今日は仕事を定時であがり、急いで電車に乗って大倉山へ。
バイオリン発表会のリハーサルに行ってきた。
生徒さんはそれぞれ発表するソロの曲と、
4人くらいずつのグループで二重奏をやるのだけど、
私は同じような社会人の女性4人のグループに入っている。
今日はその4人で、一緒にやる曲をピアノと一緒に合わせた。
私以外の3人は、私より数段レベルが高いので、
とりあえず私が音がでていなくても大丈夫、だけど、
音程がずれていたらすぐわかるのでそれなりに緊張する。
でも、ソロよりはぜんぜんましだ。
そして自分の弾く曲「ユーモレスク」も少しだけピアノと合わせてリハーサル。
日曜日に初めてやった時は、こんなに緊張したのは生まれて初めてじゃないか
っていうくらい緊張して頭が真っ白になっていたけど、
今日は開き直りというか、少しは落ち着いて、平常心に近い気持ちで
弾く事ができた。
そしたら、先生や聞いていた他の生徒さんに、
「よく練習してきたね!上手になった!」とお褒めの言葉をいただいた
確かに月、火で少し練習はしたけど、合わせて1時間くらいしかしてない。
日曜日の私がどれだけひどかったかということだ・・・。
だって指が震えて全然動かなかったし、ふだん止まらないところで
(途中で止まるような曲じゃない・・・)なぜか次に指や弓をどう動かしていいか
わからなくなってしまっていた。
はー、とりあえず下手は下手なりに、ふだんの実力というかふだんの練習の
成果を出せればいいなー。
開き直るしかないな。
結婚式でもそんなにアガらなかったのに・・・・。
さて最近の通勤の友は、乙一の「ZOO」。
最近の本ではないが、乙一の代表作といってもいいのだろう。
これがおもしろい!しかしグロい!!
なんだろねコレは・・・・。
乙一のすごいところというか面白いところは、設定のうまさだと思う。
たとえば最近映画化された「暗いところで待ち合わせ」は、
目の見えない女性の家に、犯罪者(と思われる)男性が忍び込んで
いつのまにか奇妙な同居生活をする、というもの。
デビュー作の「夏と花火と私の死体」は、語り手の女の子が殺されるんだけど
死んでしまってからもその女の子の視点で語りが続いていく。
ファンタジーホラー、と言われるけど、
およそ考えつかないような設定、非常に映像的、視覚的な文章。
はあ、おもしろさを書き表したいのにできないわー。
それにしてもずいぶん涼しくなったなあ。
目の前の森で、虫がたくさんないています・・・。