■知識、理論、コンセプト■~肉体労働者から知識労働者へ~ | ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬

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”なんの浮世は三文五里よ。ぶんとへのなるほどやってみよ。”
乙女姉やの失意の手紙への返信に記した、龍馬のポジティブ思考が表れている言葉
”くよくよせずに前向きに行こう”と勇気づけられる。
同様にドラッカーの言葉も、時代を超えて様々な示唆に溢れています。

おはようございます。

快晴の川崎の朝、冷え込みました。

強烈寒波が居座って、
西日本でも記録的な降雪で
被害が出ている。

この寒さはまだ続きそう、
お気を付け下さい。

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今日の先進国では、
労働人口のほとんどは
組織に所属して働く。

ドラッカーは、
今日の社会は被用者社会である、
とする。

わずか一世紀前には、ほとんどの人、
特に農民は一家で働いていた。
きわめて小さな集団のなかで働き、
仕事は家を中心に行っていた。

今日、労働人口の中心は
肉体労働者から知識労働者へと移った。
あらゆる先進国で、労働人口のますます多くが、
手だけを使って働くことをやめ、
知識、理論、コンセプトを使って働くようになった。
 


「知識労働者といえども、

 必ずしも高学歴は必要ない。

 文書のファイリングには、

 高度の知的能力や高等教育は必要ない。

 しかしその道具は、ハンマーや鎌ではなく、

 アルファペットという高度に抽象化した道具である。

 物ではなく記号である。」


~「マネジメント【エッセンシャル版】」-第3章 仕事と人間 9 新しい現実」