先日息子が2学期中間試験の結果を見せてくれました。
見せてくれると言うことは、ある程度結果が良かったということ。結果はクラス2位でした。数学や英語が息子なりには良かったのですが、国語がガクンと降下しておりました。うーん、また相性の問題か?いい加減この辺は自分なりに払拭してもらわないと…。
息子に聞くと、校内実力試験で上位だった子はクラス15-20位くらいだったよと。あれ?鉄緑会で上位の子だよね?なんか失敗したの?と不思議に思ったのですが、息子曰く、「あいつは鉄緑の勉強しかしてないから、中間・期末は赤点取らなきゃいいぐらいの感じだよ」とのこと。
あぁ、塾全振りの子ね。
自分の頃もそうだったなぁ、と思い出しました。定期テストでは下位に沈んでいるのに、実力テストでは上位にくる子がいました。単純に普段勉強してなくて、もともとの能力が高い子だと勝手に勘違いしていましたが、後々聞くと塾の勉強しかしていなかったそうです(当時は駿台だったと思います)。
高校は義務教育でもないので、勉強の仕方は人それぞれですし、塾全振りでも全然構わないと思います。それなら高校行かずに塾だけ行って大検取ればいいじゃん、と言う人もいるでしょうが、大検は大検で面倒ですし、高校での青春も捨てがたいものがあるのでしょうから、親が納得できるならこんなやり方もアリだと思います。
高校受験と違って大学受験では高校の成績はほとんど反映されませんしね。推薦取りたい人は定期テスト頑張る必要ありますが、それ以外の人はほぼ関係ありません。
息子は「塾行かずに現役で受かるんだ!」と意気込んでいますが、うまく学校の先生を使い倒して、それでも不安になるようなら塾にでも行けば良いと私は思います。
自分は塾に行きませんでしたが、効率的に自分の能力が伸ばせるのであれば、塾に行くのを無理に敬遠する必要もないのかな、と思います。
息子の通っている学校は、6割ぐらいが第一志望東大らしい(あくまで1年生の段階)のですが、とてもそんな感じには見えませんねー。夢は大きく、は良いのですが、ある程度上位の高校に入ったら、とりあえず東大、って考えはやめた方が良い気がします。
高校から、「1年の間に大学見学して、理想と現実のギャップを認識するように」とのお達しも出ているようなので、息子も夏休みを利用して見学に行っていました。息子はさらに希望大学に行きたい気持ちが芽生えたようです。頑張って入れると良いのですが。