ルーヴル美術館展 愛を描く@京都市京セラ美術館 | the art,music and subculture.

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ちょっと久しぶりな京都。

まだ6月下旬だったけど、めっちゃ暑かったあせる

 

 
 
 
私はこの美術館にはいつも駅から徒歩で行きます。
 
阪急京都河原町駅から四条大橋を渡って八坂神社へ直進し、左折して知恩院を過ぎた辺りから白川沿いに入ります。
 
私の撮った写真は下手だけど、この辺りはめっちゃ風情があって良いのですラブラブ
 
結婚写真の前撮りとか、何がしかの撮影をするのを時々見かける。
時々鴨もいる。猫もいる。
 
鴨川を渡ったあたりのいわゆる「祇園白川」から入ると町屋がずらりと並んでいてもっと楽しいらしいけど、私は生活感のあるこの辺りが好きです。
 
 
 
 
さて、本題。
 
今回のルーブル美術館展は、先日東京に行った際に観ようと国立新美術館の前まで行ったけど、火曜日が休館日とは知らなくて(アホです)観られなかった経過があったので、行ってきました。
 
で、観た感想。
ルーヴルだからっていちいちありがたがるのはよそう。
 
 
本展は「ルーヴル美術館の38万点のコレクションの中から、同展では『愛』をテーマに、精選された作品の数々を73作品を展示」という触れ込みです。
 
ただ、毎回「ルーヴル美術館展」が開かれるたびに思うんだけど、ルーヴルには世界中から観光客が集まるわけで、開館中の美術館では有名かつ人気作品が貸出中だと集客に影響するから、基本的にそういう作品は貸し出さないと思うんです。
 
だから、一時的にその場になくてもいい(もしくはふだんは倉庫に眠りがちな)作品を一定のもっともらしいテーマで借りてきてるんだと思うんですよね。
 
 それでも前はそんな作品群の中にも「フェルメールの初来日作品」とか多少の目玉があったけど、今回はそれもない。
 
 もちろん今回展示されてる作品は芸術作品として素晴らしいものばかりですが、「コレ前回も観たな」っていうのも何点かあったし、私として特筆に値する作品もないし、ラインナップは正直かなり微妙。
 
結局のところ、「観たい作品があるならそっちから来い」とルーヴル様はおっしゃってるわけですよ、半世紀に渡って一人鎖国をしている私に ネガティブ
 
 
そういう個人的命題をつきつけられた気になってるだけですので、今から観に行く皆さまは先入観なくどうぞ存分にお楽しみくださいね音符
 
 
私が行ったのは開催3日目の木曜日の12:00の枠で、空いてました。
全作品を真正面の最前列で観ることがきました。
 
テレビ放映直後は来場者が増える傾向があるので、避けたほうがいいかも。コレを書いてる今もテレビでやってました。
あと、会期末も混み合いますので、お早めに。
 
70数点ってことで少な目なんで、ガイドを聴きつつ回っても1時間強で観終わりましたよ。
私は宗教画とか神話画に全く興味がないので、少々駆け足で回ってしまったかもしれませんけど汗
 
写真撮影は、最後の章のところだけ可能です。
目と心に焼き付けることもお忘れなく。
 
京都の夏は暑いので、対策を万全にどうぞ!
 
 
フランソワ・ジェラール《アモルとプシュケ》、または《アモルの最初のキスを受けるプシュケ》1798年