娘はなぜ中学受験をしたのか | 2023高校受験を振り返る(早稲アカ男子)&2025高校受験を準備する(個人塾女子)

2023高校受験を振り返る(早稲アカ男子)&2025高校受験を準備する(個人塾女子)

高校受験2023年終了組です(息子)。
中3から早稲アカに通って高校受験に挑んだ息子の1年を
思い出せる範囲で振り返りましたが、娘が高校受験(2025年)
に突入しそうなので、その辺も書くことにします。

息子(現高1)は運動が好きではあったが苦手で、勉強と言うか記憶力が非常に高い子供でした。そのため、最終的には勉強に全振りした方が本人にとっても良いのだろうなと思って見ていました。

 

結果として、勉強全振りにしても希望の高校には入れませんでしたが、まぁ、本人も仕方ないかというところまでは到達出来ていたので、見立てとしては間違っていなかったかなと思います。

 

それに対して娘(現中2)は走るのが好きで得意でした。小学校、中学校と運動会のリレー選抜に選ばれる程度に足は速く、学校対抗の駅伝選手にも選ばれるくらいに持久力もありました。特殊なスポーツ(身バレのためぼやかしてます)を保育園時代から始めて、努力をして結構なレベルまで到達してきました。勉強は…息子と違って普通ぐらいかな、と言う感じでしたので、この子はスポーツ系に力を入れた方が良さそうかな、と親は思っていました。スポーツで高校に行く、という意味ではなく、中学高校では体育会系の部活で都大会とか関東大会を目指す、と言うイメージで。スポーツをやっている時の娘は非常に良い表情をしていたので、その方が良いだろうと。

 

しかし極度の頑固さが面倒な方向へ進めてしまいます。

 

特殊なスポーツは、練習場所が限られており、学校が始まる前や放課後にその場所に行って練習をせざるを得ず、小学校時代は両親で送り迎えをしておりました。これ、結構大変でして、そんな日々を過ごす中で、中学高校とスポーツに集中させるなら、中学受験して中高一貫校に入れた方が良いのでは?との話が持ち上がりました。特殊なスポーツの友達も結構そのような子が多く、娘も何となく中学受験しようかな、との気分になっていきました。

 

息子が途中断念したのをちゃんと見ていなかったのか、兄より私の方が上、と言う良く分からない思い込みがあったのかはわかりませんが、4年生の12月頃に中学受験したい、と言い出しました。目指すのは、区立九段中等教育学校とのこと。

 

高望みしてるわけでもなく、目標としてはいい感じかもと思いましたが、そもそも特殊なスポーツを続けながら中学受験できるのか?との疑問もあり。。。中学受験するならいったん特殊なスポーツはお休みして、受験に集中し、受験が終わったら再開するという話を娘に提案しました…が、娘は断固拒否。両立させたい、と。

 

どちらかに絞らないと家計的にも厳しくなるのが目に見えていた(特殊なスポーツは息子の早稲アカ1年分の金額よりも費用が掛かるんですよねー)ので、そこは1カ月以上話し合った結果、娘は中学受験を取って、極端なことに特殊なスポーツを辞めてしまいました。

 

娘、二者択一の場合、両方欲しい!!!、と最後までごねるタイプでして、この時も最後までごねました。親は特殊なスポーツを辞めはしないだろうから、中学受験を諦めるかなと思ったら、まさかの特殊なスポーツの方を辞めるという荒業に出ました。本当にビックリでした。

一旦休むではなく、辞めるですから…。中学高校と特殊なスポーツに集中させるために中学受験の選択肢があったのに、最早何のために中学受験するかがスタートから分からなくなるという状態(笑)。

 

親としてはここまで頑張った特殊なスポーツを辞めるのはどうなんだろう?と思い、今度は辞めないように説得するという意味の分からない話になりましたが、娘は「辞めるって決めたから、辞めるの!!!」と逆に意固地になる始末。

 

本人が辞めるって言ってるんだから、何言ってもしょうがないかと、コーチに辞める挨拶に行ったら、全力で引き止められました(笑)。そりゃそうでしょうね、と。最後は「待ってるから、いつでも帰っておいで」と優しい言葉を頂きましたが。

 

こんな感じで娘は中学受験に向けて塾に通い始めることになりました。

区立中(≒都立中)志望なので、enaです。