タバコと歯周病の関係 | 歯科衛生士ケアマネ【和歌山】表情筋で笑顔力UP /健口のお話し

歯科衛生士ケアマネ【和歌山】表情筋で笑顔力UP /健口のお話し

表情筋笑顔トレーナーで歯科衛生士ケアマネのサチです。
和歌山県在住、57歳。
人生100年時代。男性も女性も健康で、ずっと綺麗を口元から。
お口と全身の健康の関わりや
正しい表情筋を使って、『1日たった3分の一生使えるセルフ美容術』

笑顔トレーナーで

歯科衛生士ケアマネのサチです。





日本臨床歯周病学会によると

あるデータで1日10本以上喫煙すると

歯周病にかかる危険性は5.4倍に


更に10年以上吸っていると4.3倍に上昇し

また、重症化しやすくなる、と記載があります。


ニコチンは強力な血管収縮作用があり

喫煙者の歯肉血管は細くなって血流が悪く

歯肉に腫れがあっても出血しづらく

自身が歯周病に気付きづらいです。


一酸化炭素はニコチンとともに

身体の免疫担当細胞の活動を低下させる。


白血球機能が抑制され

歯周病筋が繁殖されやすい。


歯周組織の修復機能が低下するため

治療しても治りにくい。


『ヤニ』と言う形で

歯の表面に残っているので

歯がザラザラして

バイ菌が張り付きやすくなり

いつまでもお口の中や歯肉にニコチンが

染み出し続けます。


禁煙する事で

歯肉の状態が回復して

免疫や細胞の働きが高まるため

歯周病のリスクが低下し

治療効果が上がることが明らかになっています。


禁煙し、歯周病治療する事により

1年後には歯肉は本来の健康な状態に回復した事例や

30年間喫煙していた人が禁煙し

約11年後の状態の事例が

日本歯周病学会のホームページに載っていました。


喫煙していた年数や

個人差はありますが、

禁煙してすぐ、健康な歯肉は取り戻せず


地道なケアが必要です。