熊谷守一つけち記念館 | (続)ワタシ、サビてます。

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個人の日々の”よしなしごと”を、ただ綴っています。

晴れて気温が一気に上がった、先週末。

二週間前に、木曽の柿其渓谷と馬籠へ行ったばかりだが、桜や花桃には早かったので、今頃が満開であろうと、中津川へ出掛けてみた。

とはいえ、同じ場所へ行くのはつまらないので、”裏木曽街道”=付知、加子母方面へ。

最初の目的地は、付知町出身の画家、熊谷守一氏の記念館。

(熊谷守一つけち記念館 2015年開館)

 

1階に2つの展示室、2階に1つの展示室があり、熊谷氏の初期の~晩年の作品、また企画展「カルサンと小鳥」の展示があった。

若い時代はフォービズムの作風で、後年は、身近な生き物や植物、風景などを、単純な形態、赤い輪郭線と明瞭な色彩で描く「モリカズ様式」を確立させた画家。猫もたくさん描いたためか、記念館の外壁に猫。

 

(記念館の入館チケット)

 

展示物や掲示パネル以外の撮影はOKとのこと。

 

 

外には、熊谷氏が晩年暮らした東京豊島区の家の庭を再現。柵の向こうには、付知川が流れている。

 

 

シデコブシと椿の花が咲いていた。

 

ゆっくり鑑賞した後、付知~加子母へ行き、昼食をとることに。加子母には、いつも行くイタリア料理店がある。前回訪れたのは、約9年前。

 

(乳製品、卵、ナッツを使わない「IL FIORE」さん)

 

(芽キャベツのポタージュとフォカッチャ)


(前菜)


(恵那地鶏のパスタ)

 

(ボロネーゼのニョッキ)

 

(豆乳のパンナコッタ 苺ソース)


(クッキー)

 

素材の味をしっかり感じる料理。御馳走様。

美味しくお腹を満たした後は、さらに下呂方面へ足を延ばし、かしも産直市へ。

 

 

以前、産直市の隣にあった「木っ端市」が「Gift Terrace」という名前でリニューアルされていた。木製の日用品、家具などがあり、馬籠で買えなかった落し蓋などを購入。

 

 

付知や加子母を含む東濃地域は、良質なヒノキの生産地。木製品の店も多い。Gift Terraceを見た後は、モクモクセンターで、何か良い木っ端材がないか探すため(過去記事★)、来た道を引き返した。ここでも種類の違う落し蓋やタナーなどを購入。

 

買い物後、満開の桜や、花桃を見ながら、R256からR486(付知峡)の方へと入った。

 

 

やはり、この辺りは、名古屋より2週間ほど後が見頃のようだ。

 

 

花桃の写真を撮ろうと車を停めた近くで、可愛い子発見。見事な赤毛の、人懐っこいワンちゃんだった。

ここから付知峡を見下ろしながら、さらに登っていくよ~。

 

 

旅の備忘録は続く。