青森 番外編4 | (続)ワタシ、サビてます。

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個人の日々の”よしなしごと”を、ただ綴っています。

(青森旅行 帰る前の備忘録)

 

3月1日からの1泊2日旅行で、帰りのフライトが欠航となり、1日予定外に青森を楽しんだ。

天気は相変わらず雪がチラついていたが、晴れ間もあった。前日の二の舞にならぬよう、フライト状況を逐次チェック。順調に運行しているが、最後まで気が抜けない。

 

棟方志功記念館、青森県美術館へ行った後、15時前には青森駅へ戻り、一息つくことに。

 

 

駅の北側、陸奥湾の青森港岸東西に掛かる青森ベイブリッジ周辺の「青森ウォーターフロント」。

 

(青函連絡船メモリアルシップ 八甲田丸)

 

ブリッジ下から眺めたのみだが、青函トンネルが開通する(1988年)迄、23年間、青森-函館を往来していた連絡船。列車まで搭載していたなんて。八甲田丸のその先には、「津軽海峡冬景色」の歌碑があるそうだ。 

♪わぁ~たしも、ひとりぃ~、れんらくぅ~せ~んに のり~♪の連絡船!「凍えそうなカモメ」がいないか、つい、探してしまう。

 

そして「A-Factory」へ。

 

 

主にリンゴをテーマにした、ちょっとオサレな青森土産が買え、シードル工房もある。レストラン、カフェ等もあり、3時のおやつの時間だったので、お茶することに。

 

 

「SKIPEGG」さん(過去に、弘前アップルパイ総選挙で三連覇を果たした「ボンジュール」さんの姉妹店)のアップルパイ。

 

 

 

フォークもらったけど、かぶりつくべし!甘酸っぱくて美味しい。私はアップルジューで追いリンゴ。リンゴリンゴ~♪


そして、すぐ食べるはずが、欠航により無防備のまま持ち運ばれ、ちょっと崩れたり、潰れたりの”被害者の会”を開催(笑)。

 

 

「バナナ最中」と貼り紙がのある、県内のお菓子屋さんの前を通るたびに気になっていた。五所川原の立佞武多の館の横にある「マルコーセンター」という小さ目の地元鮮魚市場へ寄った時、レジ横で見つけたのを一つ。

 

 

白餡の中にバナナが練り込まれ、バナナ好きとしては、好き。

 

金木の「産直メロス」で見つけたスチューベン。

 

 

いつも、秋に長野に行くと必ず買うスチューベンだが、生産量日本一の青森のスチューベン。美味しくて、飲むように食べたわ。

 

この生産地の鶴田町、”つる多ハゲます会”という、頭部の明るい方々がポジティブに活動する会がある。明るいねぇ~!

 

さて、このウォーターフロントで、多くの観光客が行くのが、「ねぶたの家 ワラッセ」だろう。

 

 

この建物は、オランダ・ユトレヒト出身の建築家による設計。建物は朱色のルーバーで囲まれ、回廊になっており、所々捻じってできた隙間から出入りできる。

 

空港バスの乗車まで、少し時間があったが、弘前、五所川原でねぷたを沢山見て来たので、ま、いっか・・・と、スルーしかけるも、ちょっと建物に入ってみた。ねぶた展示のあるミュージアムへ入るには有料だが、土産物ショップがあり、その隙間から一部見えていたりする。

 

ロビーで、津軽塗りの「イシオカ工芸」さんの出店があり、何か記念にと、茶さじを1本、にぃさんに買ってもらった。

 

 

津軽塗の代表的な模様で、最も目にするは「唐塗」の模様。”塗り”と”磨き”を約40の工程で繰り返してできる模様が、サヴィ模様だわ。

 

タイムアップで、湿雪の降る中、空港へ。

 

 

FDAのカウンターで「今日は飛びますよね?」と確認し、搭乗手続完了。いや、2日続けて欠航したら、”ねぶたマスク”付けて、空港で暴れるわ。

 

他社便の遅延等のアナウンスが流れる中、「只今より、空港除雪隊による滑走路の除雪をおこないます。その様子は展望台からご覧になれます」とアナウンスあり。この除雪隊は隊列で重機作業し、”ホワイトインパルス”と呼ばれているそうだ。

 

見たいけど、夕飯食べるわ~。


普通の煮干し中華そばを注文しようとするにぃさんを阻止し、塩牛乳ラーメンと、津軽名産しそ巻梅ラーメン(各920円)を。

 

 

最初、訝しげに食べ始めるにぃさんだが、「あ、美味しい!」と。シャビシャビのクリームシチューのラーメンのような感じ。

 

私は一目惚れならぬ、一口惚れした紫蘇巻きあんずならぬ、紫蘇巻梅のラーメン。これもなかなか美味しい。

 

ラーメン食べながら、にぃさんが何やら静かにザワつく。大きいお姉さんたちがチラホラ。秋田で試合を済ませた、バス女子子アイシンチームの方々だ、名古屋行きフライトに同乗。

 

降ってるねぇ~。

 

 

飛行機の内側から撮影して、何にこれ?な画像だが、飛行機の翼に除雪氷駅を吹きかけている。雪国の空港ならでは。

 

安全に飛ぶための作業、ありがとうございます。

 

機内サービスのお菓子。やっぱり選ぶはリンゴジュース。

 

 

何だかんだ、欠航があっても、日曜日に帰宅できて良かったが、早朝に車通勤で出社するにぃさんには、大事をとって休んでもらった。

 

1泊2日ならぬ、2泊3日で、青森のほんの一部しか観光しなかったが、他の地と同様、行くことにより、その地に親しみが湧き、今までスルーしていたことにも興味が持てる。また、機会があれば、行きたい地域の一つとなった。

お土産など、もう少し余韻の備忘録を続けてみたい。