そうか、君はもういないのか | 乳がんⅣ&肺がんⅣな主婦の日記

乳がんⅣ&肺がんⅣな主婦の日記

2007年乳がん発覚、2015年乳房再建、2018年肺がん発覚、2020年乳がん再発転移。
夫と娘、ワンコとのジェットコースターな日々。

ワンコが虹の橋を渡りました。

 

昨年11月半ばに骨折し、手術をしました。

1週間の入院中に、分離不安からなのか

全身麻酔のせいなのかわかりませんが

ご飯を食べなくなり、退院したときには

経鼻胃管が挿入されていて、水分とリキッドを

そこから入れていました。

少しずつ口から食べられるように

好きなものを好きなだけ食べさせていましたが

それも次第に食べなくなりました。

定期的に血液検査をしていましたが

腎不全ということでした。

 

経鼻胃管からの注入とてんかん発作の薬を

3時間ごとにするために、家族3人で24時間

交代しながら、2ヶ月間介護してきましたが

とうとう娘の腕の中で闘病を終えました。

14歳11ヶ月。来週が誕生日でした。

 

2ヶ月の間、家族間で介護の方法でギスギスしたり

寝不足でオムツ交換や体位交換を忘れたり…

でも濃密で結束できた日々でした。

 

お寺で葬儀をしてもらい

お骨は3人と一緒に帰宅しました。

 

ワンコの介護を通して、

自分の死に様を考えることもできました。

わたしは早めに緩和ケアに入院したいな。

 

いつも優しい言葉をかけてくださるブロ友さん。

今回はコメントに泣きそうなので

コメント欄閉じさせいただきます。

 

申し訳ございません。

 

表題は城山三郎さんの大好きなエッセイ、

肝臓がんで亡くなった妻の面影を追う…

今のわたしと同じ心境です。