学校説明会の感想(2024年東京都市大学等々力高校) | 2023高校受験を振り返る(早稲アカ男子)&2025高校受験を準備する(個人塾女子)

2023高校受験を振り返る(早稲アカ男子)&2025高校受験を準備する(個人塾女子)

高校受験2023年終了組です(息子)。
中3から早稲アカに通って高校受験に挑んだ息子の1年を
思い出せる範囲で振り返りましたが、娘が高校受験(2025年)
に突入しそうなので、その辺も書くことにします。

今年子供に受験生はいませんが、来年娘が高校受験のため、2年のうちから学校説明会に参加しています。そもそも2年生が参加できる説明会はあまりないので、娘が希望する学校はほとんど回れていません。その中から、併願優遇候補の説明会に参加してきましたので、ご紹介しておきます。

 

東京都市大学等々力高校になります。

 

東急大井町線の等々力駅から徒歩7-8分ぐらいですかね。ちょっと坂を上りますが、たいしてきつくはありません。ただ遅刻しそうになった場合は、走ることになるのでちょっとハードになるかも。

 

説明会は学校とは道路を挟んで向かい側にある自習室がある建物で実施されました。

よくわかっていなかったのですが、当日は入試問題説明があったので、周りの皆様は3年生とその保護者様の様で、うちの様な2年生風情がいる雰囲気ではなかったですね。

 

説明会~校舎見学で気になったポイントは8つ。

 

1. 東急グループ

創立者が五島慶太と聞いて、あら東急グループ?ってびっくり。学校法人五島育英会が運営しているのかな。東急が学校運営に関わっているとは思っていなかったので、ちょっと興味そそられました。

 

2. TQノート

この学校の特色の一つだと思いますが、TQノートなるものがあるそうな。TQ=Time Quest=時間管理と言ったところでしょうかね。毎日の勉強時間管理を自分で計画しそれを先生と共有し日々コメントをもらい、家庭とも共有してさらに家庭からもコメントをする、と言う一種の幼稚園や保育園の連絡帳的使い方に近いのかも。もちろん勉強管理の意味で。強制的に自主計画立案をさせ、それを実行し、その後評価を行う、と言うある種PDCAを回す感じですが、この辺の偏差値層にいる生徒にはある程度の強制力を働かせつつ、自主性を促す様に成長させるというのは妥当かなとも思います。ただ、高校生になってまで親がコメントするとかやりたくはないですけどね。。。

 

3. noblesse oblige

本来はこれが最初に来ないといけないんでしょうが、説明してくれた校長があまりしゃべりがうまくなく、頭に入ってきませんでした。「高潔な士にはそれ相応の責任と義務が伴うから、そのような行動が出来る若者になってね」と言うことかな、多分。思想としては良いと思いますが、それをうまく教育に落とし込めているのかは…、私にはわかりませんでした。話を聞いてる限り、現役で大学に入るために頑張る高校、と言う感じでしょうか。

 

4. 現役進学率が高い

現役で入ることに拘りを持っている感じで、その辺は娘と合いそうな感じでした。少なくとも学校での勉強サポート体制を見ていると、塾に行く必要はないのかな、と思えました。ベネッセと協力関係にありそうでしたし。

 

5. 教室はガラス張りで廊下から全部見通せる

校舎見学した際の印象としては、教室の中が全部廊下から見えるという点。これは慣れると問題ないのでしょうが、最初は落ち着かないかも。廊下の反対側の教室も丸見えですしね。おかげで狭い印象はなく、広くきれいに見えました。

 

6. 図書室は…ちょっと

過去に色々な学校を見てきましたが、ここまで図書室が小さくしょぼいのは初めてだったかも。娘も「ないわ…」との発言。私立って図書室とか充実してそうなんですけどね。どちらかと言うと自習室を充実させてる学校なのかも。

 

7. グランドが狭い

中学と高校が一緒の敷地にあるにも関わらず、グラウンドが狭い!説明会の前に上映されていた体育祭の様子で狭そうだな、と思ってみてましたが、本当に狭かった。。。ここで中1~高3まで使っているのかと思うとビックリです。巣鴨レベルかも。

 

8. 体育祭の競技が懐かしい感じ

説明会前に流れていた動画に体育祭があったのですが、種目が懐かしすぎると言うのか、小学校のそれでした。玉入れ・綱引き・竹取物語・大玉転がし等。ある意味高校生が本気でこの辺の競技をやったら面白いのかも。

 

色々書きましたが、娘が今の成績のまま中3になったら、併願優遇先としては妥当な感じかなとの印象でした。娘も全拒否、と言う印象は持っていない様子。

 

 

昨年見た息子の学校見学からはだいぶ偏差値が違う層になりますが、それもまたそれで面白く見学出来てますね。