「府中けやきフェスティバル」で習甦(しゅうそ)と対局したぞ! | ダラダー夫婦さぼちゃんとむしょくんの日記

ダラダー夫婦さぼちゃんとむしょくんの日記

一緒にダ・ラ・ダ・ラしましょう。

昨日、2月のプレイベントに引き続き、「第8回 武蔵の国 府中けやきフェスティバル」が開催されました。

イメージ 1
このイベントは、ことしで8回目を迎えました。
府中市の市長さんからお祝いのご挨拶。

イメージ 2
このイベントは、日本女子将棋協会(LPSA)が主催しており、LPSAの女流棋士の対局をメインに、ちびっ子の団体トーナメント戦、プロ棋士による指導対局、そして今年は、コンピュータ将棋との対局があたらしいメニューに加わりました。

イメージ 3
どうやら、この男の子が、コンピュータと戦うようです。
コンピュータは、府中市在住の、竹内章さん(VAIOの後ろの方)つくった習甦(しゅうそ)です。

イメージ 4
対局がはじまりました。
この子は、府中市立第九小学校の2年生だそうです。

イメージ 5
コンピュータの4枚落ちですが、男の子は2枚落ち定跡を用いてきました。
解説は中座真七段(画面右)です。
府中市在住、中倉彰子女流のだんなさんですね。

イメージ 6
大観衆の前ですが、男の子はあまり緊張する様子もなく、集中しているようです。

イメージ 7
「と金」もできて、男の子優勢です。

イメージ 8
だいぶ、落ち着いているようですが、人間は不完全です。
コンピュータは常に最善手を指してきます。

イメージ 9
き、気が付くと、角をとられ、と金もとられ、厳しい状況になってきました。

イメージ 10
しかも、30秒の秒読みがはじまりました。
習甦(しゅうそ)は1秒に2万手!も読むそうです。

イメージ 11
秒読みで頭をかしげるシーンが多くなってきました。
いっぽう、習甦(しゅうそ)の深い読み筋がスクリーンに映ります。
この時、男の子の心境はいかばかりだったのでしょうか。

イメージ 12
ついに、飛車も召し取られそうです。
場内の悲鳴が聞こえてくるようです。「男の子、がんばれ!」

イメージ 13
それでも、男の子はあきらめません。

イメージ 14
馬を引き付けて、入玉を目指します。

イメージ 15
男の子が、対局開始後、ここではじめて盤上から顔を上げて、ふっと会場の観客に目を向けました。
なにかを、伝えようとしているのでしょうか?

イメージ 16
さらに防戦を続けましたが、この後十数手で男の子の投了となりました。
男の子、よくがんばったね。

イメージ 17
さて、ステージでコンピュータ対局の進行中、ちびっ子トーナメントの方も熱気を帯びていました。

イメージ 18
午後は、中倉宏美 女流二段,中倉彰子 女流初段による姉妹対局です。

イメージ 19
本局は、中倉彰子 女流初段の勝ちでした。
彰子先生の将棋教室には、いつもたっくんが通っていてお世話になっています。

たっくん?今日のコンピュータ将棋で奮闘した男の子、たっくんにとてもよく似ていたぞ?

イメージ 20
たっくん、今日の大一番で、もう精根尽き果てました。
ご苦労さまでした。