■マネジメントの発明者■~別の道を歩むドラッカー~ | ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬

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”なんの浮世は三文五里よ。ぶんとへのなるほどやってみよ。”
乙女姉やの失意の手紙への返信に記した、龍馬のポジティブ思考が表れている言葉
”くよくよせずに前向きに行こう”と勇気づけられる。
同様にドラッカーの言葉も、時代を超えて様々な示唆に溢れています。

おはようございます。

小雨の降る高知の朝です。

この雨も間もなく上がり、
日中は晴れて真夏の暑さになりそうです。

金曜日、今日も一日よろしくお願いします。
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ドラッカーは
産業社会の到来と組織の登場、
という見解がもたらした衝撃は
非常に大きかった、
とした。


クレイムズは、
ここで紹介した
『「経済人」の終わり』と
『産業人の未来』の二冊がなければ、
『企業とは何か』が世に出ることはなかっただろう、
とドラッカーは述べていたとする。


そして、
これら二冊の売れ行きがよかったため、
同じ版元が『企業とは何か』の出版を
引き受けてくれたのだとし、
さらに続ける。








「『企業とは何か』が刊行されなかったなら、

 ピーター・ドラッカーは

 マネジメントの発明者にはならず、

 ベつの道を歩んでいたかもしれない。

 そのような可能性は想像したくもないが。」



(『ドラッカーへの旅 知の巨人の思想と人生をたどる』 エピローグ)