■社会の中核的な存在■~自らに特有の使命、目的、機能~ | ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬

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”なんの浮世は三文五里よ。ぶんとへのなるほどやってみよ。”
乙女姉やの失意の手紙への返信に記した、龍馬のポジティブ思考が表れている言葉
”くよくよせずに前向きに行こう”と勇気づけられる。
同様にドラッカーの言葉も、時代を超えて様々な示唆に溢れています。

おはようございます。

快晴の川崎の朝です。
冬将軍が南下、昨日と比べると
とても寒い一日になりそうです。

防寒を完璧に。
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ドラッカーは、
行政組織は、
目標と、優先順位と、
成果の測定は不可欠である、
とした。

そして、行政組織は
社会の中核的な存在であり、
コストのかかる存在である、
と続ける。

したがって、
行政組織の目標と成果については
監査が不可欠である。

あらゆる政策、法律、計画について、
目的の達成可能性、目標の正しさ、
優先順位の検討有無、
成果の公約との合致度合等を
問わなければならない。


「公的機関に必要なことは、

 企業のまねではない。

 もちろん、成果について評価することは必要である。

 だがそれらのものは、

 何よりもまず、病院らしく、行政組織らしく、

 政府らしくなければならない。

 自らに特有の使命、目的、機能について

 徹底的に検討しなければならない。」


~「マネジメント【エッセンシャル版】」-第2章 公的機関の成果 8 公的機関成功の条件」