おはようございます。
明るい陽射しの高知の朝です。
一日晴れて初夏の陽気になりそうです。
土曜日、良い週末をお過ごし下さい。
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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬
新聞社の同僚だったヘンシュは、
ドラッカーを慰留に来たのだったが、
ドラッカーの決心は固かったため、
ヘンシュは態度を変え怒りをぶちまけた
とした。
ヘンシュは、
ドラッカーの賢さに
いつも妬みを抱き、
会社を辞めたいと考えていたが、
カネと名誉と権力がほしいために
辞められなかったと言った。
そしてヘンシュは、
「忘れるなよ。オレは必ず名をあげてみせるからな」
と言い放ったが、
この言葉にドラッカーは時代の行く末を見た。
ドラッカーは、
『わが闘争』にしたためた誓いを
ヒトラーは確実に実行に移すだろう、
と確信した。
「ヒトラーのこの著書には、
数年後にヨーロッパを襲う
大量虐殺の青写真が描かれていたのだ。」
(『ドラッカーへの旅 知の巨人の思想と人生をたどる』 エピローグ)