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アトランティス・トゥ・インターゾーン

問診を待つ一種異常な行列の中に僕もいる。
こ、脊髄あたりがヒリヒリしてくるような気がしていい気分ではない。
この感じは、説明不能なこの感じはなんなのか。

そういえば昨日ミュージック・ステーションにオアシスが出ていた。
オアシスのことは好きでも何でもないが、やはり興奮した。
新作からの曲だったので新作を買ってない僕のような無責任なファンには?だったが、やはり興奮した。
彼らが97年から05年までの暗黒下降期をいかにサヴァイブしてラーズやケムズを模倣しグルーヴを手にするに至ったか。やはり興奮した。
EXILE目当ての膨大な人等からしたら“だからなんなんだ”の一言に尽きるが、僕だってEXILEには何の興味もないから同罪なんだろう。

問診を待つ行列の中にいると、そんなふうに昨晩感じたことが脳髄に刺さる。

ギャング・ギャング・ダンス・イントゥ・ザ・ナイト

突然ではあるが、30日に東京に行くことになった。
目的は偶然ネットにて発見した、『奈良美智、村上隆、その他の現代美術作家たちの版画展』を代官山にあるTKGに見に行くことにあり、どうせ行くのであれば一泊でもしてルーヴルとか原美術館とか行こうかな。という気軽なものであるが、ふと気が付けば生まれて21年目にして初東京である。初。初めて。一回目。まぁ、特にこれといって感動する、とかはないのだが、やはり腐っても東京。
moecallingに聞いていたことではあるが、美術館、ギャラリーの数が尋常じゃない。
この尋常じゃない数のアート空間が、日本のすべてが集まる小さな23区の中に凝縮されている現実を、やはり現実目にするまでは、僕のなかの東京像は永遠に脳内像であり続け、決して網膜像にはならない。
まぁ、単にTKG京都で見た奈良美智の木版画が意外にもよかっただけなんだけど。

類人猿 プット・オン・ユア・マウス

今日、うちの大学は健康診断の日である。
それはつまり1年の始まり、春の憂欝。
特に何の変化もない体を毎年こまめに我ながらによくチェックしているものだなぁ、まぁチェックしているのは医者であって、厳格な文字で印刷された去年の自分が語りかけてくることは“気にすんな”のみである。
まぁ、こんなにもぎょうさんの人等が問診を待つために行列を作るっていうのはなんかこう、くるよね。いろいろ。
しかも、就活を控えた3、4回生と新入生以外は受けなくてもよい。とされてる健康診断に、大事な午前中割いて人々が大行列を作っている目の前の光景に、昨今の健康ブームが貼りついている。