今期の朝ドラ、ブギウギは、始まる前から面白そう!と思って、割とコンスタントに見ています。
朝を見逃したら昼に、それができなきゃ土曜午前中のBS再放送で。
最近は録画して見たり。
笠置シヅ子の生涯は、ブギウギが始まる前から予習して、ある程度おさえてました。
なんと言っても笠置シヅ子は、朝ドラにすでに出てました。
何年か前の、「わろてんか」が吉本せいさんがモデルでしたので、息子の交際相手が笠置シヅ子ということを、その時はじめて認識しました。
なので、今回笠置シヅ子がモデルと知って、興味深々だったのです。
何よりその舞台がOSKから始まり、ワタシもうろ覚えながら知っている買い物ブギや、ビールの宣伝などでリバイバルされた東京ブギなど、ノリの良い楽しげなショーの場面が多く、宣伝のビデオだけ見ても楽しそう。
でもそれだけに、吉本頴助さんが早死にする事も知っていましたので、結核がひどくなっていく場面が多くなると、いよいよXデイの秒読みだなと、覚悟はしていました。
それで、昨日及び本日の放映は、ついにこの日が来たかと、画面に釘づけに。
実際は、子どもが生まれる少し前に亡くなったそうですが、ドラマでは出産直前の出来事に。
マネージャーや東京支部長に、愛助(頴助)さんの死を知らされたスズコはショックのあまり自失する。
悲しいのは、あんただけやない!と我慢できずに取り乱し、泣き叫ぶマネージャー。
その後、愛助さんからの手紙を読んで、当然ながら号泣します。
こんな子どもを抱く、団欒のシーンは、実話でもドラマでも、夢物語になってしまいました。
歳をとると涙腺がゆるむといいますが、この場面にはもらい泣きしました。
幸運にも子どもを授かった夫婦なら、こうした別れが本当に酷なことは、容易に想像できることでしょう。
せいさんも、こんなことなら初めから結婚を認めればよかったと、思ったのではないでしょうか。
それでも復活するスズコ(シヅ子)は、さらにヒット曲を連発し、戦前以上に活躍することになります。
そんなスズコ(シヅ子)のパワーには、本当にワクワクさせられます。
人を動かすパフォーマンスというのは、こういうものなのかと、改めて感動!
本当に泣き笑い。
松竹新喜劇の伝統でもありますね。
さらにしても趣里ちゃん、頑張ってます。
そのハマり具合に脱帽!
(^_^)☆