■社会の一員としての企業■~マネジメントは重要な担い手~ | ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬

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”なんの浮世は三文五里よ。ぶんとへのなるほどやってみよ。”
乙女姉やの失意の手紙への返信に記した、龍馬のポジティブ思考が表れている言葉
”くよくよせずに前向きに行こう”と勇気づけられる。
同様にドラッカーの言葉も、時代を超えて様々な示唆に溢れています。

おはようございます。

曇り空が広がる高知の朝です。

この雲、午後には雨に変わりそうです。
蒸し暑い一日になりそうですね。

木曜日、今日も一日よろしくお願いします。
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ドラッカーは『産業人の未来』で、
産業社会の到来と組織の登場を、
19世紀末から20世紀はじめには
まったく見られなかった現象だ、
とした。


しかもその違いは、
仕組みや形だけでなく、
理念や機会にまでおよぶのだ、
と続ける。


クレイムズとのインタビューで、
ドラッカーは話しはじめてほどなく、
自分はマネジメントを社会の
重要な担い手へと押し上げた、
という趣旨のことを語っていたが、
それまでは誰も、
企業を社会の一員とは
見ていなかったのだとし、
次のとおり続ける。







「わたしがもたらした衝撃は

 非常に大きかったのです。

 その衝撃は永遠につづくものではないですがね。」



(『ドラッカーへの旅 知の巨人の思想と人生をたどる』 エピローグ)