いよいよサハラマラソン、スタートの朝を迎えました。
日の出と共に起き、今日からはずっと自炊生活です。
今日はワンダーの仲間からもらった宇宙食の「ライスケーキ(きなこもち)」「杏仁豆腐」
あとカップラーメン(リフィル)とミックスフルーツ缶詰。
もうしばらく新鮮なフルーツは食べられません。
ウエアや荷物・装備の支度をして、いざ出陣!天気もサイコ~!
スタート地点はお祭り騒ぎ!
何か説明しているが、フランス語なので分かりません(ーー;)
でも誕生日の選手を紹介して、みんなで「ハッピーバースデイ、トゥーユー」と合唱♪
彼は柔道着で走りました!
いよいよサハラマラソンスタート!
この瞬間を何度も何度もイメージしてきました。
感動の瞬間です。
といっても、マラソン並みに飛び出す人、ゆっくりの人、始めから歩く人。
先は長い・・・
それぞれマイペースで始まりました。
今日のコースは33.8km
事前に渡されたロードブックに、毎日のコース説明と簡易地図があります。
ただし、前後に選手がいるので迷う事はありませんね。
始めは民家や畑?もあり、地元の子供も応援してくれます。
遺跡らしき所も通ります。
2時間以上走ったところで、、大問題発生!
タム計測のために足につける計測チップ。
マジックテープで止めてあったのが、いつの間にか無くなっている~!!
スタート前にも確認して、右足にあったはず。
もうパニックです!日本では、無くしたら失格の大会もある。
『初日でもう失格か・・・』
『探しに戻ろうか』『スタッフにどう伝えたらいいんだろう』
パリダカはマシントラブルでリタイヤ。
サハラまでチップ無くしただけで、失格・リタイヤになったら・・・
とホント泣きそうになりました
めっちゃ落ち込みながら走っているとフランス人選手が話しかけてきた。
「調子はどうだ」と
「調子はいいけど・・・実は計測チップを無くした。どんなペナルティかしってるか?」
と聞くと「70ユーロを払えば大丈夫だ」みたいな返事。
とりあえずホッとしながら、次のチェックポイントまでとりあえず急ぐ。
14km地点のチェックポイント到着
スタッフに伝えると『とりあえずビバーク(ゴール)へ行け』と
手書きでタイムチェックしていたようなので、失格にはならないらしい。・・・ホッ
ちなみに10~15kmおきにチェックポイントがあり、水が補給されます。
(次の距離や難易度に応じて1.5Lを1~2本)
写真の彼は地下足袋で走っていました。砂は全く入らないらしい。
ただ、底が薄いので石が痛いと、次の日からはシューズ(笑)
アイアンマン、ではなく「アイロンマン」
ゴールではアイロンがけパフォーマンスをしていたらしい。
こんな岩山も登ります。
登り切ると、遙か彼方まで続くルートに唖然。
コースは砂の上に岩やガレ石が多いです。
これでマメができやすいのかも。
1日目、前半はゆっくり走って、後半は早歩き。
6時間17分かかってゴール。
さっそく、レセプションに言って、チップを無くした事を伝える。
心配そうな僕に、スタッフは笑顔で、
「問題ない、テントでまってろ」とのこと。
本当に大丈夫か?と心配も残るが、とりあえず失格はなさそうなので、気分を切り替えてテントに戻る。
テントでは先にゴールした日本選手や他の国の選手も、温かく迎えてくれる。
同じコースを走ってきた仲間、これがホント嬉しい。
ゴール後は、1.5Lの水を3本支給される。
これで、明日の朝までの食事、洗濯、洗顔等すべてまかなう。
まだ汚れが気になる初日。
顔や頭を洗ったり、洗濯してたら、水が足りなくなりそう・・・!?
実際ギリギリでした。
明日から気をつけよう。
夕方になったら、スタッフの女性が、計測チップを持ってテントにやってきた。
どこかに落ちていたらしいが、こちら側のミスなのでペナルティは無いと。
取り付け部分が甘かったのか?とりあえずは良かった・・・ホッ
ただ「コンピュータに通さないといといけないから、スタート地点へ行け」とかなんとか。
正直、英語力中学以下の私にはよく分からず、とりあえずスタート地点へ。
よく考えたら、まだスタート地点なんてないし、よく分からずレセプションで聞くとスタッフもよく分からず。
だれかが「明日のスタートはゴールと同じだ」という事で、ゴールに行きスタッフに聞くと、その人は分かっていて、砂だらけのノートパソコンで処理してくれた。
これで一安心。
初日は暑さにも順応して体や足の調子もよくゴールできたけど、計測チップの件で精神的に疲れました。
さあ、明日はサハラを思いっきり楽しむぞ!