから自分が手放される可能性がある」ということです。
あなたが何かを捨てる時に、
「捨てようかな、どうしようかな…」
「まだ使えるよな、捨てるの勿体ないかな…」
「もう少しおいておこうかな…」
そんな風に迷った後に、「えい、捨てちゃえ！」と捨てたとしましょう。
あなたが誰かに発生させた感情が、
誰かから返ってくる可能性があります。
つまり、あなたが「もの」に対して発生した感情が、誰かから返ってくる可能性があるということです。
例えば、彼（彼女）との関係が不安定な時に、関係を継続させたいと思う場合には、
無理に捨てない方が良いのかもしれません。
リストラの対象になっている可能性がある場合なども、同様に考えることができます。
このように、関係の継続を望む場合には、
物を大事にする、丁寧に扱う、長く使えるものを購入すると、
「継続のカルマ」が得られるようになります。
今、捨てるべきなのか、捨てないべきなのか？自分がどうしたいのか？
によって使い分けましょう。ということです。
よかったらご参考ください。
江見佐智恵
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