私は美術大学を卒業してから
印刷会社の企画部に勤務していた事がありました。
そこでは、デザイン業務と、
時々イラストを描くこともありました。
会社で、仕事で描くイラストレーションは、
クライアントさんがいて、
その印刷物に合った絵を描くのです。
もともと、目的があって
人の為に描く絵という事がはっきりとしていました。
そこで、
宇多田ヒカルさんの歌を思い出します。
For you
誰かの為じゃなく
自分の為にだけ
歌える歌があるなら
私はそんなの覚えたくない
だから For you…
慣れてるはずなのに
素直になれるのに
誤解されると張り裂けそうさ
だから I sing this song for you
仕事で頼まれた絵は
誰かの為の絵…ですが
普通に描いている絵だとしたら
それはどうなんだろうか。
それが仕事であっても、趣味だとしても
巡り巡って
きっと誰かの、そして何かの
役に立っているはずと思います。
それにしても
この曲は2000年発売
宇多田ヒカルさんは当時、17歳
6枚目のシングルだそうです。
作詞作曲もご本人ということになっていますが
ほんとうに⁈ほんとうならすごすぎる!
特にこの部分の後半
これはある程度年齢を経た人
それでも分かる人は
以外と多くは無いのでは。
歌だけでなく、あらゆる活動、お仕事も
みんな、本当は、誰かのために…
そうかもしれませんね。
そしてそれはとても楽しく嬉しいこと。
名曲ですね。
懐かしいなぁと思いました。