高野山、再び(7) | (続)ワタシ、サビてます。

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個人の日々の”よしなしごと”を、ただ綴っています。

高野山備忘録も、これで最後。

高野山へは6月7日の金曜日に行ったのだが、毎年6月第二日曜日は、弘法大師の生誕を祝う「青葉まつり」が開催され、その前夜は「高野ねぶた」の奉燈行列がある。

と、現地の広報ポスターで知った。また違った風景が見られたかと思うと惜しいが、混まずに観光できたと思う事にしよう。

 

さて、旅行での楽しみは、”猫集め”。前回、恵光院さんの毘沙門堂の脇で、ご飯を食べる猫を見かけたが、今回はおらず。

その代わり・・・

 

 

奥之院一の橋に近い、「清浄心院」さんの前を通りかかった時、私の猫アンテナに入って来た、山門の眠り猫。よく見ないと猫に見えない?


さて、帰りは極楽橋から難波まで南海電鉄の特急を利用したが、途中駅「九度山」(真田昌幸・幸村親子が隠棲生活を送った地)のホームの売店、おむすびスタンドの「ジビエ」の文字が気になった。また、隣駅の「高野下」駅の駅舎はホテルになっているらしく、朝食は九度山駅の、そのおむすびスタンドの朝食が付いているらしい。

 

色々と後ろ髪惹かれながら、難波に11時頃到着。せっかくだから、南海電鉄の難波駅から近いスポットへ立ち寄った。

 

その前に、早めの昼を近くの蕎麦屋さんで。


(「十割蕎麦 らく屋」さん)

 

難波にいることを忘れそうな、昭和レトロな造りの部屋と中庭。


(鴨のつけ汁(つくね入り)

 

名物という、鴨のつけ汁蕎麦。十割蕎麦は、塩だけで食べても美味で、鴨のつけ汁を蕎麦湯で割って、最後まで楽しめた。

 

帰り際に玄関で猫発見。

 

 

お店を出て、すぐ近くにある「難波八阪神社」へと向かう。総本山は祇園の八坂神社で、八「坂」は大阪の「阪」の字。大阪市の無形民俗文化財として”綱引き神事”が行われるそうだが、もともと綱引きによる年占いの祭事が、神社祭神の一柱、素戔嗚尊に因み、縄を綯って”八岐大蛇”を模した綱での綱引きと、綱の近隣巡行をするようになったとか。(参考:大阪市役所 綱引神事)

 

(映えている、獅子殿)

 

大阪空襲で焼失した本殿と共に、昭和49年に造営された獅子殿。口内は舞台で、又目はライト、鼻はスピーカー内臓らしい。

獅子はネコ科であるだろうから、一応「猫集め」。

 

予想はしていたが、我々のように、インパクトのある獅子殿目当てか、とにかく人が多かった。駅へ戻り、高島屋で職場へのお土産を買うことに。


(「ポンポンジャポン」と、「五感GOKAN」のお菓子)

 

(ベーカリーウィーク?に出ていた「玉出 木村屋」)


 

一番人気という、ヴェネチアーナと、デニッシュロールケーキ。

近鉄電車の中で、さっそくロールケーキ食べたけど、中のジャム、何だったっけ?

 

夕飯を作る気がなかったので、何か買ってこ、と、いろいろ探していて発見!これ、ぜひとも食べてみたかったよ~!

 

(「御菓子司 絹笠」の”とん蝶”の白蒸し)

 

三角なおこわ。350円(税抜)という嬉しいお値段。好きっ!

消費期限が当日中だから?阪神エリアでしか売ってないみたいで、高島屋の銘菓百選で見つけた時は、小躍りしたわ。包装を外し、少し水分を含ませてレンチン。昆布と大豆、カリカリ梅の、なんか懐かしい味。

季節限定のもあるみたいで、今度、姉が帰省する際、リクエストしてみよう。

そして、やっぱり、「551」。

 



豚饅とエビしゅうまい。

なぜか大阪の味で締めくくった高野山の旅であった。