表紙のアンナさんのうつくしさに惹かれて、手に取りました。
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自分をいたわる暮らしごと
1,512円
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なんて、うつくしい人
自分の中心に軸がある人独特の
うつくしさ。
誰かに、どう見られたい、ではなく、
「わたしが」 きもちよく生きること
「わたしが」 しあわせを感じて生きること
そこを大事にしていらっしゃるのがよくわかる。
わたしはわたしであればいい
世の中では、
アンチエイジングとか美魔女とか、
老いは忌み嫌うもの、みたいな風潮があるし、
「若く見える~」って褒め言葉だし。
わたしは、いま、47歳。
更年期症状は今のところ感じてないけれど、
白髪は増えてきているし、
今まで、意識したことのなかったシワもほうれい線も、
あれ?あれ?って感じだし、
お肌のハリも、あれ?あれ?って感じだし、
テレビを見ててスマホを見ると焦点が合わないし。
ふぅ~ん
わたしも歳を取りよるのねぇ、
なんて、
なんとなく、どことなく、
うっすらブルーな気分でいたのだけれど、
この本を読むと、
歳を重ねることに対して、
ウェルカム!
ってきもちになってきました。
たしかに、若さには
若さにしかない輝きがあるし、
すばらしいことだけれども、
歳を重ねたことでしか生まれない魅力、
歳を重ねて初めて輝き始める魅力もあることを
あらためて感じさせてもらって、
なんだか、よしっ!
というきもちになれました。
若く見られたい人(他人からどう見られるかが大切な、他人軸)
のおしゃれと、
彼女のような自分軸のおしゃれと、では、
見ている側のわたしが感じるものが、ぜんぜん違う。
若く見られたい人のおしゃれは
「ふぅ~ん、若いねぇ。すごいねぇ。すてきねぇ」
で終わり。
自分軸の方のおしゃれは、
見ているわたしのほうまで、しあわせが感染する。
「うわぁ~!すてき!」
ゆったり、ゆたかで、しあわせなきもちが
からだじゅうにひろがる。
ここちいい風がからだを吹きぬけるような、
うっとり感。
わたしも
すてきに歳を重ねてきたことの自信が 魅力となるような
そんな生き方がしていこう。
日々、「老い」という航路を進んでいるわたしにとって、
こころまで照らしてくれる 灯台となる本でした。
ありがとうございました。