原不動滝散策 | 憩いの杜の傍で

憩いの杜の傍で

葵の日常あるばむ。

宍粟市波賀町の原不動滝へ行ってきました。

10時30分、駐車場には車が3台、私のを含めて4台。

思ったよりも人が少ない。

敷地内にあるソバ屋は閉店し荒れた印象があって、なんとなく寂れたトコロです。

車内でUVカットをしっかり塗って散策に出かけました。



兵庫県唯一入場料(200円)が必要な滝です。

何やらこの滝は男女関係が関連しているようですね。

厳かなイメージではないようです・・・^^;

受付を済ませると、約100mほどのつり橋が姿を現します。



突破難易度は、中程度の高所恐怖症である私が

ムズムズするのを抑えられないレベルです。

足下を流れる渓流が恐怖感を誘いますが、

プライドが高い私はそれを隠し、

何でもないふりで渓流の写真を撮るという事もやってのけ、

柵は一切触らず、ド真ん中を堂々(?)と渡り終えました~(手は腰!)



続くは山登り。

日ごろの運動不足が祟たって、中ほどで息切れがし始めたけれど何とか登り終え、

第2のつり橋へ。



ここは滝を真ん前で見ることができるスポットです。

先客がいたので、さすがに揺れるのが怖く手前で待っていました。

すれ違う時、何か声をかけてくれたのですが、

ごめんなさい何を言ってくれたのか聞き取れませんでした。

たぶん、「つり橋の向こうまで行った方がよく見えるよ」と言ってくれたのだと思います。



渡り初めて気が付いたのですが、このつり橋はまったく怖くないですよ。

片方が崖なので、空中感が薄いからかもしれないですね。


高所から眺めることができる滝見台まで再び山登り。

かなりの斜面で階段幅も狭く、

「キッズや高齢者はご遠慮ください」と書かれていた通りの道。

でも、来た甲斐がありますね~つり橋から眺めるよりはるかに良いです!



写真になれば大して変わらないように見えるかも?

2坪ほどの空間にあるベンチに座り、

滝の音のみが聞こえ、すがすがしい森の空気と、滝から出ているマイナスイオンにより

この上ない森林浴に浸っていました。


ま、着いてからしばらくは、吹き出る汗をそっと拭きながら、ミニうちわでバタバタ仰ぎ、

汗の臭いを嗅ぎ付け寄る蠅をよけながら(なぜこんな山奥に蠅??)でしたけど~


45分ほどいたかな。心身ともに軽くなり帰るとしますか^^


 
   
恐怖のつり橋の手前で、しばし渓流遊び。

流石に水が綺麗^^


往路の時は気が付かなかったけど、

恐怖のつり橋の下に旧道のようなものがありました。



「ここを通れば、つり橋渡らなくてもいいじゃない♪」

ところがどっこい、川を渡らないといけない。

「こことココの石を渡って~・・・それからここに登って~・・・」

と、しばらく濡れずに渡る方法を思案したが、

どうにもこうにも、じゃぶじゃぶ渡らない以外ここへ行く方法がない。


腹をくくって、つり橋を渡る方を選択しました。


(この旧道らしき道は八十八ヶ所の巡回路でした。一般人は通行禁止!)