女の人生 | 上を向いて歩きたい

上を向いて歩きたい

長期引きこもり経験者である30代喪女が上を向こうとあがく日常のはきだめ。

 

テレビにて、「卵子凍結」を決断した女性の特集をしていました。

 

その女性は30歳で、「転職したばかりでまだ働きたい」という理由から卵子凍結をするに至ったとのことでした。

 

卵子凍結についてよく知らなかったので調べると、

将来妊娠するときのために若い卵子を凍結させておくというのは想像通りでしたが、

凍結する卵子はなるべく若い方が良いのは当然として、35歳までのものが良いと書いてありました。(よくよく調べると、39歳以下が制限とされているようでした。)

 

それを見て、ちょっとショックを受けてしまう自分がいました。

子供どころか、結婚の予定も、恋人ができる予定もさっぱりないので、卵子を凍結する意味なんかないのに、「自分はもうふさわしくない卵子に該当するんだなぁ」と悲しくなりました。

 

未婚独身女性なら誰しも通る感情だとは思いますが、

一度逃すと永遠に体験できない体になる、というのはなかなか残酷ですね。

 

やっぱり、出産している女性と比べて、自分は経験値が少なく、劣っているように思えてきます。(実際、いろんな面で劣っているのですが)

 

ぶっちゃけ、出産さえできれば女としての人生は全うした、とさえ言えるような、そんな高尚な経験だと思ってしまいます。

 

いつかの、万が一のための卵子凍結も考えましたが、費用がとてもじゃないけど払えない…。

(なんだかんだトータルで100万近くはするかも。)

特集で出演していた女性は生き生きとして、楽しそうな笑顔をしていました…。

30歳の私は、まだまだ自分のことだけで精一杯でしたのに。

(今は少しだけ家族のことも考えられるようになりました。)

 

 

知り合いの50代の独身女性は、生理がこなくなったときにつらくなったと言っていました。

私もそうだと思います。泣くかもしれません。

 

いいパートナーがいれば、それも薄まるのでしょうか。それとも、もっと後悔するのでしょうか。

 

世の中の独身未出産の女性と手を取り合いたいです。

まるっきり平気な人もいるのかもしれませんが、生物として役割を全うしなかったという事実は、世の中に存在してはいけないかのような、生物として失格かのような心地に、私はなります。

 

たとえ離婚してシングルマザーとかになっても、女として出産したという事実は、自分を不完全から完全な人間にしてくれるような、そんなイメージです。

 

 

なんか、いろんな人から反感を買いそうな記事になりましたが、私の気持ちです。

出産している人は、ヒエラルキーの上にいて、私をみじめな気持ちにさせます。

今の職場も、「35歳か。もう結婚や出産の可能性がないだろうし、長く働いてくれるだろうな」という思いで採用したのでは、と勘繰ります。

 

女は、35歳以上は婚活市場で需要が減るし、卵子も凍結にふさわしくないようです。

35歳は、いろんな角度から見てデッドラインのようです。

 

 

女性の引きこもりのみなさんは、後悔しない人生を歩んでくださいね。

引きこもってることより、結婚出産しなかった女という周りの視線の方がつらいよ。

 

それが私の今の素直な気持ちです。

気分を害した人はすみません。

 

 

なんか暗い記事になってしまった真顔

 

ちなみに、私は彼氏を募集しています。

いつでもお声がけくださいちゅー

※ただし、石油王に限る。